黒百合ヒュッテで年越し

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拙いブログですが、今年もよろしくお願い致します。

昨年は自分の今までの人生の中で、大きな変化がありました。
12月に入ると、年末年始の事を段取りせねば、と思うのですが、娘や孫と一緒に初詣は
今年はもういいや!永年の夢を叶えよう!と決めました。

「永年の夢」とは些かオーバーですが・・・

それは、年末年始を山小屋で過ごす事です。

孫には、お婆ちゃんは山でお正月過ごすからと、お年玉、動物図鑑、餅、鮭など送りました。

さて、私でも歩いて行ける山小屋、通年営業、の山小屋・・・
候補は、丹沢、大菩薩、北八ヶ岳・・・

で、選んだ山小屋は「黒百合ヒュッテ」でした。

米川正利氏は「北八ヶ岳 黒百合ヒュッテ」
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を過去に読み、最近はネットで中古本「ほろ酔い黒百合ー北八ヶ岳・山小屋主人のモノローグー」を読んだので、
米川氏に逢えるのを楽しみにしていました。
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黒百合ヒュッテは、米川氏の著書も好きだったし、ずっと泊まってみたかった山小屋なのに、
南八ツにばかり眼が向いて、今まで数十年(!)も掛かってしまいました。
そんなグズグズしている内に米川氏はもう引退されて、小屋管理は子息の岳樹氏に代わっていました。

主目的は「黒百合ヒュッテのフォルクローレ ミニコンサート」

渋御殿湯は大昔、友人と泊まったことがあります。
翌日に蓼科山へ行ったのですが、殆ど覚えていません。

こちらは渋の湯と言うバスの終点があるので、美濃戸と違って悪路ではないので、駐車場までカーブは
多いものの、良い道です。
渋御殿湯の受付に2日分の駐車料金\2,000を払って、トイレ隣接の駐車場に停めます。
思ったほど混雑はしていないですね。
八ヶ岳は「小屋ヶ岳」と言われるほど、小屋が多いので、東西南北アプローチがあるので。

ずっと昔に買っていて、一度も使ったことの無かった8本の軽アイゼンを付け、山仲間先輩手編みの
毛糸のレッグウォーマーを履いて。
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渋の湯と言うバス停留所。茅野駅まで行くバスの終点(始発)なのですが、1日に2~3本くらいみたいです。
近づいて行くと「奥蓼科補導所」の中から、手を出して「登山届け」と言いながらおじさんが出て来ましたので
ネットで提出して来ましたと言いました。
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この補導所の右に橋があり渡り、登山道へ取り付きます。
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雪は多くなく、凍ってもいないので、アイゼンなど付けていないで歩いている人もいますし、
どちらを使っても良いと6本の軽アイゼンもザックに入れてあるのですが、6本を付けて8本を持つよりも
8本を付けて歩きます。
分岐を4箇所超えると黒百合ヒュッテに到着です。
渋の湯 標高1880m 黒百合ヒュッテ 標高2383m 標高差503m
ですが、12月の2~3日に丹沢縦走で、ゆっくり歩きしか出来なかったというのに
この1ヶ月は弥彦・角田すら行かないで、おまけに「退職太り」で体も重くなり・・・
2時間30分と昭文社のコースタイムを2時間45分掛かって小屋に着きました。
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昼食も食べずに歩いてきたので、まずは缶ビール(石井スポーツのメンバーカードで350ml無料)
と持ってきたお昼等食べて、食堂にもなる談話室でそれぞれストーブを囲み、まったりします。
圧倒的に、若いグループが多く、子供連れファミリーが3組、単独の私世代は
男性は数人いますが、女性は3人位でしょうか。
5時40分と6時からと食事は2回転。食後7時からミニコンサートです。
一応汁物として年越し蕎麦が付いていました。
ハンバーグは美味しいのですが少々硬いのは仕方ないですね。
フォルクローレって??
フォルクローレ (folclore) は、英語のfolkloreがスペイン語化したもので、言葉本来の意味としては、音楽のみならず民俗学、民俗的な伝承一般を指すが、日本では、ラテンアメリカ諸国の民族音楽、あるいは民族音楽に基礎をおいた大衆音楽を特に指して、このように呼ぶ。民俗学一般を指す言葉としては、綴りは同じだが英語読みのフォークロアが使われる。(Wikipedia参照)
ピアノの脇に並んでいる楽器が演奏されるのでしょう。
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尺八を小さくしたような楽器は「ケーナ」と言われ、プロケーナ奏者は「長岡竜介」さん。
演奏に先駆けて挨拶をするオーナー岳樹さん。
ホットワインなど頂きながら・・・
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長岡さんが右手に上げているのは、振って伴奏などに使うのですが、動物の歯から作ったものだそうです。
使ってみたい人?と言われて、若い女性が名乗りを上げました。
他に、巨大なエンドウ豆が黒く乾燥したような物も振ると音で出て、こちらも伴奏用に。
曲によっては、長岡さんの歌が入り、体格に合った野太い声は眼を瞑って聴いていると、森や草原に
響く声に聞こえます。
大好きな良く知っている「コンドルは飛んでいく」など・・・う~~ん、良いなぁ~
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ピアノを弾いていたのは奥様で、私と同じ「のりこさん」です。
元々は、八ヶ岳が好きで、小屋に泊まった時に、笛を見た米川正利氏から吹いてみて!と言われたのが
キッカケで此処で年2回ミニコンサートをやってから早20年以上とか。
山小屋コンサートとしては一番永いのではないかと。
コンサート終了してからは、楽器の廻りに集まり、自由に各ケーナの試し吹きをそれぞれしていましたね。
スタッフの若い男性が「僕、中央区に住んでいたことがあるんですよ」と言ってきました。
「そうですか!私は西区ですが」と言うと宿泊名簿を見て、新潟から来た人だと判りましたと。
山梨県から来ている人は、新潟 寺泊に行ったことがありますとか・・・
藤沢から来た人は「神奈川に住んでいても丹沢は余り行かないなぁ~」とか・・・
私が年越しを何処の山域でするかで、丹沢か、八ヶ岳か迷ったと言うことに対してそう言いました。
地元の人は地元の山には意外に行かないものなのでしょうか?
コンサートも終り、途端に小屋はしじまに包まれて、2017年へと進みました。
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朝食は新年らしくお節風に栗きんとん、昆布巻き、鰤照り焼き、
かまぼこ、伊達巻き、すまし汁にはお餅入り。
本日の天気は晴れ!なのですが、外へ出てみると薄いガスに覆われています。
天狗岳を目指す人が多いのですが、私は無理をせず、天狗岳はパスして、中山峠へ。
小屋にザックを置いて、中山峠へ初日の出を見に行っている人も多いのですが・・・
こんな感じです。
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中山への道です。次第に雪の量が多くなってきます。
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中山と中山展望台
中山峠から中山へ行く途中にニュウへの分岐があるはずで、一旦、中山まで行き、戻りニュウへ
向かい、白駒池~高見石小屋~渋の湯へと行く予定でしたが・・・
中山に居た人にニュウへの分岐ってありました?と聞いても分からないと返答されました。
家に帰ってから黒百合ヒュッテに尋ねますと、分岐の案内は勿論あるけれど、
踏跡はないかもしれないとのことでした。この時期は余り行く人は少ないかもしれませんとのことです。

中山からは下って行くと高見石小屋に着き、珈琲でも飲みたいと思いましたが、アイゼンを外すのも
面倒だし、外では寒いし・・・
休憩無しで、渋の湯へ戻りました。

賽の河原に来るとようやく南アルプス方面でしょうか、見えました。
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午前中に渋の湯に着いたので「縄文の湯」で暖まり、諏訪ICへ向かう途中に「そばきり きっせい」で
鴨せいろを食べて帰路に就きました。
八ヶ岳山麓地粉の蕎麦と書かれた看板の蕎麦屋が諏訪ICへ向かう道に多くありました。
手前、小さな器は水に入っている蕎麦。蕎麦本来の味を水でまず食べ、
冷たい蕎麦汁で少し食べ、暖かい鴨肉が入った汁と3種類の汁で食べて下さいとのことでした。
今回の主目的は黒百合ヒュッテそのものだったので、天狗岳やニュウなど行かないままに
帰って来ましたが、もう少し減量して体力つけなければ無理でした。
最近、体力、記憶力等々の衰えを痛切に感じ取ります。
無理せずに一年過ごしたいと思います。

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この記事へのコメント

しゃくなげいろ
2017年01月04日 10:58
明けましておめでとうございます。今年もブログ楽しみにしています。新年早々いい旅をされましたね。黒百合ヒュッテは昔は暗々い泊まるだけの小屋だった印象でしたが随分変わりましたね。
2017年01月04日 12:23
しゃくなげいろ様
今年もブログと俳句よろしくお願い致します。
これからは、早々県外へは行けないと思いますので、記念に残る山小屋泊まりをしたかったのです。今年からは時間はあるので、些細な記事でも自分の備忘録とボケ防止の為に書いて行きます。
小屋で一緒になった人から北八ツの小屋情報など交換し合ったりしました。
2017年01月05日 15:53
のりこさん、新年おめでとうございます 

山小屋で越年、ミニコンサートと夢の様です。
想い出に残るいい山行をされましたね。今年は何処も積雪が少ない様ですが、この暖気で雪崩の事故も起きました。私も中アの千畳敷で初日の出を見るツアーに申し込んでいましたが、残念ながら参加者が少なく中止になりました。今年もよろしくお願い致します
2017年01月06日 07:59
岳様
新年おめでとうございます。
昨年、桂小場から木曽駒ケ岳へ行った折に千畳敷から帰る時、此処も通年営業と聞き、此処に泊まるのを主目的に来るのも良いなぁ~と思いました。
中止になり残念でしたね。私は雪山アタックは難易度が高いので、麓でウロウロです。
nousagi
2017年01月09日 18:19
あけましておめでとうございます。
今年も、お邪魔させていただきます。
年越しの黒百合ヒュッテはお布団、一人1枚ありましたか?
2016年の元旦は山小屋で迎えましたが
今年は、帰省しました。
山で迎えるお正月って特別ですよね。
2017年01月09日 18:45
nousagi様
訪問、コメント感謝です。
今年の黒百合ヒュッテは2階の宿泊室は超満員ではありませんでした。
布団1枚に充分1人寝られましたし、空いている布団も少しありました。
山小屋での年越しは今後、課題になりそうです。
前日に麦草ヒュッテに泊まった人は、其処も良い小屋だったとか、高見石小屋も良いよ、とかしらびそ小屋も良いよとか・・・
八ヶ岳の小屋に一度は全部泊まってみるのも課題です(笑)