【BILL EVANS】を観る

シネ・ウィンドでの上映日時、時間をうっかりして

見逃してしまった「BILL EVANS」を高田まで観に行ってきた。

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新潟駅前11:40⇒高田駅前13:54高速バスで

高田まで行くのは初めて。Suica利用で2,000⇒1,700-

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レトロな佇まいの駅舎

IMG_0015.JPG駅から映画館「高田世界館」まで5分。

映画館を確認して1時間ほど時間の余裕があるので、正にそのまま「世界のトナリ」という名のカフェでシフォンケーキと珈琲を。

隣の路地でバザーをやっていたので、小さい子供連れのママ&パパ達が寛いでいた。

高田城址公園までは歩いて20分もかかるので、今回はパス。IMG_0020.JPGIMG_0021.JPGIMG_0016.JPGIMG_0017.JPG1911年日本最古の映画館。登録有形文化財。IMG_0018.JPG2階席も何ともレトロ。

映画の中身云々の前に、こうした歴史的な映画館体験で、

まずは来館満足度100%

ジャズ喫茶スワンのマスターから、先日「ビル・エヴァンス」

の映画内容に関してレクチャーを受けて、是非観た方が

後悔しないと。スワンのカウンター席のすぐ横の壁には

白黒のエヴァンスがいつもこちらを見つめている。

外見の紳士度90%の要望を裏切る壮絶な人生。

それも、これも、ジャズのピアノの為なのか!?

エヴァンスを良く知る人々の証言がたくさん写されるが

画面展開が速くて字幕を読むのに忙しい!

と、この注意はスワンマスターに事前に聴いていた。

女性関係、ドラッグ等々・・・

全てはジャズピアノの完成の為!

帰路は同じ高速バスだと安いのだが、

せっかくなので、列車で帰ることに。

高田から新潟まで、乗換なしで特急しらゆきが走っているので。

しらゆきは、東日本旅客鉄道(JR東日本)およびえちごトキめき鉄道が新井駅・上越妙高駅 - 新潟駅間を、妙高はねうまライン・信越本線経由で運行している特急列車である。
Wikipedia引用

映画終了後、少し時間があったので、

書店を探して、立ち寄った。

が、中高生御用達の町の本屋さんって感じで

読みたい文庫は見つからなかった。

ここで、思わぬ誤算が発生。

事前に、高田⇒直江津 妙高はねうまライン

そのままの列車で直江津⇒新潟 信越線特急しらゆき7号

時間の下調べは完璧だったのだが、

高田駅を改札出る時にsuicaが使えない?

ICカード対応していない。

駅員さんに聞くと「JRではないので、suicaは使えません」

列車代金、バス代金とsuicaに入れてきたので、現金は

3,000円程しか持っていない。17:17分発の直江津行がもう少しで

来るので、一旦改札を出て、直江津からならsuicsが使えます。

直江津から自由席に乗ると車内で特急代金の徴収に来る。

自由席が一人で座れなかったら指定席にしようと

思ったけど、幸い、単独で座れた!

車での異動ばかり、それも山関係がほとんどだったので、

列車や高速バスの乗り方は、今後ひとつずつ学習して

いかねばならない。時刻表や地図・ルート検索などで。

直江津駅で待つ間に「えちごときめき鉄道」

リゾート列車「雪月花」を見ることが出来た。

いつかこのリゾート列車に乗ってみたい。

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「柳都新潟 古町芸妓 ものがたり」

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柳都新潟 古町芸妓 ものがたり
小林 信也著  ダイヤモンド社
プロローグ 写真で伝える<古町芸妓ものがたり>
序章 古町芸妓との出会い
第1章 古町芸妓、消滅の危機
第2章 芸妓の会社<柳都振興>の誕生
第3章 花街の中核を担う市山流
第4章 歴代名妓たちの人生
第5章 いまを生きる、古町芸妓たちの素顔
第6章 歴史をつなぐ担い手たち
第7章 名作とともにある気概
昨年発売されて、日にちが経過したら予約もなくなったので
図書館から借りて読む。
母がもし認知症でなければ、喜んで、懐かしがって
読んだだろうと思う内容だった。
古町芸妓の世界は、私の生まれた古町の近くであった。
祖父は旅館や、料理屋の家を主に建築する大工の棟梁だった。
そんな縁で、そうした世界の人々との縁が母ももっていた。
旅館でもなく、料理屋でもなく「待合」という商売がある。
それは芸妓さんとお客が出会う処で、「待合茶屋」ともいわれる。
そこには祖父が縁付かせた母の知り合いがいた。
その母の旧知の人は、美空ひばりの大の贔屓で交友があったと聞く。
母は、芸妓遊びに興味があったわけではなく、市山七十郎の踊りにはぞっこん贔屓で
東京までも観に行っていた。
最近は柳都振興会社で募集をして若い芸妓志望の女子が就職する感覚で
芸妓になっていっているという。かつての財界の接待に限らず、ご婦人方や
若い人なども芸妓遊びを体験できるときく。
私は個人的にはこうした世界への憧れはとんと関心はなく無縁だ。
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6月16日はスマホにエリアメールが入る。
昭和39年6月16日 午後1時01分 
震度5 新潟地震が起きた。
中学校3年だった私は初めて体験する大きな地震だった。
18日に、知り合いのジャズ喫茶でジャズを聴きながら
新潟地震の時の思い出を同年齢の友人と語り合った。
その晩に再び、大きな揺れがあった。
夜半に家で一人でいる時の地震は初めてで、怖かった。
当時、在学していた中学校は、新潟市内の下町で
坂道を上がりきった高台にあり、裏手は日本海だ。
皆で裏手に出て、海を眺めていると「津波」の
前兆のように波が逆さに沖合へと流れていった。
23日に当時の中学校まで行ってみた。
今は「新潟市芸術創造村・国際青少年センター」という施設に様代わりしていた。
画像玄関の上部には懐かしい校章があった。
海が見える校舎裏へ出てみる。
この海を見ていると、当時、逆に流れる波を不安な
気持ちで級友たちと眺めていたのを思い出す。
そしてこの同じ海を渡って拉致されためぐみさん達へも
想いを馳せる。


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新潟の街は大きく変化をしているが、海の広大さと青さは変わらない。
この日、市役所前でバスを降りて、新潟大学病院から坂道を上り、旧二葉中学校まで歩き、
湊町、住吉町等々下町をグルリと歩いた。
暑い日だった。クロスパルへ辿り着いて飲んだアイスコーヒーが美味しかった。


柳都新潟 古町芸妓ものがたり
ダイヤモンド社
小林 信也

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ランチ&ジャズ

身体と心が疲弊している日々が続き、ブログを書く気にならない日々が続いた。
6月に入ったと思っていたら、もう1週間しかない。
日々の経過が何と早く過ぎてしまうのか!
7日 眼科
疲弊した身体と心には美味しいランチが効く。
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鮨 弁慶は佐渡が本店で「ピア万代店」は
回転鮨。
イオン青山店は回転鮨ではない。
最近出来た「鮨 弁慶 海」は一番新しい店で、古町のクラブやバーが立ち並ぶビルの
1階にある。
ランチプレートを目当てに行ったのだが、
奥の個室で数人のご婦人の
声が聴こえたので、それで本日分は終了。
にぎりセットを頼む。まずはグラスビール。
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小鉢はさわら、むき貝、焼きなす。
お鮨は一貫ずつ食べ終わりを見計らって出てくる。ワサビ醤油はなく、魚の上に少し甘めの醤油が塗られている。
カウンターは端に私。反対端に男性2人。その隣にいかにも「夜のお姐さん」の女性2人。
ご婦人方の個室と反対側にもう一部屋あり、こちらは会社員の男性5人くらい。
ヒラメ・タイラ貝・小イカ・赤身・アジ・南蛮エビ・クロミツ・タイ・ノドグロ・アオヤギ・中トロ・かんぴょう巻き・卵焼き
スーパーで買う握り鮨は冷たいが、こんなにシャリが温かく、小ぶりの鮨は何と久しぶり!
9日はジャズのライブへ。
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ピアノの前にドラムがいたのだが、他のお客の前で写真を撮るわけにもいかず、撮れませんでした。テナーサックスとベースは双子の兄弟だそうで、テナーサックスがお兄さん。
トランペット⇒ソプラノサックス⇒テナーサックス⇒ベース⇒ピアノ⇒ドラムと順に追いかけるような演奏は何というのか、私は詳しくありませんが、良い感じです。グループ名はU-Boatもうすぐ7月の「にいがたジャズストリート」がありますが、14日には又、スワンでの演奏が聴けます。

悩みに悩み、疲弊した心を癒すには仕事を辞めること。
決心しました。

【主戦場】

画像映画「主戦場」を観る。
驚くほどスリリング!!!!!
いま最も挑戦的なドキュメンタリー
あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らを
ひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberの
ミキ・デザキを、おそらくご存じないだろう。
ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、
彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられた
テザキは、日本人の多くが、
「もう蒸し返して欲しくない」
と感じている慰安婦問題の渦中に
自ら飛び込んでいった。

慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?
「強制連行」は本当にあったのか?
なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか?
そして、日本政府の謝罪と法的責任とは・・・・?
中略
映画はこれまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける
論争の裏に隠された”あるカラクリ”を明らかにしていくのだが―ーそれは、
本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。
~~~~「パンフレットより抜粋~~~~~

何を信じ、誰を信じるかは、映画を観たあなたが、私が決めることだ。
論争が湧き起きている内はまだ良い。歴史の経過と共に、人々の頭から
失念してしまうのが怖い。或る一定思想に固まった意見を聴き、
そうした書物を読み続けると、それが真実だと刷り込まれるのが怖い。
だから、見逃さず、聴き逃さずにいなければ・・・

口の中がザラザラした感じ。
スワンへ寄り、ハイボールとジャズを身体に入れて帰宅する。
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【あちらにいる鬼】

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「あちらにいる鬼」 井上荒野著 朝日新聞社
作者の父 井上光晴と、私の不倫が
始まった時、作者は五歳だった。 瀬戸内寂聴
帯に書かれているように、井上光晴氏と郁子さん、
寂聴氏との三角関係を娘である荒野さんが遂に、
書いてしまった!
寂聴氏が亡くなるのを待っていたように書いたのではなく、
寂聴氏の後押しがあり書いたという。
亡くなってから書くよりも、「今でしょ!」とばかりに
書かれたことに納得する。
はっきりした根拠なく、私は瀬戸内晴美には
反感を抱いていた。生き方や、書く内容に、
受け入れないものを強く感じていた。
それは出家して寂聴になっても変わらない。
井上光晴氏を「文学伝習所」で知り、小説を
書いて、批評を受ける講座に参加した頃は
二人の関係に関しては、まだ知らなかった。
「文学伝習所」は小説では
文学学校「文学水軍」として書かれている。
未就学児の娘を連れて参加した時に、娘へ向けて、「あなたのお母さんは一生懸命に
小説を書いているよ!」などと声かけてくれた。大人が喧々諤々と文学論を戦わしている中にあって、
娘はノートに何かを書いたり、絵本を読んだりしていた。
私の書いた小説は、妻子ある男との子供を産もうか、どうしようか、
迷いながら教会の玄関を開ける・・・そんな、ありきたりの陳腐な作品だった。
井上氏は、新潟市は佐世保に似ていると言っていた。河口が好きだと。
詳細な言葉の応酬が蘇る。
受け入れることが出来ない瀬戸内晴美と井上氏の関係を知って、正直ショックを受けた。
その頃、郁子さんは婦人雑誌にモデルとして載っていて、その佇まいを窺い知ることができた。
荒野さんは文学賞を受賞した後、その後新刊で名前を探すことが出来なかった時期が
あったが、やはり、父の血を引いて、父、母、寂聴と三人の立場と言葉で書かれていて、とても上手いと思う。
井上氏の”超熱烈信奉者”は「文学伝習所」の洗礼を受けた人たちが全国に数多いる。
井上光晴信者ともいうべき人たちと、一般読者とでは、受け止め方は異なると思う。
朝、新潟駅前でビルの建て替え工事現場で、巨大なクレーンを仰ぎ見ると「虚構のクレーン」と
いうタイトルが頭に浮かぶ。私にとっての「虚構のクレーン」が書ける日は来るのだろうか・・・

あちらにいる鬼
朝日新聞出版
2019-02-07
井上 荒野

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【歩く一日】

月曜から金曜は、10時50分⇒20時までの勤務で、心身共に疲れ果てている。
4月までは8時50分⇒18時までの勤務シフトだった。
50分始業というのは、その10分は業務連絡の「朝礼」というもので、時給は発生しない。
午前と午後の15分休憩は時給からカットされないが、昼休憩の1時間は時給からカットされる。
5月のシフトを渡された時には「エッ!夜の8時まで?」と一瞬身構えたが、面接の時に、
シフト調整OKと返事しているので、仕方ない。このシフトで当初から勤務している同期の人に
言わせると「考えようによっては良いよ」とも。
仕事の内容に関しても、対「人間」を相手にして短時間という制約の中で答えるということで
身体よりも「心が折れる」と呟いている、同期の人と。
嫌なら辞めれば!とも思うが、辞める時期は嫌でも来るのだから、自分を試す意味もある。
「折れた心」を正すには、自然の中へ出る。体を動かすに限る。
連休中の新聞地方版に「新潟歩く会 参加者募集」という記事が眼に止まる。
電話で連絡すると、直ぐに入会しなくても「ゲスト参加」ということで一日の保険料(400円)と
参加費100円を納めればよいとのことで12日に参加してきた。
JRの「えちごワンデーパス」を購入した。自宅からの最寄駅⇒新潟駅⇒新発田駅⇒坂町駅
まで、乗換なしで坂町駅集合。
画像坂町駅で降り立ち、出発準備。
まずゲスト参加ということで私ともう一人の人が紹介される。6班の班編成で、参加者総数は約80名。坂町駅から道路沿いを歩く。こうした歩きは初めてで、トレッキングとは歩きが違い速い。しかし隣の人とは皆お喋りしながら歩く。トイレは事前にリーダーが調べているのだろう、1時間ごとに利用できる施設、或いはコンビニ等ですます。本日の総キロ数は15キロ。1時間5キロのスピードだそうだ。
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「ウォーキング」⇒ウォーキング(英語:walking)は、散歩、歩くことによって健康増進を目的とした運動である。
「ハイキング」⇒ハイキング(Hiking)は、健康のため、あるいは知らない土地を見聞したり、自然の風景や歴史的な景観を楽しむために軽装で、一定のコースや距離を歩くことをいう。ウォーキングともいい、近年は高齢者の健康維持(health promotion)のために推奨されている。
「トレッキング」⇒トレッキング(英語:trekking)は、山歩きのこと。登頂を目指すことを主な目的としている登山に対し、トレッキングは特に山頂にはこだわらず、山の中を歩くことを目的としている言葉。ただし、結果的に行動の過程で、山頂を通過することもある。<Wikipedia参照>

歩きながら思ったこと。帰ってから入会しようかどうしようか?と迷ったことの答えが「Wikipedia」にあった。
私は健康増進、友達つくりの為の「歩くこと」よりは単独で、風を感じ、花に見とれ、土や岩や石を歩きたい。
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お昼休憩はタップリあり、トイレ付長椅子がある資料室もある。背後は小高い丘になっていて「平林城跡」があるが、そこへ行って帰る時間は余裕がない。その手前での山菜採りやお休み処での休憩をして下さいとのこと。山菜採りは興味ないので、お休み処で居残った女性と山の話などしていた。Wさんは、私より高齢だが、山へ行く頻度は驚くべきものがあり、登山・ウォーキング・ジム通い・卓球という生活には脱帽!!坂町駅前で解散。と言っても、皆が新潟行きの電車へ乗車。
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ホームに居た若者。おばさん達は「なに?なに?」と彼を取り囲む。
彼も興味を抱かれたことにまんざらでもない様子で
バッチの説明や録った発車ベルの音を再生して
聴かせてくれる。カメラを向けると快く応じてくれ、
ピースサインまでしてくれる。がピースサインの画像は
少し暗くなってしまった。
発車ベルや、駅周辺の音を録音して楽しむ人を
「音鉄」「録り鉄」とかいうそうであるが、
2、3聴かせてもらい比べると確かに違う。
車を排除した私は、これから列車の発車ベルを聴く
機会が増えるかもしれないが、多分無頓着だろうなぁ~
解散際に、入会資料の送付をお願いしたのだが、
いざ、届けられてから考えると、前述の理由で、私には
アスファルトの道路を速足で歩くのは向かない。
帰宅してよく考慮してから資料送付をお願いすれば
良かったのに、その場の雰囲気で迷惑をかけてしまった。
愛想のよい「録り鉄」君には画像公開を了解済

【弥彦山】

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8時12分 弥彦駅に降り立つ。      向かいには遠く眼を凝らすと山頂に林立するテレビ塔が見える。
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神社の門を二礼して入ります。 鶏のキーキー鳴き声が聴こえてくるのだが、実態はこれだった。
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                 二礼二拍一礼で参拝して御朱印を頂く。
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弥彦山登山口入口 9:06開始 後ろから幼児連れ家族がドンドン、ドンドン歩いて来る。当然速いので、
脇に寄ってゆずる。このロス時間はかなりなものだが、その程度の速度でしか歩けないのだから仕方ない。       
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一合目 9:06 三合目9:27 五合目 0:47 九合目 11:19 山頂 11:38
自分の記録の為に記す。10連休中とはいえ、こんなに幼児連れ家族、それ以外にも、若者もこんなに多く登っているとは思わなかった。むしろ通常多い高齢者は少なかった。山頂へ着くと、ロープウェイで登ってきた観光客も多く、山登りの山頂というイメージではなく、【観光地】といった風情。
連日のニュースでは、皇居始め、観光地の行列が映し出されているが、私はこの「行列に並ぶ」というのが一番苦手なのだ。人間の多さに酔ってしまう。
当初の予定は、弥彦山頂⇒多宝山⇒石瀬峠⇒天神山城址⇒岩室温泉口へと下山して、此処でタクシーに乗り、
岩室駅まで行き、電車で帰る。
山の会に参加していた時には、集中登山の時のコースだったのだから、歩けないわけではないのだが、
ところが、山頂に着いた時には暑くて、缶ビールを飲んでしまい、休憩している内に周囲に気持ちが折れて、
ロープウェイに乗って、早々と電車に乗り自宅に帰る。山は逃げない。でも、気持ちが折れては仕方ない。
又、来よう!
本日出会えた花や木々
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これからは春の花が終わり初夏の花が見られる。山は、やはり花に出会えることが一番の楽しみ。
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左に見えるのが「パノラマタワー」で100mを上がる。説明しているおじさんが本日は佐渡が見えると繰り返し、同じ事を喋っている。観光客が少ない時、本当に佐渡がくっきりと見える日に登ってみよう。三角錐で形よく見える山は「多宝山」で高さは弥彦山と同じ634mだが、此処に三角点がある。今日とて、一歩こちらへ向かえば「人」も少ないとは思うが、肝心の心が折れてしまったので仕方ない。

【ご朱印を眺めて、コシアブラの天ぷら】

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今回は紙札を頂いてきたので、購入してきた新しいご朱印帳に、これらを両面テープで丁寧に貼り付けた。
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コシアブラの天ぷらはあっさりとした中に山菜特有の苦みが微かに感じられて、美味しかった。
「わさびの花」は添えられていた処理の仕方を参考に。
砂糖と塩少々で揉みこみ、70~80度のお湯を廻しかけて、青い汁を一旦捨てる。
再び、砂糖と塩少々で揉み込み、70~80度のお湯で浸して、そのまま蓋をして冷ます。
固く絞り、マヨネーズと柚子こしょうで和えてお浸しに。
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【マイ・ブックショップ】

28日にフレンチレストランの食事券が当たり、それで、ランチを食べた後で映画に行った。
済んだ味わいの赤ワインが美味しくて二杯飲んだ後に行った映画は、面白くなかった訳では
なかったが程よい眠りに誘われてしまった。
で、翌日に再び観に行く。
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今度は良く観たのだが、より深く再確認がしたくて2日に三度目を観に行く。
そして帰りには原作も購入してきた。
1959年海辺の小さな村で、書店が一軒もない村での、夫との二人の夢であった書店を開店する。
本の理解者は村で偏屈とされている老人で、彼は彼女にお任せで本を購入する。
可愛いお嬢さんを助手に雇い、彼女は書店経営に活き活きとして前向きに取り組んでいた。
ところが、その村ではお金も、政治力もある夫人が彼女の家を自分が芸術センターなどという
訳の分からない施設にする為と称して、彼女を村から追い出してしまう。
映画の中では実在の作家、それの作品名など出てくる。
レイ・ブラッドべり「たんぽぽのお酒」
ウラジーミル・ナボコフ「ロリータ」など。知ってはいても未読なので、「いつか読みたい本」の
仲間に入れておきたくなる。ラストが圧巻で、驚きだが、彼女は新しい生活への船出に心を寄せる。


ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)
ハーパーコリンズ・ ジャパン
2019-03-01
ペネロピ フィッツジェラルド

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【令和in長野】

改元に、踊り、歓声を上げる人たちの神経は、私には理解出来ない。
ですが、5月1日にはどこかの神社、お寺に行きたいと思った。
1日の長野行きの高速バスは午前中の便も、帰路の午後の便も満員と言われ、
取り合えず2日を予約しておいた。前日になってキャンセルが出たかどうか
聞くと、朝7時40分発と帰りの16時に空きが出たとのこと。
長野の善光寺は父や母、娘と何回も行った。
が、今回のような高速バスで行くのは初めてだ。
そして一人で行くのも初めてだ。
画像新潟は薄雲に
覆われてはいたが、雨は上がっていた。
米山SAで休憩した時には
細かい雨が降っていた。
車中越しに千曲川堤防桜堤が見え、
まだ桜は咲いていた。
相席になりますと言われていたのだが、
隣席は誰もいなくて、持参した文庫本を読んだり
眠気に誘われれば、zzzz
須坂で高速を降りて、長野駅前で下車する。
駅を背に右側の一本道が善光寺へと続く道だ。
途中からは緩い坂道となっている。
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車道の端をスローガンを声張り上げて通っていた。
そっか!今日は令和元年のメーデーなのか!
画像25条マンとは憲法25条の事かな?
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とある。
また、2項で「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とある。
令和元年のハッピー!ハッピー!ばかりが殊更に
クローズアップされているが、日本の抱える外交、
内政問題と山積みなので、そうしたことを静かに、
深く憂うる人はいないのか!?
車を捨てた生活というのが、歩いていると
ヒシヒシと身に染みてくる。
かつてなら狭い脇道にあるパーキングを探しながら
路地を入ったり、出たりしていた。
善光寺境内に入ると、さすがに人が多い。
取り分け「ご朱印はこちらで」という
案内が多く、私も案内に導かれて入ると
そこには列、列・・・
ご朱印帳に直接書いてもらう列は2時間、3時間待ちとも。
その脇で係の人が紙札はこちらへ並んで下さい、
の案内の列はせいぜい30分待ち程度。
帰りのバス時間が気になるので、紙札の列へ並ぶ。
画像御朱印を頂き、列を離れ、
参拝の場所へ出ると途端に人が少ない。
平成の最後に財布に残った硬貨と千円札1枚を
お賽銭として入れる。お線香の香を身に浴びる。
善光寺は仏教の宗派が確立する前の建立なので
宗派がないそうだ。
牛に引かれて善光寺参りとは、思いがけず他人に
連れられて、ある場所へ出掛けること。
また、他人の誘いや思いがけない偶然で、
よい方面に導かれることのたとえ。
私が神社、仏閣に惹かれるのも
きっと眼には見えない「牛」に
引かれてのことなのだろう。
画像又、来ますね。と挨拶を告げ、本日の第二の目的
「蕎麦を食べる」べく門前の蕎麦屋を見ながら歩くと、
何処も、行列、行列・・・大勢の人たちの目的は
やはり「ご朱印」そして「蕎麦」と誰でも同じなのだろう。
次第に駅に近くなるとふと「山と溪谷」という
看板が眼に入る。カフェのようでもあるが
しっかりと「手打蕎麦」の文字が眼に入る。
2階へ上がり、「お蕎麦は頂けるのですね?」
と言うと「皆さん、怪訝な顔で入って来るのですが
お蕎麦もやっていますとのこと。
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令和になったというのに、店内は昭和の旧き、懐かしい雰囲気に満ちている。
昭和21年創業とある。先代が蕎麦を打っていたのだが、
カフェに様代わりした今も、蕎麦が打ちたくてやっているのだとか。
カフェ+蕎麦屋という感じ。歩いてきて喉が渇いたので、ハイボールを注文する。
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天ぷらを食べながら、ハイボールを二杯も飲んだので、蕎麦は少々渇いてしまったが(^_-)-☆
細く切ってある蕎麦で、私の好きな太さだった。
男女のカップルが一組いたが、飲んでいるのは、ソーダ水だった。
流れている曲はジャズで、なんと、私の為にあるような昭和の香満載だ。
ご主人と少しお話をして、新潟から来たというと、新潟の方で、やはり当店のファンがいますよ。
とのこと。これも車で来ない街の発見と言える。「山と溪谷」社からのれん分けしたとのことだが、
蕎麦屋にせよ、カフェにせよ「山と溪谷」とはやはり、山の長野市ならではだと感心する。
長野を訪れる楽しみが善光寺の他に増えた。
蕎麦屋の行列に並ばなかったお陰で心配した帰路のバス時間まで余裕があり過ぎた。
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長野駅は何時改築されたのかは??だが、素敵なセンスで門前町らしく表には提灯など並んでいるけど
新潟駅に比べると(現在工事中)駅構内が広くて素敵だ。
「こしあぶら」や「わさびの花」「生しいたけ」などなど買う。
「こしあぶら」は新潟県産」と書かれていた。津南とか、妙高産だろう。
3階には東急ハンズがあり、前から欲しかった水切り用の平なザルを買う。
居酒屋が開いていたら軽く、飲みたいと思ったが開いていなくて、仕方なくスタバで珈琲を飲み時間を潰す。
16時丁度に新潟行きのバスの人となった。
これからも、こうして高速バスとか、JRなど利用して旅をするのだろう。
まず、令和元年5月1日は、私にとっての「令和㏌長野」となった。

【さよなら平成】

桜の花見をして、気管支喘息は思いがけず長引いて、仕事のシフトが代わり
ブログを書く余裕がないままに4月が終わりを告げようとしている。
4月が終わるということは「平成」が終わるということなのだった。
「草餅を 食いて平成 終わりゆく」
ゼイゼイと咳こんで、咳をしながら、一人で寂しく息絶えていく不安にも苛まれた。
そんな半分死にかけていた私にも、ひょっこりと生きていける「棚ボタ」が舞い込んだ。
会員登録している映画鑑賞会の雑誌に、或るフレンチレストランの食事券を上げます
という応募のハガキを出していた。まさかの当選で5000円の食事券が送られてきた。
ゼイゼイとした咳込みが一日、一日、回復してきた。
体の方が、咳き込むことに疲れた~とでもいうように。
画像牛ステーキランチ+赤ワインのグラスワインを
二杯≒4000円
新潟の旧市内の下町の路地に面した、
平屋の普通の民家風の玄関。
サラダに手作りのパン二個
スマホの写真を撮ったのだが、
パソコンへの共有のメール送付をしたと
思って削除してしまい、写真はない。
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牛肉は島根県産ということ。デザートにはハーブティーを頼む。
これで、食事券1000円券4枚と小銭少し払う。
正直言って、緊張しながら食べて、美味しさは???
カウンターには、高齢の夫婦と若い夫婦の二組がいた。
古町からもかなり歩く。この界隈は、私が通った中学校の校区内で
昭和39年の新潟地震の頃には
液状化現象で、道路が水浸しになった場所だ。
辛うじて、平成の終わりには、体が取り合えずは平癒して迎えることができた。
みなと街 フレンチ旬庭

【桜日和】

今週は喘息に悩まされていた日々だった。
土曜日、花見に春山歩きに、何をしても最適な日和だ。
昨年も白山公園から新潟市市民芸術会館(愛称:りゅうとぴあ)の展望空中庭園から桜を眺めた。
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市役所前の一つ手前のバス停で下りると新潟大学病院の桜がまず出迎えてくれる。
桜の満開と晴れの日と、この週末に合わせて待っていたかのように、白山公園は桜の下は
ブルーシートがギッシリ、通路は人・人・人・・・その隙間を縫って、「りゅーとぴあ」の6F展望、空中庭園へ。
「りゅーとぴあ」が建設される時、以前勤務していた会社で「空中庭園」の空調・衛生設備を請け負った。
「空中庭園」って何?どんなのが出来るのだろう?と思ったものだ。
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          白山公園           
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      空中庭園からカメラを下向けにして撮る 【見上げたり 俯瞰したりの 花見かな】
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                 信濃川とやすらぎ堤
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               右奥には角田山・弥彦山が見える ズームで
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                守門岳・粟ヶ岳方面
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               飯豊方面はまだ深い雪   もう飯豊には行けないだろなぁ~
13日の日報抄に「梅もよし 桜もよろし 死ぬもよし」 桂 信子が80代後半に作った句が載っていた。
2004年90歳で死亡。
「願わくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」 西行
桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!
これは信じていいことなんだよ。何故つて、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことぢやないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だつた。しかしいま、やつとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる。これは信じていいことだ。
と言い切ったのは梶井基次郎だ。
桜は何故か幽玄な秘めた玲瓏とした美しさが、どうしても「死」を思い起こさせるのだろう。

13日「ジャス・トゥナイト」は「春ジャズ」と称し、
I'll remember April」を↓が演奏競演
Woody Herman and his orchestra  Bud Powell  Sonny Rollins Doris Day  Caterina Valente、Chet Baker
「April in Paris」をCount Basie & his orchestra  Thelonious Monk  Bill Evans  などなど
Ella Fitzgerald、Louis Armstrong エラ&ルイは何を聴いても良い!

【病は突然に】

病は突然襲ってきた。湯冷めによる風邪の初期症状かな?
咳が出る。喉が痛い。月曜日は17時に早退をして内科へ行く。
大体、この手の初期症状は7日分の処方薬で治る。
仕事が電話での応対なので、9日は大事を取って休む。
10日に出勤すると、喉は痛い!鼻は出る、声はガラガラ声。
切なそうな私の様子に見かねて、SVさんが、無理しないで、帰って良いよ。
と言うので、再度医者へ行く。顔が火照っている感があり、熱が37度7分もあった。
更に検査をすると、最初の診察時よりは悪化している。
ゼイゼイと言った喘息特有の音が聞こえて、薬を変え吸入剤も処方された。
仕事がデスクワークならうつる訳ではないので、出社できるが、何と言っても
話すことが仕事なので・・・
12日は休む。喘息が苦しいとは聞いたことはあっても、自身がそれに悩まされるとは!
気管支喘息は切ない!突如襲う咳に息が止まるのでは?
このまま、ふとした拍子に息耐えるのでは?
周辺で、私と連絡が取れないということで訪れた人により「老女、喘息で息絶えて死亡」
「死後2日ほど経っているとみられる」と新聞記事になるだろうか?
少しずつは回復しているが・・・
いつ死に絶えても惜しくはない身だが、いつ死んでも良いように部屋を綺麗にしなくては!
体調が良い時には、出かけることばかりに向かうのだが、ひとたび体調を崩すと
元気な時に、やっておけば良かったと後悔する。

【グリーンブック】

3月最後の土曜日は風と強い雨脚の中、イオン南まで「グリーンブック」を観てきた。
アカデミー賞「作品賞・助演男優賞・脚本賞」受賞と言うことでその期待に十二分に応えてくれた作品だった。
実話と言うから凄いと思う。とにかく面白い!!

トニーとシャーリーを演じるのは、二度アカデミー賞®ノミネートされたヴィゴ・モーテンセンと同賞を受賞したマハーシャラ・アリ。
二人の幸せな奇跡の物語を観る者の心にまっすぐ届けてくれる。
監督は『メリーに首ったけ』などコメディで知られるピーター・ファレリー。
キャリア初の感動作を傑作に仕上げた。
異なる世界に住む二人の壮大なズレに笑い、ツアーの本当の目的に胸を熱くし、
極上のラストにスタンディングオベーションを贈らずにいられない、痛快で爽快、驚きと感動の実話!


グリーンブック:
1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック。ジム・クロウ法の適用が郡や州によって異なる南部で特に重宝された。


ラストの夜には黒人専用の居酒屋へ二人で良き、演奏していた仲間に
ピアノも加わり、ジャズの演奏となった。
皆、ノリノリで、とても楽しそう!
私もこんな居酒屋でジャズライブ聴きながら飲みたいよ~~♪

3月が終わり、もうすぐ平成が終わるというので、さよなら平成ばかり。
私にとっての平成は昭和63年から勤めた会社に30年間居た。
会社の経理、そして山に明け暮れた「平成」だった。
「令和」はどんな年になるのだろう。山は、母の万一の事を考え、休止状態。
仕事は短期の仕事に就いているが、
それも直に終わる。自分の生きてきた思いを文章で残したいと思ってはいるが・・・

【恐れるな、されど侮るな】

仕事でのストレスで心も身体も疲弊していた。
辞められたら楽になるかとも思うが、逃げていては、自分に言い訳が立たない。
コールセンターの仕事「あるある」でそれに屈しない人もいるだろうが、
わたしは、ここ1週間ほど、終話後の後処理(書類作成)でミスが続いた。
やはり年齢による記憶力低下は否めないのか?
先日、お世話になり、叱責もしてくれた年長のSVのHさんが元々新潟への応援で来ていたのが
帰ることになった。その日の朝礼での挨拶でHさんが「恐れるな、されど侮るな」という言葉を
皆さんに残していきます、と仰った。たとえば、心が折れそうな話し方のお客がいるけれど、
電話線を通って、皆さんをやっつけには来れない。だけど、侮るなかれ!と。
「貧困なのか?モラルなのか?」この疑問がず~っと、頭を離れない。
顔が見えない人との話。いやでも、人間不信になってしまう。

我が家の「ネコの額」の庭の貧弱な桜が咲いた。
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椿も次々に開いてきた。
私がブログが書けないでいる間も、
主人を差し置いて春が急ぎ足で
近づていた。今日、買物帰りに寺尾中央公園を通ったけど、
全体的には三分咲きか五分咲きだった。
一本だけ多く花を付けている樹の下では
花見宴会をしている人たちがいた。
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金曜日は公休を取り、眼科へ。半年に一回の視野検査をする。
NX21の1階フロア―では野菜を売っていた。肉厚な生椎茸を買う。
豆苗、春キャベツ、新玉ねぎなどなど。
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肉詰めしいたけの照り焼きと、豆苗のゴマ酢和え、豆腐とわかめ、新玉ねぎの味噌汁
画像ジャズトゥナイトの新年度の司会は児玉さんに代わり、大友良英さんになった。

【モラルの話】

画像「モラルの話」 J・M・クッツェー作 くぼたのぞみ訳 人文書院
「犬」「物語」「虚栄」「ひとりの女が歳をとると」
「老女と猫たち」「嘘」「ガラス張りの食肉処理場」 
モラルについての短篇集七篇。
前編二篇以外は、J・M・クッツェーが生み出した
老作家「エリザベス・コステロの息子と娘がからむ話。
人間の底に潜むモラルへ様々な視点から光を当て
抉り出している。主人公は老女。
なので、立場は違えど身につまされる。
何故、クッツェーは老女を登場させたのだろうか?
わたしは考える、そしてわたしの考えることは
「わたしだけのものであり、それを特徴づけるのは
わたしであることであり、わたしの主観性で
あって、これは思考よりさらに深いところにある。
これほど明らかなことがあるだろうか?」

と息子へ語っていたのに
「よくわからないのよ。さっきも言ったけど、もの忘れが
ひどい。自分で自分が分からなくなる。通りに出てる
のに、なぜそこにいるのか、どうやってそこへ行ったか分からない。ときには自分が誰か分からなくなる。
気味の悪い経験だわ。頭がおかしくなっていくような感じ。予期はしていたけど。
脳が、物質だから衰えて、心と脳の連絡がうまくいかないので、心もまた衰える。
それがわたしに起きていること、早い話が。仕事ができない。あの書類が手に負えないっていうなら、
心配しないで、ちょっとどこか安全な場所にしまっておいて」

自分が書き記した書類を何も分からない掃除の女性によって廃棄されかねないので、息子へ送る。
一回、さっと読み通しただけでは、理解は浅い。
ジョン・マックスウェル・クッツェー初体験。
いつか他の著書も読み、再読したいが、かくいうわたしも「老女」であるので、難解な話を
深く理解できるかどうかは不安。衰えの一途の脳の活性化にはなるだろう。
ノーベル賞作家が、これまで自明とされてきた近代的な価値観の根底を問い、時にシニカルな、
時にコミカルな筆致で開く新境地。英語オリジナル版に先駆け贈る、極上の7つの物語。

英語という言語が世界全体におよぼす覇権に抵抗する姿勢を鮮明にする。
と帯に書かれているが、これに関しても賛否があるようだ。
ジュンク堂では「ジョン・マックスウェル・クッツェー」はアフリカ文学のコーナーに納められている。
そして、アフリカ文学はとても数が少ない。その中でジョン・マックスウェル・クッツェーの占める数は多い。
最後の篇では「ハイデガー」「スタイナー」「ドーキンス」「キース・トマス」「デカルト」「ロレイン・ダストン」
と知らない哲学者の名前の引用もある。
難しいが、総じて、わたしのお気に入りの範疇のピタリと嵌った。

モラルの話
人文書院
J.M. クッツェー

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【ワンダー君は太陽】

DVDを返却に行くと、又借りたくなって借りてきた。
「検察側の罪人」は前回行った時には全て借りられていたのに、ブルーレイが
一作品だけ残っていたので借りてきた。
感想は・・・
これを劇場で観なくて良かった!というか絶対に観ないけど。
例えば、原作を読めば面白くても、私はまずキャストが興味を抱けないと観ない。
最上役、沖野役、それぞれ別のキャスティングなら・・・
と思わざるを得ない。一般的には、人気者の二人なのだから仕方ないか⤵
木村拓哉がまだ「若造」の頃は良かったが・・・
最近、心ときめく邦画が少ないけれど、外国作品は面白い。
特に、子供と老人が主役の映画は。
そんな期待を裏切らなかった作品が「ワンダー君は太陽」だった。
素敵な映画を観ると、原作は?と思うのが常だが、全く情報的に無知だったが、全世界800万部突破。
原作本「ワンダー」 スピンオフ本「もうひとつのワンダー」格言集「365日の格言ノート」
絵本「みんな、ワンダーパラシオ」   R・J パラシオ作 中井はるの訳
アイスクリーム店の前で特徴のある子供と出会ったことがきっかけで、小説を書き始める時がきたことを
悟った。本作は初めて執筆した小説である。と語っている。
感性が豊かなら、出会えた些細な出来事、人にもそれを自身の中に取り込めるのだと思う。
子役のオギーを演じた子の素顔は、確かにオギーの特殊メイクに似ている。
演じる子供の素顔を生かした特殊メイクも凄い!と思う。母親役のジュリア・ロバーツ、父親役、姉役
校長先生役、担任の先生役、同級生の子供たち・・・」みんな、みんな良い!
子供が主演の好きな映画ベスト5とか、自分で決めている中に加えたい作品だった。

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先日から「糠漬け」を再開した。
数年前にもやり始めたのだが
留守があったりして管理が
大変で挫折した。
なのに、性懲りもなく、漬け始めたのだが、
大根、人参、茄子、きゅーり、などなど
次々に漬けた。漬けたと言うより
糠床の琺瑯の容器に突っ込むだけ。
だけど、ご飯を食べるのは夕食のみと
いうのに、ついつい、糠床に
入れ過ぎてしまう。
そこで、当然、漬けられていた大根などは
塩辛くなる・・・
大根、人参をフードプロセッサーに掛けて
ご飯に混ぜた。茄子もきゅーりも漬け過ぎで塩辛くなり
色も悪い。何と言っても漬物なのだら、食べすぎには注意!だ。
会社帰りに駅1階にある「けんこう市場」でアジフライを買ってきたが、美味しくない。
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山長ハム新潟古町店が次々に
閉店の続く古町で、遂に
このお気に入りの店も閉店した。
新潟日報記事より
肉は量り売りで買えるし、
奥で作っているフライは
衣が付いた状態で買えるし、
お肉屋さんなのに、何故か
アジフライが美味しくて、スーパーの
総菜よりは若干高めなのだが
何と言っても美味しいのだ。
揚げ物は、もう家では作らない。
なので、安い!1、2個買いなので
美味しいのが欲しい。
夕方閉店間近に寄ると、おじさんというよりお爺さんは、おまけもしてくれる。本当に悲しい!!!

ワンダー Wonder
ほるぷ出版
R・J・パラシオ

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【同期飲み会そしてエッセイを書く】

休日前に再び同期会のお誘いが掛かった。
今回は男性2名増えて、総勢9名の参加。
お誘いなので、断るのも悪いかなと思ったが、是非にと言われ参加したのだが、
こうした仲間との飲み会は、もういいかな~と思う。年代が違い過ぎる!
仕事仲間で飲むというのは、仕事の「あるある・・・」が話題の中心になるので、
そうした内容は正直、楽しくない。仕事の内容、此処でのシステムの内容
オペレーターとしてのノルマの問題(入電数のカウントを取るという噂?)
入電数は、その入電の内容の難易度によって、お客との話す時間、後処理時間等々によって
異なってくるので、一概に1時間に何回取らねばならぬと言われたからといって出来ることでなない。
仕事の内容や、問題点など詳細に話すことは守秘義務に抵触する恐れがあるので言えないが。
21日は寺尾駅北口にある今どき珍しい古書店へ寄ってみる。
文章教室で懐かしい倉橋由美子を取り上げるので、対象作品はコピーを貰ったのだが、
せっかくなので他の作品も読んでみたくて行ったら、文庫が数冊あった。
1冊100円で2冊購入。志賀直哉の文庫と全部で3冊買ったら、50円の値札が
付いている文庫の中からどれでも好きなの1冊どうぞ。と言われ、夏樹静子の
「死刑台のロープウェイ」を貰ってきた。飴玉3個も貰った。
この「のせ書店」は先日も地元の新聞で紹介されていたが、私と同年のMさんの弟さんが
教員退職してやっている。もともとお父さんが、教員を退職して始めた古書店なのだ。
古書店、良いなぁ~私も置く場所さえあれば、古書店の店番をしたいなぁ~
23日は、公民館での「習作の会」に行く。
実は18日に参加したのが「小説の会」で第3土曜日。
23日は「習作の会」でエッセイ・小説を書く。第4土曜日。
日にちが異なるし、作品の内容も多少違うので、両方参加しようと思っていた。
ところが、第3土曜日の方が4月から第4土曜日に変わるという。
時間が1時間早くなるだけ。
直ぐに辞めるというのも悪いので、しばらく様子見ということで。
どちらの会も地元などの応募を目的にしていて、既に何回か選奨や佳作で入賞経験ある人が多い。
エッセイであれ、小説であれ、いつかまとまったものを書きたいではいつまで経っても「もの」にならずに
他人から批評され、自分も他人の作品を批評できる力を付けねばならない。
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以前に「12人の優しい日本人」を観たが、「12人の怒れる男」は比べるべくもないほどに面白い。
8審役のヘンリー・フォンダが本当に良い。
ただただ、良いとしか言いようがない。
民族の違い、スラム街のことなど、いくらオマージュの
意味で日本版を製作したとはいえ、
本作に叶う訳はないのだ。

【種を蒔く人】

【種を蒔く人】は北日本新聞社主催の第53回受賞作品だ。
先月から参加させてもらっている公民館の「小説の会」での課題図書となり、それぞれの
感想を言い合った。
事前に資料をコピーしたものを貰っていたのだが、宮本 輝氏の選評も見たかったので、
1月1日の新聞を取り寄せた。
北日本新聞は富山県の地方紙なのだが、富山出身の知人に言わせると、北海道新聞に次ぐ、
地方紙購読として第3位なのだそうだ。
そして、北日本文学賞が全国から多数の公募者がいるのは、最終選考には宮本 輝氏に
読んでもらえるからとも聞く。
今回入賞した福永 真也さんは新聞によると
飲食店などでアルバイトをしながら、夏に短編小説を書き上げる。20代半ばから11年間、
そんな生活を続けてきた。5年前の48回で選奨を受けたが、以降は良くて3次選考止まり。
前回は1次すら通らなかった。「北日本文学賞に出さないと、きっと書くことをやめてしまう。
賞を取ることよりも、1年に1回、納得したものを書きたいと思ってやってきた。」
中略
「特に北日本文学賞はお正月に読まれる。新年を暗いものにはしたくない。」
作品には、一面に広がるヒマワリ畑など、心和む光景を織り交ぜた。」

会での書評では、「私は元旦に相応しい心和む作品は苦手だな~」と。
すると、何年の受賞作品を読んでいる先輩たちは、かつては別にそんなことない。
暗い作品が選ばれたこともあるよ。とのこと。
定職に就くわけでもない叔父さんは他人の私有地に花の種を蒔く。
そんな叔父さんが警察に通報され、たまたま弁護士事務所に勤務する私は叔父さんを引き取りに行く。
叔父さんと父との関係。何故?父は仕事もしない叔父さんに甘いのか?
その謎を解くべく、昔の秘密(?)が後半明らかにされる。
悪人は出てこない。善人が土がある場所という場所に花の種を蒔く。
そんな心和む話は私には書けない。
小説を書いて完成させたい。出来ればそれを応募してみたい。
それを諦めるにはもう10年くらい早い?
ともかく書かなくては!そして酷評を甘んじて受ける覚悟を持たなくては。
エッセイの会での2000字のエッセイは枚数とエッセイという気楽さで、
続けて書けるが・・・が作品として「エッセイ」の体裁になり得ているかは??だ。
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琺瑯の糠漬け容器と発酵糠を通販で買って、糠漬けに再び取り組んだ。
画像まず漬け込んだのは大根・茄子・人参・セロリ・きゅうり
土曜日の遅めのランチにワインで。
仕事は辛い。もう辞めようかとも思ったが、
責任者に私の気持ちを伝えると、いろいろと
説得された。当然だ。研修中にも給料を得て
これから実践力になるというのに、
一番の繁忙期に欠けるなんて・・・
もうしばらく頑張ろうか!

【ナポリの隣人】

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先日、半分ウトウトしながら観た映画「家(うち)へ帰ろう
に続くおじいさん映画「ナポリの隣人」を観た。
これはウトウトもせず、十二分に楽しめた。
「家(うち)へ帰ろう」は「アトランタユダヤ人映画祭」
など13の映画祭の観客賞、最優秀男優賞など
受賞した映画だが、「ナポリの隣人」も
「イタリアゴールデングローブ賞」主要4部門ノミネート
主演男優賞受賞」他2つの賞を受賞している。
おじいさん俳優二人共、主演男優賞受賞。
日本で言ったら誰になるかな・・・?
思い当たらない。残念ながら。
この二作品では「ナポリの隣人」の主人公ロレンツォ役の
レナート・カルペンティエーリに匹敵するナイスな男優は
見当たらない。元弁護士役の気品を残しつつ、
老いと孤独に包まれながら、優しさにも満ちている。
【孤独な老人の心の旅路】
娘はシングルマザーで法廷通訳で生計を立てている。
息子は自営でクラブを経営しているが父との関係は
お金をせびるだけだ。
妻は数年前に亡くなるが娘はその原因が父にあると、愛人も居た?と邪推して
関係は良くない。そんな退官後の孤独を埋めてくれるように隣に男の子二人と
気の良い夫婦が越して来た。親しく言葉を交わして、子供たちとも遊んだりする。
血の繋がった家族には感情の行き違いで通じ合わないが、隣人家族とは
疑似家族みたいに心を通わす。だが、隣人の子供達の父親には表面だけでは
計り知れない内面を持っていて、突然キレル。路上でしつこい移民の物売りに
切れたり・・・そして遂に恐るべき事件が起きる。
ピストル片手に一家惨殺。夫は子供ともども亡くなるが、かろうじて息をしている妻には
家族と偽って病室へ見舞う。
絶対的な悪人はいない。絶対的な善人もいない。
そこには人間がいるだけなのだ。隣人の事件を契機に娘と父とのわだかまりが綻ぶ箇所には
じ~~んとする。