【立春や 決意ひとすじ・・・】
【立春や 決意ひとすじ 退職す】
以前の記事で仕事が「虚しい」と書いた。
3人体制でスタートした人間関係にも、ギクシャクした
ものを感じて、やるせない。
前日には、ソフトフォンのイヤホンをネットで注文したくらい、
継続していく気持ちはあったのだ。ところが、穏やかな眠りに
就くことができずにまんじりともせず一夜を過ごす。
「登校拒否」「出社拒否」とはこうした状況を言うのだと思った。
1日は体調不良で欠勤させてほしい旨電話する。
考えようによっては恵まれた状況だといえる。
10月に私の職歴からパートで採用され、本来なら
業務終了の12月10日で契約終了のはずだった。
それを新たな仕事に就くことが出来たのだから。
何を妥協して、宥めて(自分を)いくか。
そうすれば、1年でも3年でも5年でも、
自身の体力に応じて継続して収入を得ることも
できるのに。
迷いに迷って・・・立春の朝には決意した。
夕方、大方の社員、パートが帰社した時間に会社へ行く。
上司には、自分の気持ちを正確に、話した。
「今まで、ありがとう」と最後には言ってくれた。
私を採用するに当り、骨折りしてくれた上司。
申し訳ない思いに包まれる。
でも、仕方ない。社会、会社は「人間関係」で成り立っている。
イトーヨーカ堂から太巻き半分を種類変えて2本買って、
ふなぐち菊水「熟成」を呑む。しっとりした、しかも、
熟成を感じさせるふくよかな味に酔い痴れる。
知人のお店へ出向くのに「百花園」へ寄り、
「福笑みどらやき」「あまびえクッキー」持参で
お茶を頂き、雑談で時間を潰す。福笑みどらやきは
大きな白いんげん豆が入っていて爽やかな甘さだ。
久し振りに埼玉在住の友人にLINEをする。
昨年来、病気のご主人の看病をしていた彼女だが、
昨年12月に亡くなられたとのこと。
昔、昔、千歳船橋の社宅に住んでいた彼女の家に
仕事で上京した際に泊めてもらった。
そんな頃の事をありありと思い出す。
ご冥福をお祈りいたします。
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