「かもめの日」

「かもめの日」  黒川 創  新潮社

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5月17日「週刊ブックレビュー」特集コーナーで取り上げられた作品。作者の黒川 創が出演されて、新作について語っていました。

かもめの日」は、表紙からも想像出来るように、ロシアが打ち上げた有人宇宙飛行「ボストーク6号」、初の女性飛行士 ワレンチナ・テレシコアが宇宙からの交信の最初に発した言葉「私はかもめ ヤー・チャイカ」とやはりロシアが誇るアントン・チェーホフ「かもめ」がキーワードとなり、宇宙から次第に視線をズンズンと下降し、東京の街で暮らす人々へと下りてゆき、其処の人々の暮らしが細切れ状態で、読者の前に提示される。

ジグソーパズルみたいな小説と書かれてあったが、正に、その通りで、読者は、街の細切れのピース片のみ、最初は見せられて、戸惑いと苛立たしさを感じさせられてしまう。
辛抱強く、それらのピースが次第につながり、合わせられると、切れ切れだった人と人との関係が確固たる面で繋がり、物語として見えてくるのです。
誰が主人公という訳ではない。

この読後には読者はチェーホフ「かもめ」を手に取りたくなるのです。

今日は午後3時から大掃除。
中元で頂いてある物を分けて、貰って、4日間の休暇に入ります。
定時に帰宅後は、母とお盆の色々な買物。
スーパーで、母が食べたいと言った海老フライと昨夜の残りポテトサラダ、イカ素麺
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