「宮廷画家ゴヤは見た」&「朗読らいぶ」

3連休の最終日は、兼ねてよりの約束があり、それが、午後3時からなので、その前にTジョイで「宮廷画家ゴヤは見た」を見ました。

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ナタリー・ポートマンは、今までは、主役とはいかない準主役級でしたが好きな女優なので。

ゴヤの絵に関しての知識も、当時のスペイン初めヨーロッパの歴史もいい加減な知識しか知りえないのですが、映画は、そうした不勉強な私でも、充分(私の能力内で)楽しめ、感動を与えられた内容でした。

これは、ゴヤは見た、とのタイトル通りに、ゴヤの「眼」を通して見据えた、当時の歴史に翻弄されたロレンソ神父と、天使のような美しさで幸せを享受していたかに見えた富裕な家の娘のイネスの物語なのです。

キリスト教の「異端審問」がこの映画の大きなテーマと言えるでしょう。
言われのない、こじつけによる、拷問、拷問によっての告白と、これらの経緯は、今の時代の「警察」の名を借りた「尋問」にもあり得るとも言えます。

久々の、ヨーロッパ歴史映画、期待しなかった以上の大きな、深い感動と静かな充足感に浸されました。

さて、映画を観終えてからは、読書会の仲間でりゅーとぴあでの「朗読らいぶ」へ。
「朗読らいぶ」と言う「独演会」=独演会と言っていいのか?は初めての体験です。
「演技」することやナレーションには興味があり、中一の頃には「演劇部」で「夕鶴」の与ひょうの男役をしました。
専門学校の頃には、卒業作品ショーのナレーションをさせてもらったりと、声を出すことには、かつては興味を抱いていました。
高校時代の恩師が、退職後は本の朗読奉仕をしているとも伺いました。
が、自分は興味はあってもマイクを通した声は、今は「かつれつ」が良くなくて、向いてはいないなぁ~と、すっかり諦めの境地です。

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「りゅうとぴあ」「スタジオB]はこじんまりした会場ですが、満席の人です。
第一部「藪の中」 芥川龍之介
第二部「蕨野行」 村田喜代子
「蕨野行」は昨年11月に私が始めて参加させて頂いた読書会の課題図書でもありました。
真っ暗な舞台から聴こえてくる「藪の中」の登場人物の話が、人が入れ替わる度に、場所を移動し、衣装も変える。
そしてその声と照明が照らす空間に響き渡っているのがマリンバやパーカッションの効果音。
パーカッショニスト、桝口玲子さんは東京でメジャーシーンで活躍されている若い女性。
「活字」の文学が、映像ではなく、「音」と「音」によって、一つは「楽器」から放される効果音、そして活字がまるで、別のもう一つの命を得たかのような声により「再生」されていくのです。

確かに、本を読む時には、童話でなくても、自分の体の奥では「声」に出して読んでみることも良いのだなぁと改めて思った次第です。

新たな感動の体験でした。
朧月が見える「空中庭園」
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終わってからは白山駅前に出来たお店「すず季」へ。

来月の「読書会」での「忘年会」の下見も兼ねて。

次々と出される「神無月懐石」
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最後は栗ごはん、デザート。

手はガーゼで被われていても、山には行けなくても「映画」「朗読らいぶ」仲間と語らいながらの美味しい食事、満足の3連休最後の一日でした!!


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