朴(ホウ)の木との出会い

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会津朝日岳の下りで、水場も過ぎた頃に、立ち止まって写真を撮っている人がいました。近づくと、見上げる木の先の花を一生懸命にストックで近づけて、カメラを持っている人が写しやすいようにしてくれているのでした。
登りの時には足元ばかりに眼がいき、ちっとも気づきませんでした。
下りだって、もし、このような情景に出くわさなければ、きっと、私のことですので、気づきませんでした。

花を引き寄せて下さっている間に、私も便乗してカメラを向けました。
が、此処にいる3人は誰も、この木の名前を知りません。

花は白く、肉厚で芳香も微かに漂ってきます。

いわなの里で、役場の方にお聞きしましたら「それは朴(ホウ)の木です」とのこと。

元より、私は、山の花の名も、木の名も本当に知らないのです。
花は少しずつ、自分が写真に納めたり、何度も見かける内には覚えて、次には、その花に会いたくて出向きたいと思うほどです。
山に登る人の心を急かせる一つには、花に出会いたい気持ちがあるのでは?

今頃、ホウの木に出会って感激している私です。
一人でポツネンと下山していたら、ホウの木が、私のはるか上に咲き誇っていても知らずにいてしまったのでした。

会社で木に詳しい人に、話しますと、ホウの木は新潟の通船川のほとりにも植えたよ。
とのことです。

ホウの木は花も芳しいのに加えて、製品の加工でも優れものなのですね。

学校給食用の巨大しゃもじを作るのには、
ブナは材料コストは安いけど、折れやすい。
樫は丈夫ですが、学校給食現場は女性が多いので、重いものはダメ。
桜は木の質そのものにバラツキがあり、硬いくせに反りやすい。
トチは質的には安定しているものの、材料の供給量が少なく、123cmのしゃもじを作るのには採算が合わない。
その点、ホウは軽い・反りにくい・加工しやすい・材料の供給もまだ大丈夫。

ホウ=800g  ブナ=1200g   樫=1800g 前後と言うことです。

ホウ葉は、色々な食材や味噌を乗せて、朴葉焼きで使える。

スックと伸びた、美しい白い花は見た目だけでなく、実用としても優れものなのでした。

毎年、一回は行っているリゾートガーデンに友人と行きました。
夕方にはまだ、青空が見えていても夜間の降水確率が高いので、残念ながら屋内での実施となりました。
せっかく、ウォーターフロントの夕焼けと川辺の写真を撮ろうと思ってデジカメ持参したというのに。

8時半過ぎにホテルを出ると、予報通り、ポツンと雨が落ちてきました。

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