【マスクとミサイル】

NHKから国民を守ると公言している政党があるが、
私には理解できないでいる。
私はNHKの番組はよく見るし、民放の番組こそ
体たらくそのものとの感があるが(個人的な見解)
NHK「こころの時代~宗教・人生~」という番組がある。
コロナ禍の時期に入り、過去の番組の再放送も多いが、
先日「緊急事態宣言の日々に」と題して、辺見 庸の
スマホによる電話での発信があった。
辺見 庸は懐かしかった。
一時、、真剣になって読んでいたのに・・・
辺見 庸1.jpg
2004年 新潟での講演会の後に脳梗塞で倒れ、緊急搬送される。
2005年には大腸癌を発病したと知る。
私の中に辺見 庸がインプットされたのは「もの食う人びと」が
上梓された頃で、次第に私は距離を置いていた。
しかし、辺見 庸は2006年には「自分自身への尋問」と題して
1年4か月後の復帰をインタビューで答える形で話すことで
本書を上梓した。私の視界から消えはしたが、したたかに
逞しく、生きて、発信し、書いていたのだ。
自分の中で失い、見えかったものを、今、熟視すべきなのだ。
辺見 庸.jpeg
「気づき」と「発見」は、自身が立てたアンテナにしか
キャッチされない。そう思う。周辺で、いろいろな発信が
あっても、自分が必要としていることしか取り込めない。
自分が底辺で生きていても、アンテナが高ければ取り込める。
1944年生まれの辺見氏。
先日、久米宏氏が自信のラジオ番組の閉鎖を匂わせた。
氏はラジオで言っていた。久米氏も1944年生まれ。
『自分は黒だと思って、黒と言ったはずなのに、
実際は発言が白になっていた。その辺の変化が年齢によるのか
そう気づいた時に、潮時だと感じた』
私も70代に届いた身として、自分の生活を縮小せねば。
辺見氏のブログで新聞に寄稿した記事のPDFがリンクされていた。
2020年3月29日(多分?)
信濃毎日新聞 「新型コロナと人類㊤ マスクとミサイル」
「新型コロナと人類㊦ 進む技術 退行する政治」
最近上梓した書物「月」は
相模原市の知的障害者施設殺傷事件を取り扱っている。
私が抱きかかえている本が消化されたら是非読んでみたい。
ありきたりの常套言葉でしか、事件の感想を話す人の何と
多い事か!加害者立場から・・・とよく言われるが
私は「死刑」は絶対反対だ。
「月」はノンフィクションではない。
2020年3月9日 京都新聞に本書を上梓した感想を書いている。
『社会に隠された優性思想の表出』と題して
この事件が起きた時、中世から近代、現代に至る人類の
歴史の上で、非常に大きな出来事だと直感しました。
「人間は平等であり、人権は守られる」
「人を差別しても、されてもいけない」といった
言わずもがなの前提が私たちの内面でとっくに破綻していたことを、
あらわにしたからです。「存在してもいい人間」
「存在してはいけない人間」を選別するー。  一部抜粋
さてさて、私は今、過去を少しずつ棄て、縮小した中で生きていこうと
思っている。何を見ても、何を思っても過去を思い出す。
未来は短い。
「現在地」を示すのは振り返ると長く、長く暗い過去へと
続くトンネルがある。
「未来」は薄明かりに灯された短い出口だ。

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