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【JR高田馬場駅戸山口】

JR高田馬場駅戸山口 (河出文庫) - 柳美里2020年12月19日に「JR上野駅公園口」2021年05月01日「山手線内回り」に続く三冊目を読んだ。一連の山手線シリーズで全米図書賞受賞という快挙を受けて、改題、新装出版はやはり「柳美里」を知らなかった人々を知らしめるチャンスになる。しかし、その作家がどんな権威を貰おうと個々の人間として…
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【山手線内回り】を読む

2020年12月19日の記事に「JR上野駅公園口」の感想を書いた。※デザインを変更したので、過去記事の文字で読みずらい日がありますがご容赦願います。柳美里さんの「全米図書賞受賞」は快挙ですが、やはり私は総括的に柳美里さんを好きにはなれない。だけど、サラっと読みで作品を解してしまうのはどうか?再読してみて、「やはり、私には馴染まない」とい…
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【いつか深い穴に落ちるまで】

第55回文藝賞受賞 山野辺太郎 河出書房新社発案者は、運輸省の若手官僚、山本清晴だった。日本とブラジルとを直線で結ぶことはできないか。そう彼は考えた。カウンターテーブルには、飲み干された焼酎のコップと、皿に残った数本の竹串。発案に至るまで、妙な言葉の連なりが、脳裏をぐるぐるとめぐっていた。底のない穴を空けよう。肉のかたまりに、串を刺す。…
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【百年泥】を読む

百年泥 石井遊佳 新潮社 2018年この作品が芥川賞を受賞した時のことは覚えているが、若竹さんの受賞の方に強い関心が向いていた。その時の記事は2018年5月29日に書いている。自分に近い年齢の女性が受賞とあってより強く関心が向いた。11日に東京FM「Panasonic Melodious Library」で取り上げられたことで、図書館本…
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【かか再読】

私は評論家ではないし、作家を誕生させる選考委員でもない。単なる、その他大勢の一読者に過ぎない。そんな読者の端くれとして、文藝賞を受賞した「かか」が自分の中でどう決着付けるのか、問われている気がして本日再読した。2時間あれば読み終えると書いていた人がいたが、私は遅読で、かと言って精読という訳ではないのだが・・・2020年9月24日にやはり…
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【推し、燃ゆ】を読む

芥川賞受賞作品が全文掲載の場合のみ「文藝春秋」を購入して読む。半ばまで読んだ状態で「つまらない!」と投げ出した。文藝賞受賞「かか」は三島由紀夫賞もダブルで受賞した。三島由紀夫賞は最年少での受賞。芥川賞受賞は綿矢りさ、金原ひとみに次ぐ史上三番目の受賞とか。このままの流れでゆくと、中学生芥川賞作家誕生も時間の問題でしょう。文藝春秋を読みたい…
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【カキモリ読書ノート】

最初にカキモリの読書ノートを知ったのはe-honからだった。「カキモリ」とは蔵前にあるオーダーの文具作成・販売をしている会社。リング、止めゴム付で、紙質はツルツルした紙質ではなくザラザラ感があり、万年筆に合う紙質。2011年頃から書き始めたが、全て詳細に書いている訳ではない。見出しの箇条書きだけの時もあるし、記憶力に乏しい私にとっては、…
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【没後40年】

遠東航空103便墜落事故(ファーイースタンひゃくさんびんついらくじこ、三義空難)は、1981年8月22日に台湾の航空会社の遠東航空機が巡航中に空中分解して墜落した航空事故である。2016年現在、台湾島で発生した航空事故としては二番目に多い犠牲者を出した事故となっている(最大の事故は1998年に発生したチャイナエアライン676便墜落事故(…
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【あのこは貴族】

あのこは貴族 (集英社文庫) - 山内マリコ映画化情報を知って、初読「山内マリコ」だった。映画を観たいと思ったのは、門脇麦、水原希子、石橋静河等女優陣が好きだったから。最初から分かっていたことだが、肝心の主役華子と結婚する青木幸一郎役高良健吾が残念なキャスティングだった。彼のファンも、勿論いるでしょうが、俳優に対しては好悪というより、個…
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【「わかりやすさの罪」はとても解り難かった】

わかりやすさの罪 - 武田 砂鉄 「紋切型社会」で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した。この本は読んで、納得、納得だったのだが・・・本書は、どうもスルスルと読み進むことが出来なかった。現在はTBS金曜日「アシタノカレッジ」を聴いている。ラジオでの対談とかは聴きやすいのだが、何故か今回の本には引っ掛かるものを感じた。悪い癖…
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【ファーストラヴ】読了してみれば

ファーストラヴ (文春文庫) - 島本 理生1月30日には読書を始めた感想を書いた。そして読み終えてみれば・・・「面白かった!」「深い感動を得た」といった読後感を得た方が居ても、当然と思うが、私個人的には・・・公判箇所に辿り着く迄、ソワソワする。一体環奈は何を語るのか?そもそも「ファーストラヴ」って、誰のこと?相手は誰?環奈?由紀?と作…
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【PR誌は宝の山】

出版社が発行しているPR誌は大手書店、新潟市で言えばジュンク堂に自由に持っていけるように置いてある。全てのPR誌ではなくて、上記4冊の内、無料で配布しているのは「青春と読書」「図書」くらいかと思う。ジュンク堂へ行った折りにはレジ済の端っこにあるので、あれば頂いていく。新潮社「波」、筑摩書房「ちくま」は年間購読をしている。各出版社の新…
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【虚しくともブログを書こう】

コロナに感染はしていない。体調は絶好調とはいえないが、悪くはない。なのに、何故か虚しさの膜に覆われたような毎日だ。「空しい(虚しい)」は新明解では何個か書かれているが「努力したのに、報いられるところがない(少ない)様子だ」この解説が私の虚しさに当て嵌まる。「空しくなる」⇒「死ぬ」意の婉曲表現。ともある。虚しさに囚われると、鬱になり、自死…
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【何はともあれブログを書こう】

三冊本が並んだが、既読書ではなく、読みたくて図書館から借りてきた本たちが少々齧り読みして返却した本たちだ。名残惜しくて、途中で止めてごめんね。そんな気持ちでいつか読破したい気持ちを本に伝えたくて写真を撮る。「アウシュヴィッツの図書係」はPanasonic Melodious Libraryで取り上げられた本だが、途中で止めた理由が実はも…
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【団塊の世代】

本日は成人の日だった。私などは祝日の有り方は、旧日付で身に着いている。私の「成人式」は1月15日で、早、50年前になる。小雪がチラつく寒い日だったが、晴れ着を着るのに刺し触りはなかった。ラジオで言っていたが、当時は本日成人になった人の倍は居たという。「団塊の世代」と言われて久しい。NHK FM「JAZZ TONIGHT」にお名前は聞いた…
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【初ランチ】

昨年12月に夜飲みした時に、大将(以前、ご主人と言っていたが、従業員の女性が大将と呼んでいたので)ランチ2日からしますからと言った時に、来ます、来ますと予約した)カウンターにやはり(以前にも書いたが)60歳以上の女性二人連れが坐っていた。大きな鯵フライ・大根と烏賊の炊合せ・切り昆布と数の子黒豆・具沢山の味噌汁ル・レクチェ・珈琲前述の女性…
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【2020年を振り返る】その3

※読書今年は引っ越し時にテレビと決別してきたので、ラジオ三昧の日々だった。聴く、聴かないともかく、音がしているだけで安心できる。無音というのは部屋に音がしない空間が怖さを呼ぶ。後半はバス通勤で、駅前まで乗車するので30分~40分は読書タイムとなる。家に帰ってからは、前述の供述に書いた仕事関連の資料、手引きの確認を少しでも進めたいので、読…
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「最後のひと葉」顛末

最後のひと葉 (岩波少年文庫 (539)) - オー・ヘンリー, 小西 英子, 金原 瑞人小川洋子さん「パナソニックメロディアスライブラリー」を聴く。ジョンジーとスーの二人は洋服の好みも同じだしとても気が合い、二人して一緒にずんぐりした煉瓦造りの最上階に住んでいた。ところが、或る時、ジョンジーは肺炎に罹り、日増しに悪化していく。窓辺から…
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【トロッコ】読んで、観る

蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇 (岩波文庫) - 龍之介, 芥川先日クロスパルに本を返却した時に、県立図書館併設のラ・ラ・ネットの12月の映画上映会の案内があり、一応電話で申し込みをした。原作は芥川龍之介「蜘蛛の糸 杜子春・トロッコ 他十七篇」トロッコは文庫中ほど七頁の掌編。映画トロッコ<小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まっ…
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【JR上野駅公園口】

JR上野駅公園口 (河出文庫) - 柳美里柳美里さんがデビューした頃は、その出自や多少スキャンダラスな面と相まって、私は彼女の作品を手にすることはなかった。語られている評価云々というよりは、全くの個人的な独断と偏見でしかない。しかし、様々な逆境を乗り越え、或いは踏み台にして着実に賞を取り、文学の才能を頭角してきた。その集大成といっても良…
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【一寸先にあるもの】

一寸先にあるものって何?一寸→3cm先にあるものは「闇」なのだよ。「闇」なら明るくしてみれば怖くないよ。近づける灯の手立ても無い状態を闇というのだよ。 [闇その1]年越しを山小屋で過ごしたい。2017年の1月の記事夢のような年末年始だった。この年以降に母は認知症と足腰がぐんと弱り、特養に入所していたので泊まりは避けていた。やはり北八ヶ…
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【山中静夫氏の尊厳死&試みの堕落論】

山中静夫氏の尊厳死 (文春文庫) - 南木 佳士【山中静夫氏の尊厳死】三島作品を読んだ後には、物語の収束が府に落ちない死で締め括られていたので、何とも後味が良くなかった。南木佳士を読むのは、本当に久しぶりだ。強い、立派、といった姿勢とは対極に居るような南木佳士が描く医師は、本人そのものという感じで共感を抱くことができる。文庫にはもう一つ…
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【午後の曳航】

午後の曳航 (新潮文庫) - 三島 由紀夫先日の【杳子】の記事で三島由紀夫の没後50年を11月25日に迎えたと書いた。しかし、度々、言っているように、現在取り組んでいる仕事に関してが悩ましい状況で空いた時間に読書などに打ち込めない状況なのだ。しかし、いつかは落ち着いて本を手にできる時間もとれるだろうと、無駄な買物になるかもしれないが「没…
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【杳子】

杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫) - 古井 由吉通常、人は亡くなることで、次第に忘れられてしまう。だが、作家や芸術家は、亡くなったことで、今更にして思い出す。故人の死を悼み、どうして、わたしは故人を深く知ろうとしなかったのかと、途方に暮れ、哀しみの底に落ち込んでしまう。そうした時に、わたしを故人へと誘ってくれる助け人がいる。ありがた…
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【go to dokusyo】&【go to sigoto】

ブログを書くほどの大きな感動も、大きな出来事にも出逢えない平々凡々の毎日が過ぎていく。朝目覚めて、東南に向いた戸を開ける。一瞬に飛び込んでくる室内の温んだ空気へ冷気が飛び込んでくる。以前の住まいだと家から朝焼けは見ることが出来なかったが今は朝焼けが嬉しい。そしてここから見える山にいつ、雪景色が見えるのだろうか?と思ったりする。18日 朝…
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「星の子」&「こちらあみ子」

星の子 (朝日文庫) - 今村 夏子  こちらあみ子 (ちくま文庫) - 今村夏子今村 夏子は「むらさきの女」を2019年8月12日に読んだとブログに書いているが、その中で「随分前に「こちらあみ子」を読んだとあるが「読書メーター」にも記載がないようだし、何処にも当時の読後感がないのが何だか不気味だ。最近、頓に読書の粗筋、自分の感想の記憶…
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【銀杏の整列】

  今、仕事で通っている場所は、新潟駅前の一つ手前で下りて、駅に向かって左へ入った処だ。駅前の、駅に向かって右へ入った処、駅舎を南口へ出た処。万代シティで下りて川べりの方へ歩いた処。と駅近辺には各所で短期間仕事で通ったが、僅かな場所の違い、季節の違いなどで、樹々の様子も異なっている。この近辺は街路樹で銀杏が並んで立っている。偶然観た記事…
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【101年目の孤独】

101年目の孤独――希望の場所を求めて (岩波現代文庫) - 高橋 源一郎 2013年発行。図書館本にしては最新刊の本のように綺麗なままになっている。高橋源一郎さんの著書はここ十年以上は読んでいない。正確に言えば「小説の書き方」と言った本は読んでいる。この本は、読んで「面白かった」とか「哀しかった」とかいった感想を求めてはいなくて、…
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【ショート・サーキット】

「ショート・サーキット」 佐伯一麦著 講談社文芸文庫 「佐伯一麦初期作品集」とサブタイトルが付いている。「木を接ぐ」で海燕新人文学賞でデビューして6年後に本作で野間文芸新人賞を受賞する。本作品集にも冒頭に「木を接ぐ」が収蔵されている。なので、この文庫から佐伯一麦を読み始めても大丈夫なのだ。ショート・サーキットの意味は作品では触れてはい…
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【「木を接ぐ」&「雛の棲家」】

「雛の棲家」 佐伯一麦著 福武書店佐伯一麦は名前は何となく知っていたが、本は読んだことはなかった。或る地方文学賞の審査員に名前が載っていて、受賞者よりも審査員に他に男性1名、女性1名の合計三名の審査員の中から佐伯一麦に興味が湧き、デビュー作品から読んでみた。「雛の棲家」の中に収められている「木を接ぐ」が事実上のデビュー。1984年「海燕…
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