【ナポリの隣人】

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先日、半分ウトウトしながら観た映画「家(うち)へ帰ろう
に続くおじいさん映画「ナポリの隣人」を観た。
これはウトウトもせず、十二分に楽しめた。
「家(うち)へ帰ろう」は「アトランタユダヤ人映画祭」
など13の映画祭の観客賞、最優秀男優賞など
受賞した映画だが、「ナポリの隣人」も
「イタリアゴールデングローブ賞」主要4部門ノミネート
主演男優賞受賞」他2つの賞を受賞している。
おじいさん俳優二人共、主演男優賞受賞。
日本で言ったら誰になるかな・・・?
思い当たらない。残念ながら。
この二作品では「ナポリの隣人」の主人公ロレンツォ役の
レナート・カルペンティエーリに匹敵するナイスな男優は
見当たらない。元弁護士役の気品を残しつつ、
老いと孤独に包まれながら、優しさにも満ちている。
【孤独な老人の心の旅路】
娘はシングルマザーで法廷通訳で生計を立てている。
息子は自営でクラブを経営しているが父との関係は
お金をせびるだけだ。
妻は数年前に亡くなるが娘はその原因が父にあると、愛人も居た?と邪推して
関係は良くない。そんな退官後の孤独を埋めてくれるように隣に男の子二人と
気の良い夫婦が越して来た。親しく言葉を交わして、子供たちとも遊んだりする。
血の繋がった家族には感情の行き違いで通じ合わないが、隣人家族とは
疑似家族みたいに心を通わす。だが、隣人の子供達の父親には表面だけでは
計り知れない内面を持っていて、突然キレル。路上でしつこい移民の物売りに
切れたり・・・そして遂に恐るべき事件が起きる。
ピストル片手に一家惨殺。夫は子供ともども亡くなるが、かろうじて息をしている妻には
家族と偽って病室へ見舞う。
絶対的な悪人はいない。絶対的な善人もいない。
そこには人間がいるだけなのだ。隣人の事件を契機に娘と父とのわだかまりが綻ぶ箇所には
じ~~んとする。

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