【秋霖の週末「怒り」】

五竜岳から帰って、ずっと疲れを引き摺っていた訳ではないのですが、平日は仕事して
意識しなくても、身体がどこかで悲鳴を上げているので、寝る時間は削れずに
そうなると、しなければならない事が溜まり、たまには天気は晴れに逆らって在宅の週末を過ごしてしまいました。

それが先週10日~11日でした。
「山へ向かう」と言うのは「体」と「気持ち」が同時に「エイヤ!!」と気合を入れなければならないのです。

今日、明日と雨模様・・・
【秋霖に 足を止められ ひねもす本】

17日は第3土曜日なので仕事日でしたが、退社後に公開初日の映画を観ました。

怒り」です。

原作は数日前に読み終えました。吉田修一の本は初めて読みました。
「悪人」と監督、原作者と同じタッグと言うことですが、「悪人」はDVDで観ました。

映画が公開される前に本は読み終えたので、本を読んでいる間はラストの内容は分からないまま、
知り得ないようにしたまま読み終えました。

画像

原作も映画も好評のようで「絶賛の声」がサイトでは載っていますが・・・
個人の見解なので、敢えて書かせて頂けば、映画の冒頭場面のように、上から俯瞰した住宅地の一こまで
起こされた殺人事件がカメラがず~~っと引けば、一隅の出来事で、住宅の屋根しか見えない。
そんなカメラワークのように殺人事件は一帯何だったの?と言う感じで置き去りにされたような後味の
悪さが澱のように残ります。

何故「怒」ではなく「怒り」なのか?それは原作を読めば分かるのだろうか?と言う書き込みがありましたが、私は原作を読んでも、その言葉の差異は分かりませんでした。
3人の謎の男の存在、そしてそれぞれの謎の男と係ることになった幾人かの人々。
所謂「ネタバレ」を知らずに読み進むと「誰だろう?」と思いましたが、あっけない結末でした。

愛子役が原作とイメージが違うとの書き込みもありますが、それは映像では原作通りの
愛子のイメージに合う女性を出す訳には行かないのでしょうね。

「原作を映画化」したのではなく「映画の為の原作」と言う感じが否めません。

全く関係ないのですが、原作を読んでいる時にふと思い出した作品、映画がありました。
遠藤周作氏「わたしが・棄てた・女」です。愛子のイメージと重なったわけではないのですが、
小林トシ江と言う女優は原作のイメージ通りの「美人」とは対極にいるような風貌の女性です。
何故?思い出したのでしょうか?

吉田修一の作品は初めて読みましたが、二度と作品を手にすることはなく、
この監督の映画も二度と観ないでしょう。
そんな事を言っているのは、私だけかもしれませんが・・・
あくまで個人の見解です。
冒頭で殺された夫婦は浮かばれない!と思うのは余計な詮索でしょうか?

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