梅見吟行
3月18日(日)
2月に初めて「句会」に参列した時に次月の予定を決めるのですが、皆の都合と会場の空きとで中々一致した日が決められなくて「それなら白山公園で梅を見て、吟行にしましょ」と言うことになったのです。
おまけに、その後はホテルでのランチだと言うので、楽しみでした。
今年は3月に入っても寒い日が続き、梅はまだまだ、寒がっているのか、咲き揃うという訳には行きませんでしたが、でも、チラホラと紅梅、白梅と咲いていて、白山公園の不思議(?)発見もして、場所を移し、ホテルで句会をした後に、美味しい中華のランチの一日を堪能しました。
白山神社前で待ち合わせです。
寒い日で、小雪もチラホラ舞っています。
私は1時間も前に着き、梅の木々を見て廻り、句が出来るのだろうか?
とお参りをして皆の来るのを待ちました。
雨よりは小雪がハラハラしている方が歩きやすいです。
梅は3分咲きでしょうか。
梅を見ながら、句を捻り出そうとするのですが、余りにも稚拙で見たまんまで、何句も次々とは浮かぶのですが・・・
「梅咲けど 言葉は出でず 顔寄せぬ」です⇒これは今、思いついたもので、俳句ではありません。
白山公園の梅をこんなにも身近に見ることなんて、初めてではないでしょうか?
白山公園と言うよりは白山神社に初詣に来るくらいしか、訪れていないので。
Kさんの案内で、知られざる「秘所?」で案内して頂きました。
白山会館との間に、よく見ると、地下で下りる道があるのです。
エッ!此処は何処へ行くの?
夫婦で餅つきをしているのは、子授けの暗示?
神社が脇から見えるのです。
道路が出来たり、様々な改修の為に移築された小さな神社が奉られているのです。
こんな狭い場所にこうしたものがあるなんて、何十年も新潟市内に住んでいながら、初体験でした。
再び、地上に出て、公園内をゆっくり散策すると、普段は通り過ぎて行くだけの公園には様々な碑があるのでした。
高野素十の碑
高野素十
たかのそじゅうと読んでしまいそうですが、たかのすじゅうと言い、医師であり、俳人であった人で、新潟大学医学部の学長であった時期があり、現在新潟で活躍されている医師であり、俳人である蒲原先生の師だそうです。
新潟に住んでいながら、全く縁の無かったこと故、知りませんでした。
この句は碑だけでは読み解くことが出来ないのですが、
高野素十
十三夜 明日といふ空 美しき
高浜虚子
早苗取り 今我方に 笠丸し
中田瑞穂
学問の 静かに 雪の降るが好き
「NANちゃん日記」
で知ることが出来ました。
こんな「道しるべ」もありました。
「この木何の木?」
市の公園管理課に聞きました。
「イスノキ」だそうですが、白山公園に来た時には見上げてみて、季節による木の移り変わりを見ましょ!
さて、バスで万代へ移動です。
バス車中でもメモ帳に、先ほど浮かんだ句をメモっている皆です。
万代Sホテルの個室を借りて、まずは句会をして、その後に食事会です。
料理は食べ易いようにと個別に運ばれてきます。
このホテルの利用、こうした配慮は句会のお仲間の方の口添えによるものなのです。
次々と写真に撮ったもので羅列して申し訳ないです。
毎月、こんな吟行&ランチが良いな!などと、句作に勤しまねばならぬのに、不埒な考えをしてしまいます。
果たして出来た句は?
とても恥ずかしくて公開できないです。
2月に初めて「句会」に参列した時に次月の予定を決めるのですが、皆の都合と会場の空きとで中々一致した日が決められなくて「それなら白山公園で梅を見て、吟行にしましょ」と言うことになったのです。
おまけに、その後はホテルでのランチだと言うので、楽しみでした。
今年は3月に入っても寒い日が続き、梅はまだまだ、寒がっているのか、咲き揃うという訳には行きませんでしたが、でも、チラホラと紅梅、白梅と咲いていて、白山公園の不思議(?)発見もして、場所を移し、ホテルで句会をした後に、美味しい中華のランチの一日を堪能しました。
白山神社前で待ち合わせです。
寒い日で、小雪もチラホラ舞っています。
私は1時間も前に着き、梅の木々を見て廻り、句が出来るのだろうか?
とお参りをして皆の来るのを待ちました。
雨よりは小雪がハラハラしている方が歩きやすいです。
梅は3分咲きでしょうか。
梅を見ながら、句を捻り出そうとするのですが、余りにも稚拙で見たまんまで、何句も次々とは浮かぶのですが・・・
「梅咲けど 言葉は出でず 顔寄せぬ」です⇒これは今、思いついたもので、俳句ではありません。
白山公園の梅をこんなにも身近に見ることなんて、初めてではないでしょうか?
白山公園と言うよりは白山神社に初詣に来るくらいしか、訪れていないので。
Kさんの案内で、知られざる「秘所?」で案内して頂きました。
白山会館との間に、よく見ると、地下で下りる道があるのです。
エッ!此処は何処へ行くの?
夫婦で餅つきをしているのは、子授けの暗示?
神社が脇から見えるのです。
道路が出来たり、様々な改修の為に移築された小さな神社が奉られているのです。
こんな狭い場所にこうしたものがあるなんて、何十年も新潟市内に住んでいながら、初体験でした。
再び、地上に出て、公園内をゆっくり散策すると、普段は通り過ぎて行くだけの公園には様々な碑があるのでした。
高野素十の碑
高野素十
たかのそじゅうと読んでしまいそうですが、たかのすじゅうと言い、医師であり、俳人であった人で、新潟大学医学部の学長であった時期があり、現在新潟で活躍されている医師であり、俳人である蒲原先生の師だそうです。
新潟に住んでいながら、全く縁の無かったこと故、知りませんでした。
この句は碑だけでは読み解くことが出来ないのですが、
高野素十
十三夜 明日といふ空 美しき
高浜虚子
早苗取り 今我方に 笠丸し
中田瑞穂
学問の 静かに 雪の降るが好き
「NANちゃん日記」
で知ることが出来ました。
こんな「道しるべ」もありました。
「この木何の木?」
市の公園管理課に聞きました。
「イスノキ」だそうですが、白山公園に来た時には見上げてみて、季節による木の移り変わりを見ましょ!
さて、バスで万代へ移動です。
バス車中でもメモ帳に、先ほど浮かんだ句をメモっている皆です。
万代Sホテルの個室を借りて、まずは句会をして、その後に食事会です。
料理は食べ易いようにと個別に運ばれてきます。
このホテルの利用、こうした配慮は句会のお仲間の方の口添えによるものなのです。
次々と写真に撮ったもので羅列して申し訳ないです。
毎月、こんな吟行&ランチが良いな!などと、句作に勤しまねばならぬのに、不埒な考えをしてしまいます。
果たして出来た句は?
とても恥ずかしくて公開できないです。
この記事へのコメント
中田瑞穂氏は新潟大学に本邦初めての脳外科を開設した偉人であり、この句は脳外科研究所の玄関にあります。
新大医学部の名声を高めた方であり、新潟にとって大切な恩人だと思います。
よくご存じの俳句を嗜んでいる方の影響を受けまして、初めてみたくなりました。
年取ったら、長い分はパソコンでも手書きでも疲れるので、17文字で戦うのは出来るかな?と
ところが、難しい!難しい!
自分というものがしっかと確率していて、尚かつ、自然を見る眼がないとダメですね。
生涯、駄作の多作で終わるでしょうけど・・・
よくご存じですね。
一つのこと(医学)に秀でている方は全く関係ない文学の才能にも恵まれているのですね。
物を凝視する眼が備わっているからなのでしょうか?
水原 秋櫻子も医学博士だとは初めて知りました。
新潟も代々、医学に秀でた方が俳句にも秀でている系譜を連ねていますね。
その通りですね。
句会だけですと、緊張感が抜けないまま帰宅ですが、その後の食事&雑談が又、勉強にもなりますが、気持ちが緩みますね。
拝見遅くなり一挙に見せて貰いました。このところ頻繁にアップされていたのですね。自分は逆に滞りがち、何となく重荷に感じています。
ところで、西蒲三山かじり山行や梅見吟行となかなか面白い。参考になりましたし、新潟の良さも改めて感じ入りました。あわてず騒がず、ゆったりのんびりと対処すればいろいろ見えてくるのでしょうね。
私の山行や日々の記録と言っても、本当に軟弱なドジな記録でとても甘納豆様の足元にも及びません。
が、まぁ自分の備忘録ですので。
恥ずかしい限りです。
白山公園 現在はりゅっとピア、県民会館前も含めますが明治6年当時の県令楠本正隆の尽力により、白山神社境内のオランダ式回遊庭園として整備、太政官布達により日本最初の公園の一つに認定されたのです。
新潟市内の事に関しては、さすが詳しいですね。
私は産まれて、ずっと旧市内に住んでいるとはいえ、少々新潟への愛着度が薄く(スミマセン)知らないことばかりです。
今回の梅見吟行でも行かなければ、生涯(オーバーでなく)白山公園、神社の良さを知らないままでした。
地元にも、歴史あり、花あり、木々ありでした。