「切羽へ」

井上 荒野「切羽へ」が直木賞を受賞されて、図書館では一気に予約が殺到したようです。
タッチの差で、早くに予約した所為か、手元に届いて読みました。

井上 光晴氏の長女の名前が「荒野」次女の名前が「切羽」、次いでに奥様は「郁子」と言うのはそれぞれ、お二人のお嬢さんがまだまだ、小さい頃に知っていました。
文学伝習所のホンの片隅にチョット在籍していた頃でした。
私の娘はまだ5歳頃の話です。

よもや、その荒野さんが作家としてデビューしようとは!
でもフェミナ賞を受賞され、その後、2、3作品を読むにつれ、やはり「蛙の子は蛙」なのだと思わされました。

井上氏は華々しい賞には縁がなく、又、そうした賞に左右されるような方ではなかったと思われます。
が、長女、荒野さんの今の受賞を知ったならば、喜んでいることでしょう。

という訳で、「切羽へ」を読みました。
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今までにも他の作品は2、3読んでいますが。

佐世保、崎戸は父、井上氏の原風景。その地を元に、九州弁で語られる小説は、読んでいながら、井上氏の小説?と錯覚を一瞬、覚えます。
が、やはり、やはりと言うのは、小説のプロットが平板、平易に落ちているような気がします。
崎戸、九州弁を駆使しただけでは、父の描ききった人間の奥深さには及ばない。
夫ある女が、夫以外の男に惹かれる、という、その気持ちのドン詰まりが「切羽」なのか?
「切羽」とは、トンネルを掘っていく時の先端の部分とのこと。
崎戸、男、女、男、女・・・
それだけでは、諸手を挙げて、賛成しかねるのです。

18日から丸々一週間、ブログの更新が出来ませんでした。

月曜日から金曜日の私は、丸で判で押したような生活です。
でも多分、疲れも出て、おまけに会社での拘束された時間内でも、忙しくで残業をしたくないばかりに、淹れたコーヒーも机の上で冷めてしまうほど。

で、隙間時間には本を手にしたり、山の地図を眺めたり・・・

土日も、実は長野県の山をこっそり、自分だけで計画していたのですが、それも雨模様なのと、疲れの休息を兼ねて、中止にして、バッタリ、ホンワカの一週間でした。

17日 夕食は「親不知観光ホテル」で買ってきた本醸造「親不知」
やや、甘口のような。
能生の魚市場で買ってきたブリとイカ刺し明太子
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20日
やはり能生で買ってきたメギスの干したもの。
NHK今日の料理でやっていた「梅干しだしの冷うどん」を真似て。
梅干を潰して、煮きり酒に付けて冷蔵庫に入れておいた汁に天つゆを混ぜて。
梅の味ととろろの味がさっぱり!
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