【どうしょう、泣けてきた。昨日は 続いている。】

先述の記事「コロナ時代の僕ら」に関して、追伸する。
もしも、僕たちがあえて今から、元に戻ってほしくないことについて考えない限りは、そうなってしまうはずだ。まずはめいめいが自分のために、そしていつかは一緒に考えてみよう。僕には、どうしたらこの非人道的な資本主義をもう少し人間に優しいシステムにできるのかも、経済システムがどうすれば変化するのかも、人間が環境とのつきあい方をどう変えるべきなのかもわからない。実のところ、自分の行動を変える自信すらない。でも、これだけは断言できる。まずは進んで考えてみなければ、そうした物事はひとつとして実現できない。

家にいよう(レスティアーモ・イン・カーサ)そうすることが必要な限り、ずっと、家にいよう。患者を助けよう。死者を悼(いた)み、弔(とむら)おう。でも、今のうちから、あとのことを想像しておこう。「まさかの事態」に、もう二度と、不意を突かれないために。

2020年3月20日付 コリエーレ・デッラ・セーラ紙より
パオロ・ジョルダーノが心の奥深く響くのは「著者あとがき」だと先述した。
その最後の文章を抜粋で上記した。
家にいよう(レスティアーモ・イン・カーサ)
だが、
小池知事のスローガン発明の所為で「いのちを守るSTAY HOME週間」
「スティホーム」となって誰も「家にいよう」とは言わなくなった。
文化施設もオーケストラも存続の危機、歌や演劇などエンタメ業界も、その世界で食べていけなくなっている人が大勢現れている。
「ステイホーム」という一見“感じのいい言葉”で、資本主義経済の回転を止めてしまうという政策によって、取り返しのつかない悪影響が起きはじめてしまった。(某出版社マガジン)
24日朝日新聞「日曜に想う」【「言葉」に逆襲される首相】の記事より引用

万葉の昔から時は流れて、政体は民主主義へと変遷した。民主政治は血統や腕力ではなく言葉で行われる。リーダーを任ずる者なら、自分の言葉を磨き上げる意欲を持ってしかるべきだろう。

 ところが首相には、言葉で合意をつくったり、人を動かそうとしたりする印象がない。数で押し、身内で仕切れば言葉はもはや大事ではなくなるのか。国会では早口の棒読みか不規則発言。スピーチなどは「国民の皆様」と慇懃(いんぎん)だが、中身は常套句(じょうとうく)の連結が目立ち、「言霊」を思わせる重み、深みは感じられない。

 作家の故・丸谷 才一さんが14年前、安倍氏が最初に首相に就いたときに、新著「美しい国へ」の読後感を本紙で述べていた。「一体に言いはぐらかしの多い人で、そうしているうちに話が別のことに移る。これは言質を取られまいとする慎重さよりも、言うべきことが乏しいせいではないかと心配になった」

 辛口の批評だが、老練な作家の洞察力は、後に多くの人が気づく「首相の言葉の本質」をぴたりと言い当てている。

中略

そうした状況に向けて、首相は強い言葉を繰り返す。「躊躇なく」は連発気味だし、ほかにも「積極果断な」「間髪を入れず」

「一気呵成に」など色々ある。「力の言葉」を「言葉の力」だと勘違いしてはいないか。

  家ごもりの一日、版元から頂戴していた梶谷和恵さんの詩集を手に取った。

巻頭に置かれた「朝やけ」と題する3行の短詩に、いきなり引き込まれた。

”どうしよう、

泣けてきた。

昨日は 続いている”

明けゆく空を見て湧く感動とも、昨日を

リセットできない屈託とも読める。

親しい人に問うてみた。あなたならどういう情景が浮かぶか?

その人は「昨夜、もはやそれまで!と睡眠薬を多量に飲んで寝た」

朝、カーテンの隙間から射す朝日に「昨日の続きなのだ!」と

思ったという。

コールサック社のサイト新刊案内「梶谷和恵 朝やけ」から

目次と3行詩はダウンロード不要の電子ブックから見られる。

新聞記事には「亡羊の嘆」(ぼうようのたん)絵:皆川明

迷路が幾つもある絵の真ん中に大きな羊が座っている絵だ。

《「列子」説符から》逃げた羊を追いかけたが、道が多くて、見失ってしまって嘆くこと。学問の道があまりに幅広いために、容易に真理をつかむことができないことのたとえ。また、あれかこれかと思案に暮れることのたとえ。多岐亡羊。(goo辞書より)

DSC_0150.JPG

新大入口バス停前・清水フードセンター隣にある定食、ラーメン・カレーのお店。

始めて入ってみた。冷やし中華をもうやっていたので食べてみる。

通常のハムの細切り、金糸卵と言った定番の感じではなく、茄子の素揚げ、

メンマ等々、汁が多くて、美味しかった。

脇に付いてきたのは大根の塩麹漬け。

直に「美味しかった!」と言う。又、食べたくなる味だ。

※どうでもいい追伸

「9人の翻訳家」の映画で、囚われた9人の翻訳家たちが

犯人は自分たちを集めた出版社ではないのか?

との疑いから氏のアタッシュケースをすり替え、電車内に

ネズミを放ち、僅かな時間で、中の原稿をコピーする場面

そんなに速く何枚もコピー出来るのか?

「大丈夫だよ、日本のコピー機は抜群に速いのだから」

という、何げない場面に日本製のコピー機が登場。

引用ばかりですみませんm(__)m

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