「永遠のゼロ」

「百田尚樹」さんは、今年注目され、本の売り上げも伸ばした作家です。

テレビのドキュメント番組で「趣味は自分の本の売り上げをチェックすること」と、何とも従来の「作家」ではおよそ言わなかった発言に少々驚きました。

「本屋大賞」が最近では、作家にとって一番嬉しい賞とも言われているようで「直木賞」なんかよりも嬉しいと豪語したとか・・・

で、ミーハーな私としては映画化もされるというので、まず「百田尚樹」デビューとして手始めに「永遠の0(ゼロ)」を手にしました。
文庫で解説入れて589頁。

エピローグ
第一章から第十二章
プロローグ

各賞は、健太郎と姉の慶子が自分達の血のつながった祖父宮部久蔵と共に戦ったゼロ戦生き残りの人を訪ねて話を聞き出すと言う内容。

最初はゼロ戦の仕組み、搭乗員たちの戦地での生活、闘い振りで綴られていて、何度、途中で読むのを止めようと思ったかしれません。

が、先にも述べたように、百田尚樹さんの著書をもし1冊読むとしたら、映画化されるこの本をと思ったのだから、記録のような箇所は斜め読みでした。

詠み始めた日、読了日だけは手帳に記しているので、この本は6月5日から8月4日まで二か月も掛かっています。


画像


でも、でも、図書館から借りた本なら良いですが、お金を出して、百田さんの印税収入に一役買っているのだから、我慢して、我慢して最後まで隙間時間の積み上げで読みました。

何故、進まなかったか?

それは、百田さんには申し訳ないですが、「資料化」された本との批判もあるようですが、ゼロ戦の事の羅列で戦闘機にも戦争そのものにも、特に強い関心は無く、負の戦争を「ゼロ戦」から捉えた小説を、こうした長々した小説を面白いと思える人も居るのかな~~と・・・
少々不謹慎ですが、好みの問題なので進まないのでした。

読み進む内に、果たして、こんなインタビューばかりで終わるのかな?
と思っていましたら、第11章「最期」の章で頁にして525頁から530頁の箇所で、作者が一番言いたかったこと、つまり、この姉弟の取材の目的が此処に現されていました。

つまらなかったゼロ戦戦闘機乗り達の話が、此処で一転しました。

やはり少し、ウルッとしました。

これを言わんが為に、端折って書かれたら、この驚きと感動も無かったかもしれません。
その「驚愕の事実」を言ってよいのかどうかは??です。

12月21日に映画は公開されるようですが、私は映画は観なくても良い(観たい方の方が多分多いでしょうけど)、百田尚樹さんの著書もしばらく(?)は離れます。


永遠の0 (講談社文庫)
講談社
百田 尚樹

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 永遠の0 (講談社文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


"「永遠のゼロ」" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント