【森崎書店の日々】を読む

「森崎書店の日々」を読む。
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先にDVDを観たので、大筋は既知だったが、
文庫本の表紙は映画で使われたのと同じ。
映画版をもし観なかったならば、そして菊池亜希子の
表紙を知らなかったならば、読後感も少し違っていたかもしれない。
と、そんな風にまわりくどく思うのは、私の悪癖でしかない。
現代文学の古書店が舞台なので、当然作家とその作品が
貴子が次第に興味を抱いてきたことで紹介されている。
梶井基次郎「ある心の風景」
《視ること、それはもうなにかなのだ。
自分の魂の一部分或いは全部がそれに乗り移ることなのだ》
太宰治「女生徒」
福永武彦・尾崎一雄などなど、若かりし頃に精読した作家たち。
古書店が舞台となると、100%読書好き、が登場し、
読書に興味のない人に開眼手ほどきをしてくれる。
叔父、サトルの妻、桃子さんは突然出奔したままになって
いるが、後半「桃子さんの帰還」では突然に桃子さんが
帰ってくる。物語は森崎書店を離れて、桃子さんに強く
要請があり、貴子と桃子さんの奥多摩への一泊二日の山歩きを
兼ねた小旅行となる。
天真爛漫の快活な桃子さんには実は深い哀しみを抱えていた。
泊まった宿、実はその場に桃子さんは働くことで滞在することができた。
その宿は多分「御岳山荘」だと思う。
もう数年前にレンゲショウマを観る為に山の会で行ったことを思い出す。
列車⇒バスで行ける御岳山に久しぶりに行きたくなった。
このあと、小学館文庫書下ろしの「続・森崎書店の日々」で
貴子の新しい彼との出会い。桃子さんの病気。
サトルの抱えている闇などなど・・・
続けて読んでみよう。

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