のりこの日暮し日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 【ボブという名のストリート・キャット】

<<   作成日時 : 2018/05/04 21:43   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

DVD「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」を観てから
原作本があるなら読んでみたいと思い、図書館からかりました。
画像
【著者紹介】
ジェームズ・ボーエン James Bowen
1979年サリー(イギリス南東部)生まれ。
幼少期にオーストラリアに移住。1997年、プロのミュージシャンを志しイギリスに戻るが、様々な困難に遭い路上生活者となる。
バスキング(路上演奏)で生計を立てていた2007年春、生涯の相棒、野良猫のボブと出会う。
【訳者紹介】
服部京子 Kyoko Hattori
翻訳者。中央大学文学部卒業。
3匹の猫と東京に暮らす。

出版社: 辰巳出版 (2013/12/14)


2007年の早春、何かが変わりはじめた。
その春、ぼくはボブを友だちになったのだ。
イギリスとオーストラリアを頻繁に行ったり来たりした。
十代の半ばにはもう学校を辞めたも同然だった。
最終的にぼくは政府から正式にホームレスと認定され、ホームレス専用の
宿泊施設に優先的に寝泊りができる資格を得た。
薬物依存症厚生プログラムに参加することになった。しばらくのあいだ毎日薬剤師の
ところに行くことと、二週間に一度、バスに乗ってカムデンにある薬物依存症の
厚生施設に出向くことが生活の中心になった。


訳者あとがき抜粋
この物語は2007年春 、ひとりの生年が一匹の野良猫と出会うことからはじまる。
青年の名はジェームズ。ホームレスとして政府の援助を受け、麻薬中毒から抜け出そうと
もがいている。猫の名はボブ。見る者を魅了せずにはおけない茶トラの野良猫。
ふたりはある寒い夜、運命に導かれるように出会う。
ホームレスといえば、日本では単に「住む家のない路上生活者」ととらえがちだが、イギリスでは法律でどういう人がホームレスなのかが定義され、ホームレスと認定された人々には政府が住居を確保するための援助を行う義務があるとされる。ジェームズもホームレスとしての認定を受け、そのおかげで専用のシェルターなどに寝泊りすることができたし、さらには住居を斡旋してもらえた。ジェームズもアパートメントで暮らしてはいるがホームレスということになる。
もうひとつ、日本の読者にややわかりづらいだろうと思われるのが、薬物中毒患者への治療法だ。ヘロイン中毒を克服するために合成麻薬であるメタドンを服用するという治療法は、イギリスなどの他国では広く行われているとのことだが、日本では未承認らしい。
それ以外にも、猫がキャリーケースに入れられることもなく、平然とバスの座席に座っていてもとくにお咎めを受けないとか、飼い猫にマイクロチップを装着することが一般的だとか(日本では数パーセントにとどまっているという)、お国柄のちがう他国の事情を垣間見るのも興味深い。
本書には全編を貫くひとつのキーワードがある。セカンドチャンス。それは誰にでもめぐってくるという。ジェームズは何度もその機会に恵まれながら、そのたびにふいにしてきた。けれども、ボブとともに生きるというチャンスをしっかりつかみ、人生を大きく変えることができた。
インタビュー記事によるとジェームズは現在、動物愛護のチャリティ活動にも積極的に携わっているという。

画像
DVDを観て、面白かった!ボブは可愛い!
それでお仕舞いだったかもしれないのですが
ノンフィクションとしてボーエンさんが書かれたものから
もっと深刻だった彼の再生・復活の生活がまざまざと
感じ取られて、日本との違いが幾つかあり、
日本で取り入れられることもあるのではないかと思った。
訳者あとがきを引用したのは、それらの日本との違いを
よく分かるように書かれていたからです。
メタドンを使って、急激ではないけど、確実の薬漬けを
断ち切る制度。ホームレスをその言葉そのままに
ホームレスにしないで、住む場所を与えている「ホームレス」
日本だったらある意味では、そういう生活に落ちぶれるのは
本人の自意識の到らなさ故という厳しいバリアを作ってしまう。
本書は、日本では単なる「猫可愛い」内容になりがちなところを
立派な自己再生プログラム物語に出来上がっているところが良い!!

ボブは私の中からいつまでも離れない。
Twitterやってます
https://twitter.com/pasonori


にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
にほんブログ村


ボブという名のストリート・キャット
辰巳出版
ジェームズ・ボーエン

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ボブという名のストリート・キャット の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!
本当にボブとジェームスの素敵な出会いには感慨深い物がありますね。
様々な意味で素敵なお話だったと思いました。
ボブとジェームスの今後の幸せをずっと祈っています。
みょうがの芯
2018/05/08 23:18
みょうがの芯様
ボブちゃんが繋いだご縁で出会いました。
お名前の「みょうが」も大好きです!
本物の最近のジェームズは暮らし向きが安定した所為でしょうか
少し太めになったみたいですね。
のりこ
2018/05/09 01:25

コメントする help

ニックネーム
本 文
【ボブという名のストリート・キャット】 のりこの日暮し日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる