テーマ:

【おいしいごはんが食べられますように】

おいしいごはんが食べられますように - 高瀬隼子最近はYouTubeのお蔭で、様々なジャンルの動画が視られて楽しい。日本全国の新幹線を使わずに、例えば東京発新潟までとか、大阪発寝台特急で出雲へとか・・・早口で捲し立てるスーツさんのキャラクターも面白い。文学関係だとかの有名な豊崎由美さんの「文学賞メッタ切り」が私世代では面白い!文藝春秋の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【コンビニ人間】

もう6年前ほど前、村田沙也加が芥川賞を受賞して、タイトルと、彼女は実際にコンビニ店員を大学卒業してから続けていたということが話題になり、手にとってはみたが未読のまま数年が経過した。では何故、今読んだのか?過去のインタビューでの様子や新刊のタイトルと内容に興味を抱き、そいえば「コンビニ人間」を読んでみたくなった。「食わず嫌い」というなら「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【まっとうな人生】

まっとうな人生 - 絲山秋子「逃亡くそたわけ」は2007年10月25日に読了したが、やはり続編と知ると何となく読まずにはいられなかった。精神科病院を手を携えて逃亡そして「まっとうな人生」の第1歩を歩み出したのか!やんちゃやってた二人が「双極性障害」もコントろーして家族としてやり直したのか!と、想像するのは読者としては当然で、だけと「全て…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【夢も見ずに眠った】

絲山作品を一生懸命に読破していたのは、もう、かなり前の話になった。ネットで、絲山秋子の最新刊の広告が流れ、書評記事など眼にすると、ついつい昔馴染んだ「恋人」に出会えたかのようなときめきの如くに惹かれて図書館本で読む。「離陸」を手にして、読み始めたが絲山秋子は短編に馴染んでいたので、「離陸」は初の長編、そしてミステリーということで一旦返却…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【絲山秋子「離陸」後日再読】

(文芸春秋・1750円 ※書籍の価格は税抜きで表記しています)かつて、"編集者だったら誰にどんな依頼をしたいか"という質問に、「絲山秋子さんに女スパイものを書いてほしい」と即答しましたが、まさか本当に読める日が来るとは! 幸せです(伊坂幸太郎)――という帯の言葉につられて買うと、伊坂ファンもスパイ小説ファンも失望するだろう。伊坂幸太郎的…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【超発掘本を見つけた】

18日に体調不良で途中撤退をせざるをえなかった。花がまだ咲いている内に、再度行きたくて、24日に寺尾駅までツーデ―パスを購入しに出かけた。前日になって湯沢の天気予報が午後から崩れるとの予報。逡巡しているよりも、潔くよく24日に寺尾駅まで払い戻しに出かけた。無理をすることはない。自宅に一番近い駅で購入が出来ればよいのだが、「みどりの窓口」…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【袋小路の男⇒小田切孝の言い分】

6月9日【袋小路の男】には【小田切孝の言い分】が付いていた。前述後半を少し思い出してみよう。あなたの小説が遂に二次選考を突破した。最終には残れなかったけれど、文芸誌に名前が載った。ー中略 きっと次は最終に行ける。あなたがデビューする日はきっと来る。もしもあなたが有名な作家になって、知らないうちに綺麗な女性が隣にいたら、私はやっかむけれど…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【袋小路の男】

袋小路の男 (講談社文庫) - 絲山秋子「袋小路」とは行き止まりになっていて通り抜けられない小路。転じて、物事が行き詰まった状態。と書かれている。私が産まれた時に住んでいた処は、新潟市の古町通り1番町から始まる一番下手にある13番町だった。古町・本町・東掘通り・西堀通りと並行して続いていた。それらの横に正に櫛のように「袋小路」があった。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【神よ憐れみたまえ】

神よ憐れみたまえ - 小池 真理子小池真理子の長編書下ろしを読むのは久しぶり。新潮社の書評・コラム・本の紹介年間購読機関紙「波」の2021年7月号に小池真理子の「喪失と創作」で10年を掛けて書き終えたこと。その間には家族間、夫婦間で様々な惨禍に遭ったこと等々書かれていた。バックナンバーで読むことができる。小池真理子の作品はもうずっと昔「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【安部公房伝】安部ねり

前述の記事で書き忘れたが安部ねりは2011年3月、つまり亡くなる7年前に「安部公房伝」を新潮社から上梓している。後ろには懐かしいNEC文豪のデスクトップ型のパソコンが載っている。昭和から平成に世の中が変わった頃に、職場、家庭内共に最初に導入したのはNECのデスクトップだった。真知さん、ねりさんのスナップ写真も多く載せられている。これも図…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【安部公房とわたし】山口果林

安部公房とわたし - 山口 果林書評番組や書評誌で最近「安部公房」の名前をよく目にする。NHKのラジオ深夜便で第四週の日曜日に頭木弘樹さんの「絶望名言」と称した「絶望」のただなかに関しての著名な作家が書き記した著書の紹介をしている。若くして大病を病み、生きることの絶望の底の底まで体験した頭木さんは作家の言葉から救いの道を探り当て、それら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【姥捨て山繁盛記】

姥捨て山繁盛記 - 太田 俊明何か偶然からこの小説が「日本経済新聞社」主宰「日経小説大賞」受賞作品ということを知り、図書館本で読んでみた。作者の太田俊明氏は東京大学在学中には硬式野球部の遊撃手として「東京六大学野球部」で活躍。卒業後は総合商社、テレビ局に勤務。2013年に退職。タイトルの「姥捨て山」えっ!「繁盛記」えっ!が気になった。日…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【死ぬまでに行きたい海】

死ぬまでに行きたい海 - 岸本 佐知子岸本佐知子さんのエッセイ新刊ということで、タイトルにも惹かれて図書館本で読んだ。新刊だし、人気の岸本さんのエッセイなので図書館では三桁待ちかなと覚悟したら意外にも発売日少し前にリクエストしてすぐに読むことが出来た。「ねにもつタイプ」以来のエッセイ集だが、本のタイトルになっている⇒実はタイトルに惹かれ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ジャズと落語とワン公と】

先日「矍鑠」が読めますか?書けますか?で書いた初赤井三尋著「翳りゆく夏」のドラマが本当に面白かったので続いて「ジャズと落語とワン公と」を読んだ。本作も文庫化を機会に改題「面影はこの胸に」となったが、内容をしっかり読むと、この「ジャズ」「落語」「ワン公」が解決に重要な糸口となっていて、ジャズは大きな音を発しても、目立たないこと。落語もしか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【再会でステーキランチ】

時々クロスパルの図書館へ行く。現在だと仕事帰りにも立ち寄ることが出来るので。裏玄関から帰ろうとすると、なんと、かつての山仲間にばったり出会う。彼女は本を返すだけに来たという待ってて、お茶いえ、ランチでも一緒にと言うので待っていた。借りた本や返した本の話などしながらバス通りとは反対の道を歩いて、この辺がご近所の彼女とは、この店で2,3回は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【神様 2011】

神様 2011 - 川上 弘美Panasonic Melodious Library の6日課題図書図書館本で読む。最初川上弘美著「神様」を借りたのだが、後に「神様」と「神様2011」の二作品が収蔵されている本だと知り、借り直した。「神様」は1999年に中公文庫で発売され「ドゥマゴ文学賞」と「紫式部文学賞」の二大文学賞を受賞された。そし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ブラックボックス】

文藝春秋2022年3月号[雑誌] 第166回芥川賞・直木賞が発表された。 私自身はどちらかと言えば関心は「芥川賞」なのだが。今回は書評家の豊崎由美さんのメッタ切りYouTubeを併せて見た。豊崎さんのメッタ切りは、あらすじから過去のノミネートや今後の見通し等々本当に面白い!!私個人の最大関心作品は「ブラックボックス」で、早速文藝春秋…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ドライブ・マイ・カー】

第74回カンヌ国際映画祭にて、村上春樹の短編を映画化した濱口竜介監督最新作『ドライブ・マイ・カー』が日本映画初となる脚本賞ほか、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞という3つの独立賞も受賞し、計4冠。カンヌの歴史を塗り替える偉業を達成した。 久々で村上春樹原作映画を観た。 随分昔に「ノルウェイの森」がブ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【神様】

神様 (中公文庫) - 川上 弘美くまにさそわれて散歩に出る。河原に行くのである。歩いて二十分ほどのところにある河原である。春先に、鴫(しぎ)を見るために、行ったことはあったが、暑い季節にこうして弁当まで持って行くのは初めてである。散歩というよりハイキングといったほうがいいかもしれない。くまは、雄の成熟したくまで、だからとても大きい。三…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【朽助のいる谷間】

山椒魚 (新潮文庫) - 井伏鱒二またまた、メロディアスライブラリーお薦めの本新潮文庫「山椒魚」から「朽助の谷間」を読む。井伏鱒二といえば「山椒魚」「黒い雨」が出てくるが「山椒魚」の面白さは私には実感が涌かない。『山椒魚のすすり泣きの声が岩屋の外にもれているのを聞きのがしはしなかったであろう』私は山椒魚の寂しさに寄り添うことはできなかっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【火車】

火車 (新潮文庫) - 宮部みゆき宮部みゆき「火車」はあらすじとしては十分熟知している作品だ。何故に今頃?その答えは「Panasonic melodious library」での長編課題図書で6日、13日の二日間に渡ってだった。宮部みゆきと言えば、真っ先に頭に浮かぶ代表作でありながら、私の読書傾向は当時、直木賞作品には殆ど縁がなかった。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【兄の終い】

兄の終い - 村井 理子1月14日記事「村井さんちの生活」で初村井理子さんエッセイだった。村井理子さんが翻訳家であること、等々プロフィールも知らなかったが出会いは朝日新聞の冊子「一冊の本」だった。こうした思いもかけない出会いを期待しての出版社の冊子ではある。全体として面白かった中にあって第5章2020年記事「孤独死した兄のこと」の記事で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【村井さんちの生活】

村井理子さんに出会えたのは、ひょんなきっかけであった。ジュンク堂のレジ済に出版社の無料小冊子が置いてあり朝日新聞出版「一冊の本」であった。新潮社の「波」は書店には無料で置かれてはいない。新刊紹介もさることながら、出会いは作家等のエッセイが読めることなのだ。鴻上尚史、群ようこ、木村草太初お目見えの村井理子さんが載っていた。「ふたご母も15…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【小屋を燃す】

『生者と死者の境を越える私小説集』 文庫本裏の帯には収められている四作品が下記の通り 「畔を歩く」・・・四十年勤めた病院を定年退職する。 「小屋を造る」・・男誤認で、畑の隅に小屋を建てる。 「四股を踏む」・・超高齢患者から処女懐胎の話を聞く。 「小屋を燃す」・・小屋を解体し、死者たちと宴会する。 文庫版あとがきとしての独…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【「草すべり その他の短編」バカ尾根】

12月13日「草すべり その他の短編」では、草すべりの記事だけ書いた。  「その他の短編」では「旧盆」「バカ尾根」「穂高山」の三作が所蔵されていた。この三篇の中では浅間山関連の「バカ尾根」が気になったので読む。2013年9月28日当時所属していた山の会の山行でたまたま私が紀行文を書いた。自身のブログでは書かれていない。パソコンを買い替え…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【草すべり】

「山行記」「ダイヤモンドダスト」に引き続き「浅間山」シリーズ三冊目「草すべり その他の短編」 南木佳士 文藝春秋社ああ、これだね、ここだったね。沙絵ちゃんは草すべりと書かれた小さな道標を見つけ、さっさと降りていった。書き出しを読むと、南木佳士夫妻と沙絵ちゃんとの三人の山行と思っていると沙絵ちゃんからメールでのお誘いがあり一緒に登ることに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ダイヤモンドダスト】

「山行記」を読み終えて、久しく南木佳士を読んでいなかったと気づいた。既読の本でもすぐに詳細は忘れてしまっているので、初期作品から再読した。文庫「ダイヤモンドダスト」には4つの作品が収められていて「冬への順応」「ダイヤモンドダスト」の二作品を読む。他の作品は読んでいないが、この二作品は非常に設定が似ている。都会から諸事情により移り住んだ安…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【少女を憎む】

「あの人が影響を受けた。と言ったから、読みたくなった」小口も天も地も日焼けして頁は薄く、文字も小さい。でもAmazonで82円で購入できた。あの人とは大学生になった岸政彦が大阪での生活で自己発見に夢中に思考錯誤している頃に小松左京の掌編に出会い、「少女を憎む」が最も岸青年に影響を与えた作品だったという。少女は少女のままで「女」を現し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【夜航船】

5日の 「Panasonic Melodious Library」の課題図書は徳田秋声「夜航船」だった。徳田秋声は名前は明治の作家という程度の知識しかなかった。外に泉鏡花、室生犀星三人は金沢の三大文豪と言われていたのだとか。自然主義作家と云えば、島崎藤村「破壊」を十代の頃に読んだくらいだった。今回は短編だというので、図書館本で読んでみた…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【山行記(何度でも浅間山)】

「山行記」所蔵第二作目は「何度でも浅間山」 <去年の思いあがり>   38歳の9月、芥川賞受賞の翌月から取りつかれたパニック障害とそれに続くうつ病が十年以上経っても完治しないまま、休日には家でごろごろしているだけの、作家と医師を兼ねるという重ねて業の深い生活にどっぷりつかってしまっている夫を、紅葉が始まっているかもしれないからと、妻が赤…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more