のりこの山と本の記録

アクセスカウンタ

zoom RSS 「心にナイフをしのばせて」

<<   作成日時 : 2009/07/23 02:33   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

ここ半年くらいの間に読んだノンフィクションは「心にナイフをしのばせて」「普通の家族がいちばん怖い」「貧困肥満」


画像


この本のタイトルを何処で最初に眼にしたのか?
今となっては覚えていないけれど、読んでみたいと思った。
その理由は高校生が同級生を殺害し、首を切り落としたと言う事件は、「1997年の神戸児童連続殺傷事件」の類似ケースとして実は28年前にも起きていた。

■内容紹介■
高1の少年が同級生の首を切り落とした驚愕の事件。被害者の母はさながら廃人のように生き、犯人は弁護士として社会復帰していた!

犯人であった少年は何年かすれば少年院を退所して、更生して生活しているかもしれない。
が、弁護士になり大手弁護士事務所を経営していると書かれていたので興味を覚えたのでした。

犯罪被害者は家族の中で被害者を出しただけでなくて、家族全員が被害者になり、その後の人生を全く予期しない方向で生きる羽目になってしまった。

普通、ニュース、新聞記事では。其処までの「責任を担っての報道」はされない。
私も、こうしてニュースの背後の事実を読み取ることにかけては疎い、そのものなのですが、しかし、加害者、特にそれは未成年の場合は、更正をも考慮して報道には規制が成されるのでしょうが、被害者の側のケアが不十分なのではないか?と、このノンフィクションを読んで感じました。
難しいです。
事件は人間が興すものです。
でも、加害者が「特別な悪魔」なのか?
私は「ノウ」と言えますね。
それは、人間というものは、それ自体「加害者」にも「被害者」に成り得る存在となっているからだと思うからです。

それは人間は存在して以来の永年のテーマであり、真実なのだと思わざるを得ないからです。
どんな極悪非道の「人間」にも成り得る。
人々から感謝される「人間」にも成り得る。
その両面を持っているのがそもそもの人間なのだから・・・

それを、トコトン理解、納得するのが「哲学」であり、「文学」であり、「宗教」なのではないのか?

画像


「貧困肥満」「普通の家族がいちばん怖い」
の2冊は、ノンフィクションと言っても、データの数値に基づいて語っている。
まぁ、感想としては、世の中、人間を語るのはデータの数値だけはないだろ!
というささやかな怒りを加味しながら我慢して最後まで読んだ次第です。

アンケートとは色々な場に置いて、よく成されることです。
でも、案外、この「アンケートの数値」というものが曲者であり、そんな数値に騙されてはいけないと思うのです。
が、確かに、数値は正しい事を現してもいるのでしょうね。

う〜〜ん、ノンフィクションは「ノン」です!


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
「心にナイフをしのばせて」は2年位前に読みました。
神奈川生まれの私はこの事件が起きた時、自分の身近の出来事でしたので良く覚えています。
また被害者の方は以前住んでいた家のすぐ近くでした。
あまりにも不条理な運命に翻弄されお気の毒でした。
いつ自分が被害者になるかわからない世の中です。
被害者のケアを事件後も含め、しっかりと確立してもらいたいものです。
さざえ
2009/07/24 13:35
さざえ様 ようこそ、拙ブログへ。感謝です。
当時、身近に起きた事件なら余計に印象に強く残っていることでしょうね!
感想が端折った感じになりましたが、本の後半には、涙が出てたまりませんでした。
被害者のお母さんが、加害者の身の行方を案じていたというのに、立派な法律事務所を経営していることを知り、挙句に「お金を貸しても良いよ」と言い、謝罪の一言もなかったと知り「被害者」の上塗りだと書かれていましたね。加害者への更正ケアも大事かもしれませんが、確かに被害者側が端っこに追いやられている感じがしますね。
noritan
2009/07/24 23:27

コメントする help

ニックネーム
本 文
「心にナイフをしのばせて」 のりこの山と本の記録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる