のりこの山と本の記録

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zoom RSS 【八月の四日間 槍沢ロッジからヒュッテ大槍まで】

<<   作成日時 : 2014/09/03 15:21   >>

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朝、5時朝食です。
鮭をかじり、ご飯を少し食べた処で、カメラ、カメラ・・・

と、慌てて撮りました。

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15日(金)
槍沢ロッジ(5:00)・・・槍沢大曲り(水俣乗越分岐)(6:30-6:47)・・・天狗原分岐(7:50)・・・坊主岩屋下(ヒュッテ大槍分岐)(8:50)⇒ヒュッテ大槍着(10:05)

朝、外へ出ると青空とはいきませんがともかく雨は降っていない、薄曇りと言う状態です。
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ラッキーとばかりに歩き始めます。

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小屋から出てすぐの処に「槍見」と書かれた岩があるのですが、もちろん影も形も見えません。
でも、雨が降っていないだけ幸せ!


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槍沢大曲までにあった沢です。
この時は写真を撮りながらも、何処が沢??って感じで、チョロチョロした流れなのです。
沢って書いてあるけど???と言う気持ちでカメラを向けたのです。

カメラは自分のもう一つの眼であるとともに、記録媒体でもあるので、何か、目印があった時に撮っていおけば、其処までは歩いていたのだな!と言う記録ですね。
そんなことの根拠はないのですが・・・

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ババ平のキャンプ場もまだ、撤収しないテント、出かける支度のテントとテントは多く張られていました。

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ジグザグの道をひょっと曲がると水俣乗越、表銀座縦走路の分岐に出ました。
腰かけるに程よい石、岩が各所にあり、槍沢ロッジを出てからの最初の休憩ポイントです。
休んでいる人が大勢います。
座って、小布施竹風堂の栗ようかん小形を一本食べます。
これは道の駅小布施(高速PAと一緒)で買ってくるのですが、贈答用の箱詰めではなく、一本ずつのバラを買った方が得なのです、これはザックにいつも入っています。
そういえば「八月の六日間」では麝香鹿さんの愛用の行動食も羊羹だと書かれてありました。
他には、スーパーで売られている個包装になっている「塩羊羹」「甘納豆」「塩昆布」「蜂蜜飴」などなど。
個包装になっているもの、常温で保存出来、保存期間も結構永いもの。

そんな小布施の栗羊羹を味わって、途中、道を譲ってくれた同世代の単独女性が追い付いて休みました。
と、そろそろ腰を上げようかという時に、天から、欲しくもないものが・・・
想定内の出来事ですが、雨です。

空も急激に灰色の度合いを深めています。

早速、雨具を着て、出発です。
朝のあの薄曇りはなんだったの!!

この雨以降は延々と雨、雨、雨・・・・

まぁ、腐っても仕方ありません。
道中、雨の中、健気に花は咲いていましたので、雨具の内側からカメラを取り出しては撮ります。

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槍沢大曲りから15分くらい歩くと雪渓が出て来ました。

滑り止めを付けなくても、用心しながら一歩ずつ。

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天狗原分岐です。
もし、晴天で体調が良ければ、天狗原から南岳・中岳・大喰岳を通るのも良いよ。
とは山仲間から聞いていましたが、本日はとても無理です。
休憩時に、天狗原の雪渓は凍っていて滑るから危険だとも話していました。
そうでなくても荒天では無理です。

しばらく歩くと、お花畑が出てきました。
この辺がグリーンバンドと言われている処なのでしょうか。

花の写真はあとで、まとめて。

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ヒュッテ大槍への分岐です。
この分岐をヒュッテ大槍方面へ歩くと、途端に人が居なくなります。

3〜5mくらい先までは確認出来ます。
マーカーを見落とさないように注意して歩きますが・・・

此処で、思わぬ事が・・・

眼の前の正面の大きな岩にでっかく〇が白ペンキで書かれてあったので、その岩の下まで来ました。
ところが、その先がガレ場の登り。???と思いながらも、脇の岩につかまりながら、三点支持とつぶやきながら・・・三歩ほど上がりましたが、これは変???
上がるよりも下る方がズル〜〜と行きそうで怖いのですが、原点に戻れ!で、戻りますと、私が発見した大きな岩の左横の1m先に〇のマーカーがありました。

そういえば・・・と思いだしたのは「八月の六日間」で「わたし」はヒュッテ大槍から槍ヶ岳を目指し、帰り道に迷ったとありました。
明日、私は其処を通るつもりなのですが、迷わないようにマーカー、マーカーと頭に刷り込みました。
で、とんだ道迷いをするところでしたが三歩進んで三歩戻るで軌道修正完了。

そいうえば、所々に、以前に書いた大きな〇がその上からバッテン(☓)が付けてある岩が何か所がありましたが、あれは☓の付け忘れではないのかと、勝手に思いました。

道迷いは絶対しない!と言う保証が無い以上「変?」と気づくのは速くて、そこで、無理やり進まないで戻る!

少し上がると槍ヶ岳山荘の方面へ向かう人の列が時折ガスの晴れ間から見えます。
ヒュッテ大槍へ向かうのも、泊まるのも初めてです。

全く、ミーハーな私は、またまた「八月の六日間」で「ヒュッテ大槍」のお料理の良さが記されていて、調べるとそれは周知の事実のようなのですが、東鎌尾根なので今まで眼に留めていませんでした。
槍ヶ岳から遠くもなく、近すぎないと書かれていました。

確かに、槍ヶ岳の肩にある槍ヶ岳山荘は大きいし、天気を見て、槍を目指せるし、好条件に位置しています。
11年前に此処で急に泊まることにした時には出発時に自分の靴が無いと言って騒いでいる人がいましたが、あれだけの大人数の靴置き場が玄関入った処ではいくら自分の名前を書き、目印を付けても、間違われる可能性はあるでしょうね。

できれば、大きなビニール袋に入れて、自分の部屋か、部屋前に置きたいものです。
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稚児車の群生です。


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【稚児車 槍に向かいて つんと伸び】
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一寸ガスが晴れると
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ガスっていると3m先にある小屋も見えない時もあります。

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ようやくヒュッテ大槍に着きました!!

途中で咲いていた花たち(名称略)
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まずはタオルを渡されて、これで顔でもザックでも雨具でも何を拭いても良いですと。
大きなビニール袋には靴を、私は大きな30リットルのビニール袋は3枚か4枚は畳んで入っていますが。
雨具も入れて、まずは部屋の前の靴置き場に靴を置きます。
靴は乾燥室へは入れられません。
雨具と着ていた服を脱ぎ、小屋着に着替えて、やはり着ていた服を乾かすべく乾燥室へ。
乾燥室は12時からと言うことでしばし待ってから。

靴の中敷きを取り、新聞紙を丸めて、靴の中へ。

私が入れていたら、脇で若いカップルが羨ましそうに見ているので、予備がある私は「どうぞ!」と一日分を差し上げてしまったのです。
こういうのは「気が良いというか・・・」翌日にはもっと大量の新聞紙が要ることになるとは、想定外でした・・・

お昼はカップラーメンと350の缶ビール2本。

ようやく寛ぎました。

【秋灯に 心和らぎ 山談義】
これは俳句を指導して頂いているKさんより三十丸を頂きました(*^。^*)

そしてストーブを囲んで、正に山談義をしているとご主人がカメラを向けました。
スタッフブログに載せるのですが良いですか?と。
もう、みんな大喜びです!

ヒュッテ大槍スタッフブログ8月15日に載っています。

私と同じ槍沢ロッジから来た人、ヒュッテ西岳から来た人・・・といろいろです。

「岳」がずらりと揃っていて、ストーブの廻り、テーブルにと、岳に読みふけっている人が多いので、私も持参の文庫本(手塚宗求氏)「邂逅の山」を持ってきたのですが、岳を手にして読みふけりました。
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小規模の小屋は良い!!
次々と、晴天ならばこんなに早く到着する人は少ないのでしょうが、この悪天候なので、皆さん早着きです。

通常の山小屋ですと、着いたら次々に乾燥室へ下げに行き、最初に掛けた人は、元の場所から何処かへ押しやられていると言うことはよくあることですが・・・

此処は乾燥室が狭いと言うこともあるでしょうが、最初に入れた人のものが乾く頃に第二弾のグループに放送して掛けさせます。まだ、乾かない人は引き続き、置くことは出来るでしょうが。
そのような時間差で乾き残しがないように配慮されています。

岳を読んだり、ビールを飲んだり、体もぬくぬくとしてきました。

小屋の様子です。
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BARメニュー、日本酒リストなどなどあって楽しみです!

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ウェルカムワインは白、取り分けて食べるパスタはイカ墨パスタ。ホイル焼きはチキン。

さすが、評判通りです。

食事の時にはご夫妻、単独女性2名(私も含めて)、金沢からの男性2名。

そして、此処を選んだ理由ははやり、料理が評判だからと。
苦労してたどり着けるおしゃれなレストランです。

嬉しい事に日本酒リストには新潟県のお酒も入っていました。

「効き酒セット」というのがあったので、お願いしますと、今、銘柄変更中で揃ってないと言うことで、これは次回の楽しみですね。

お奨めの「焼き芋焼酎」を頂きました。香ばしい感じがしました。

夕食が一旦お開きとなり、テーブルを片づけた後はバータイムです。

金沢の男性と岐阜からの女性と4人でおしゃべりをしました。
こちらの3名は前夜も「槍平小屋」でご一緒だったとかで、一緒に歩いてきたそうで、私は一緒のお仲間かと思うほどに打ち解けていました。

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金沢の男性がお点前セットを持ってきました。コッヘルでお湯を沸かして、夜も更けた山小屋でお点前を頂きました。

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金沢の男性ですが、お顔が映ってしまいましたと言いますと構いませんとのことなので、せっかくのお点前をパチリ。

聞いた話ですが、モンベルの会長?社長?はお点前が好きなので、モンベルにはこうした野点用のセットが売られているのだそうで。

竹の筒には小さい、茶筅が入り、茶杓は二つ折になって、小さ目のお茶碗、お茶の缶など、すべてコンパクトに収まるようになっているのですね。
そういえば、袋の前面にはモンベルマークが付いていました。

明日も明後日も予報は雨・雨・雨ですが・・・
何だか槍の穂先などどうでも良いか!
とふと、そんな気になってきました。

でも、でも、やはり明日の晴天を祈りながら・・・
二人分のスペースに一人でぐっすり眠りました。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
充実の山行記じっくり読ませてもらいました。今時の山小屋はオシャレで何でも揃うのですね。北アに行く時はお金いっぱい持ってけよ。って友人が言った意味が分かった様な。(笑)
しゃくなげいろ
2014/09/04 06:12
しゃくなげいろ様
訪問、コメント感謝です。
山へ出向くことが、もちろんテッペンに行くことも目的ではあるのですが、ピークハントしていた時代と違って、最近は「山小屋に泊まる」こと、それも好きな小屋に、それが主目的みたいな感じです。
たしかに、ビール350缶500円は山だと呑めるだけでありがたいので、平地へ戻ったら、倹約!倹約!です。
noritan
2014/09/04 07:03
noritanさま
槍沢ヒュッテは別にして、ヒュッテ大槍も肩の小屋も
泊まったことが有りません。
ヒュッテ大槍の食事が良いとは全く知りませんでいた。
情報通ですね。
赤岳鉱泉は連泊の場合、MENUは変わるようです。
赤岳鉱泉の先代小屋主は私が泊まる時には必ずWINE2本
PRESENTしてくれました。(今は若が小屋主) 食事は旨い。

7月25日から1か月、中一の孫娘カナダのウイニペグでホームスティ
その際、抹茶を持参して行ったのだけどカナダの大人にも子供達にも
頗る好評だったとの報告を受けました。
過って端午の節句の日に、巻機山山頂で御点前頂戴した事、思い出しました。
輝ジィ~ジ
2014/09/05 21:12
輝ジィ~ジ様
訪問、コメント感謝です。
ヒュッテ大槍のことは、たまたま読んだ本で知った次第です。
今「山小屋の食事」などと言う本を借りているくらいです。
「赤岳鉱泉」は私も3回泊まったことがありますが、輝様のようにワインのプレゼントはありません(笑)
いつも一人で、細々と泊まっていますので。
食事だけでも行きたい小屋の5本の指に入る小屋ですね。
巻機山のお点前?
失念しています・・・スミマセン!
お孫さんにお抹茶を持参されたなんて、お母さんのアイデアだったのでしょうか?
それは外国人には好評でしょうね!
noritan
2014/09/08 04:35
noritan さま
表現が稚拙だったようです。
残雪の巻機山でのお点前、貴女では有りません。
只、山でのお点前に触れただけ。
輝ジィ~ジ
2014/09/08 08:50
輝ジィ~ジ様
良かったでした(笑)
私かと思いましたので、そんな記憶はないし・・・
どなたかと勘違いされているのでは?
などと思いました。
私の早合点でした。
noritan
2014/09/08 10:16

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