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【「わかりやすさの罪」はとても解り難かった】

わかりやすさの罪 - 武田 砂鉄 「紋切型社会」で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。この本は読んで、納得、納得だったのだが・・・本書は、どうもスルスルと読み進むことが出来なかった。現在はTBS金曜日「アシタノカレッジ」を聴いている。ラジオでの対談とかは聴きやすいのだが、何故か今回の本には引っ掛かるものを感じた。悪い癖…
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【ファーストラヴ】読了してみれば

ファーストラヴ (文春文庫) - 島本 理生1月30日には読書を始めた感想を書いた。そして読み終えてみれば・・・「面白かった!」「深い感動を得た」といった読後感を得た方が居ても、当然と思うが、私個人的には・・・公判箇所に辿り着く迄、ソワソワする。一体環奈は何を語るのか?そもそも「ファーストラヴ」って、誰のこと?相手は誰?環奈?由紀?と作…
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【PR誌は宝の山】

出版社が発行しているPR誌は大手書店、新潟市で言えばジュンク堂に自由に持っていけるように置いてある。全てのPR誌ではなくて、上記4冊の内、無料で配布しているのは「青春と読書」「図書」くらいかと思う。ジュンク堂へ行った折りにはレジ済の端っこにあるので、あれば頂いていく。新潮社「波」、筑摩書房「ちくま」は年間購読をしている。各出版社の新…
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【虚しくともブログを書こう】

コロナに感染はしていない。体調は絶好調とはいえないが、悪くはない。なのに、何故か虚しさの膜に覆われたような毎日だ。「空しい(虚しい)」は新明解では何個か書かれているが「努力したのに、報いられるところがない(少ない)様子だ」この解説が私の虚しさに当て嵌まる。「空しくなる」⇒「死ぬ」意の婉曲表現。ともある。虚しさに囚われると、鬱になり、自死…
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【何はともあれブログを書こう】

三冊本が並んだが、既読書ではなく、読みたくて図書館から借りてきた本たちが少々齧り読みして返却した本たちだ。名残惜しくて、途中で止めてごめんね。そんな気持ちでいつか読破したい気持ちを本に伝えたくて写真を撮る。「アウシュヴィッツの図書係」はPanasonic Melodious Libraryで取り上げられた本だが、途中で止めた理由が実はも…
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【団塊の世代】

本日は成人の日だった。私などは祝日の有り方は、旧日付で身に着いている。私の「成人式」は1月15日で、早、50年前になる。小雪がチラつく寒い日だったが、晴れ着を着るのに刺し触りはなかった。ラジオで言っていたが、当時は本日成人になった人の倍は居たという。「団塊の世代」と言われて久しい。NHK FM「JAZZ TONIGHT」にお名前は聞いた…
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【初ランチ】

昨年12月に夜飲みした時に、大将(以前、ご主人と言っていたが、従業員の女性が大将と呼んでいたので)ランチ2日からしますからと言った時に、来ます、来ますと予約した)カウンターにやはり(以前にも書いたが)60歳以上の女性二人連れが坐っていた。大きな鯵フライ・大根と烏賊の炊合せ・切り昆布と数の子黒豆・具沢山の味噌汁ル・レクチェ・珈琲前述の女性…
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【2020年を振り返る】その3

※読書今年は引っ越し時にテレビと決別してきたので、ラジオ三昧の日々だった。聴く、聴かないともかく、音がしているだけで安心できる。無音というのは部屋に音がしない空間が怖さを呼ぶ。後半はバス通勤で、駅前まで乗車するので30分~40分は読書タイムとなる。家に帰ってからは、前述の供述に書いた仕事関連の資料、手引きの確認を少しでも進めたいので、読…
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「最後のひと葉」顛末

最後のひと葉 (岩波少年文庫 (539)) - オー・ヘンリー, 小西 英子, 金原 瑞人小川洋子さん「パナソニックメロディアスライブラリー」を聴く。ジョンジーとスーの二人は洋服の好みも同じだしとても気が合い、二人して一緒にずんぐりした煉瓦造りの最上階に住んでいた。ところが、或る時、ジョンジーは肺炎に罹り、日増しに悪化していく。窓辺から…
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【トロッコ】読んで、観る

蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇 (岩波文庫) - 龍之介, 芥川先日クロスパルに本を返却した時に、県立図書館併設のラ・ラ・ネットの12月の映画上映会の案内があり、一応電話で申し込みをした。原作は芥川龍之介「蜘蛛の糸 杜子春・トロッコ 他十七篇」トロッコは文庫中ほど七頁の掌編。映画トロッコ<小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まっ…
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【JR上野駅公園口】

JR上野駅公園口 (河出文庫) - 柳美里柳美里さんがデビューした頃は、その出自や多少スキャンダラスな面と相まって、私は彼女の作品を手にすることはなかった。語られている評価云々というよりは、全くの個人的な独断と偏見でしかない。しかし、様々な逆境を乗り越え、或いは踏み台にして着実に賞を取り、文学の才能を頭角してきた。その集大成といっても良…
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【一寸先にあるもの】

一寸先にあるものって何?一寸→3cm先にあるものは「闇」なのだよ。「闇」なら明るくしてみれば怖くないよ。近づける灯の手立ても無い状態を闇というのだよ。 [闇その1]年越しを山小屋で過ごしたい。2017年の1月の記事夢のような年末年始だった。この年以降に母は認知症と足腰がぐんと弱り、特養に入所していたので泊まりは避けていた。やはり北八ヶ…
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【山中静夫氏の尊厳死&試みの堕落論】

山中静夫氏の尊厳死 (文春文庫) - 南木 佳士【山中静夫氏の尊厳死】三島作品を読んだ後には、物語の収束が府に落ちない死で締め括られていたので、何とも後味が良くなかった。南木佳士を読むのは、本当に久しぶりだ。強い、立派、といった姿勢とは対極に居るような南木佳士が描く医師は、本人そのものという感じで共感を抱くことができる。文庫にはもう一つ…
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【午後の曳航】

午後の曳航 (新潮文庫) - 三島 由紀夫先日の【杳子】の記事で三島由紀夫の没後50年を11月25日に迎えたと書いた。しかし、度々、言っているように、現在取り組んでいる仕事に関してが悩ましい状況で空いた時間に読書などに打ち込めない状況なのだ。しかし、いつかは落ち着いて本を手にできる時間もとれるだろうと、無駄な買物になるかもしれないが「没…
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【杳子】

杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫) - 古井 由吉通常、人は亡くなることで、次第に忘れられてしまう。だが、作家や芸術家は、亡くなったことで、今更にして思い出す。故人の死を悼み、どうして、わたしは故人を深く知ろうとしなかったのかと、途方に暮れ、哀しみの底に落ち込んでしまう。そうした時に、わたしを故人へと誘ってくれる助け人がいる。ありがた…
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【go to dokusyo】&【go to sigoto】

ブログを書くほどの大きな感動も、大きな出来事にも出逢えない平々凡々の毎日が過ぎていく。朝目覚めて、東南に向いた戸を開ける。一瞬に飛び込んでくる室内の温んだ空気へ冷気が飛び込んでくる。以前の住まいだと家から朝焼けは見ることが出来なかったが今は朝焼けが嬉しい。そしてここから見える山にいつ、雪景色が見えるのだろうか?と思ったりする。18日 朝…
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「星の子」&「こちらあみ子」

星の子 (朝日文庫) - 今村 夏子  こちらあみ子 (ちくま文庫) - 今村夏子今村 夏子は「むらさきの女」を2019年8月12日に読んだとブログに書いているが、その中で「随分前に「こちらあみ子」を読んだとあるが「読書メーター」にも記載がないようだし、何処にも当時の読後感がないのが何だか不気味だ。最近、頓に読書の粗筋、自分の感想の記憶…
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【銀杏の整列】

  今、仕事で通っている場所は、新潟駅前の一つ手前で下りて、駅に向かって左へ入った処だ。駅前の、駅に向かって右へ入った処、駅舎を南口へ出た処。万代シティで下りて川べりの方へ歩いた処。と駅近辺には各所で短期間仕事で通ったが、僅かな場所の違い、季節の違いなどで、樹々の様子も異なっている。この近辺は街路樹で銀杏が並んで立っている。偶然観た記事…
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【101年目の孤独】

101年目の孤独――希望の場所を求めて (岩波現代文庫) - 高橋 源一郎 2013年発行。図書館本にしては最新刊の本のように綺麗なままになっている。高橋源一郎さんの著書はここ十年以上は読んでいない。正確に言えば「小説の書き方」と言った本は読んでいる。この本は、読んで「面白かった」とか「哀しかった」とかいった感想を求めてはいなくて、…
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【ショート・サーキット】

「ショート・サーキット」 佐伯一麦著 講談社文芸文庫 「佐伯一麦初期作品集」とサブタイトルが付いている。「木を接ぐ」で海燕新人文学賞でデビューして6年後に本作で野間文芸新人賞を受賞する。本作品集にも冒頭に「木を接ぐ」が収蔵されている。なので、この文庫から佐伯一麦を読み始めても大丈夫なのだ。ショート・サーキットの意味は作品では触れてはい…
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【「木を接ぐ」&「雛の棲家」】

「雛の棲家」 佐伯一麦著 福武書店佐伯一麦は名前は何となく知っていたが、本は読んだことはなかった。或る地方文学賞の審査員に名前が載っていて、受賞者よりも審査員に他に男性1名、女性1名の合計三名の審査員の中から佐伯一麦に興味が湧き、デビュー作品から読んでみた。「雛の棲家」の中に収められている「木を接ぐ」が事実上のデビュー。1984年「海燕…
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【缶詰に愛をこめて】

10月18日記事「井の中から聴く世界」の中で「美味しい仕事人」小泉武夫さんのことを書いた。聴き逃しで再度聴いて本当に小泉さんの話は楽しくて、年齢より少なくとも20歳は若いと思わせる声、お顔の艶など。そして早速、図書館で「小泉武夫」で検索掛けると155冊ヒットする。ラジオでも話していたが、食べることに東奔西走するその様が著書を増やしていく…
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【デューク・エリントンが完成】

10月14日に「デュークが古町に」で途中の「デューク・エリントン」の壁画に関して書いた。21日、NEXへ行く途中に立ち寄る。見事、デューク・エリントン壁画は完成していた。自転車が停めてあるのは致し方ないが・・・よく描かれている(^_-)-☆来年の1月には恒例の「新潟ジャズストリート」が開催できると良いね!新潟にいろいろと貢献されたデュー…
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【市民のための仏教講座  若松 英輔】

スーパーに併設している書店で講演会のチケットを買ったのは、まだまだ暑い盛りの頃だった。すっかり涼しくなり、夜半など寒くなった。「第12回 市民のための仏教講座」若松 英輔氏もう12回も開催しているのでした。たまたま、ポスター掲載時期にその書店に行かなければ参加はしなかった。入場券は1,000円 「利他とは何か」という題目で9頁に渡っての…
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【82年生まれ、キム・ジヨン】

82年生まれ、キム・ジヨン チョ・ナムジュ著 斎藤真理子訳 筑摩書房韓国文学は「菜食主義者」に続いて二冊目となる。「菜食主義者」を読んだのは 2020年8月17日 だったが韓国文学デビューとしてとても衝撃的だった。「82年生まれ、キム・ジヨン」は丸でノンフィクションかと思わせるタイトルで内容も年代別に推移が書かれて、ジヨンの母の時代も詳…
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【ぬるい毒】

ぬるい毒 - 本谷有希子本谷有希子の本を再読、未読本と続けて読んだ。それほど魅かれた訳でもないのに、なんだか、自分の中で「本谷ワールド」にケリを付けたかった。本作品は2011年野間文芸新人賞を受賞した。それ以前には自ら立ち上げた劇団での戯曲で「鶴屋南北戯曲賞」他受賞している。本作品は小説の新人賞の初受賞だった。作家として認知され、一通り…
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【日曜日の人々(サンデーピープル)】

日曜日の人々 - 高橋 弘希何を見て知ったのかは忘れてしまった。そして図書館に予約した時にはほんわりしたエッセイ集かなと思っていました。事前にAmazonのレビューなど知らないで手にするのもあり、かもしれません。レビューはその人それぞれで賛否両論があると思うのです。自分と相性の合う作家、或いは、100人の人が好きだと言っても、私は好きで…
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【異類婚姻譚】

【第154回 芥川賞受賞作】異類婚姻譚 - 本谷 有希子本谷有希子では「自分を好きになる方法」を最近再読した。「三島由紀夫賞」を受賞した作品だったと後で分かった。2013年 『嵐のピクニック』第7回大江健三郎賞受賞2014年 『自分を好きになる方法』第27回三島由紀夫賞受賞2016年 『異類婚姻譚』第154回芥川龍之介賞受賞笙野頼子、鹿…
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【再読 本谷有希子】

自分を好きになる方法 (講談社文庫) - 本谷 有希子『静かに、ねぇ、静かに』刊行記念 無料試し読み! 本当の旅 - 本谷有希子今更にして再読がしたくなり、未読の作品も読みたくなった。一人の女性の一生を、3歳、16歳、28歳、34歳、47歳、63歳のそれぞれ一日を描いた6編を連ねて構成する長編小説。「いつか自分が心から一緒にいたいと思え…
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【トンネル鏡】

月の上の観覧車(新潮文庫) - 荻原浩27日NHKラジオ深夜便「ラジオ文芸館」【トンネル鏡】を聴く。聴き入ってしまったのは、アナウンサーの朗読が上手かった!それと私の住む新潟と東京を結ぶ上越線⇒上越新幹線という唯一日本海と大都会東京を結ぶ路線に長短幾つも通過するトンネルを通る時の窓に映る自身の顔との対話。新潟の海岸沿いの町で、母一人息子…
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