いつかA列車に乗って

いつかA列車に乗って
2004年4月に劇場公開された映画です。
が、新潟では多分!?公開されなかったようです。

作詞家としては有名な荒木とよひささんの初監督作品。
この映画で日本映画批評家の監督賞と主演の津川雅彦さんが主演男優賞を受賞されたのだそうです。

ゲオの邦画DVDコーナーの最下段の隅っこに収まっていたDVDでした。

A列車って言えば、ジャズのあの名曲?
そうなのでした。
舞台は新宿と思しき場所にある一軒のジャズBAR[AーTRAIN]レトロな雰囲気のそのお店の開店少々前から閉店までの時間、そのお店に現れた客、従業員、ミュージシャン達が出演者です。
映画というよりは舞台でも観ているような、というよりも画面の前にウィスキーの水割りを呑みながらでも観れば、ジャズバーのお客の一人になったような感じて居られる映画なのです。

開店前の店内はまだ、椅子もテーブルの上に乗ったまま。
でも常連の梅田氏はもう居ます。
舞台ではピアノと共に自作の曲をサックスでリハしている青年、健ちゃんがいます。
青年はサックス奏者を夢見て、お店の楽屋でウェイターをしながら寝泊りしています。

ウェイトレスをしているユキちゃんと知恵ちゃんがやってきます。
開店してマネージャーも出勤して、ピアノ、ドラム、ベースのトリオの演奏が始まります。
お客も様々来店します。

まず、開店前から来店していた梅田氏は突然に絵筆を下ろしてしまった有名な画伯。
地検の検事を退職した人。銀行の支店長から一変してゲイバーを(本人もゲイに)開店した人。
職場の仲間達、ジャズなどチンプンカンプンだけど何となく聴きたくて来たサラリーマンなどなど・・
ユキちゃんの彼氏はこの店でヤクザに”ヤク”を売り渡し、大金を得て、ユキちゃんと駆け落ちの算段をしようとします。
やがて遅れて、この店の歌姫アンナが可愛い幼児を連れてやってきます。
開店から閉店まで、ジャズの演奏とお店にいる人間達が抱えている種々な問題とが雨からみぞれに変わった初冬の一夜のお話でした。

「A列車で行こう」はデューク・エリントン楽団のオープニングテーマとしては余りにも有名な曲で日本でジャズのリクエストのトップ3には入る曲だそうです。
軽快なテンポの曲はタイトル通り、列車が快速に走っている感じです。
実はA列車とはアメリカ ハーレムで実際に入っている地下鉄だそうです。

梅田氏役には津川雅彦、元検事役には小林佳樹、サックス奏者を目指す健ちゃん役には実際にアルトサックス奏者のプロとしての活動経験もある、加藤 剛さんの息子さん。
歌姫アンナ役は真矢みきさん、実際に歌を歌います。
ウェイトレス役、ユキちゃん役は栗山千明、得意な英語を映画でも披露しています。
知恵ちゃん役は津川さんと朝岡雪路さんの一人娘、真由子さん。
バンドマン達は実際のジャズミュージシャン。ピアノは三木たかしさんが別名で俳優として出演の他に三木たかしさんとして音楽監修もやっています。

そういえば、半村 良「雨やどり」もバーの外は雨でしたね~~

ちょっともの哀しい話には明るい月夜よりは雨かみぞれが似合うのでしょうね。

いつかA列車に乗って
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この記事へのコメント

2006年03月20日 13:26
はじめまして。コメントありがとうございました。取り急ぎご挨拶かたがた御礼まで。ジャズつながりのせっかくのご縁ですので今後ともよろしくお願いします。
2006年03月21日 02:23
MORITA様
コメントのコメント(^_^;)ありがとうございます。
新潟は年に2回、街中でジャズが流れる「新潟ジャズストリート」が開催されます。
1月と7月です。
7月は”デュークエリントンメモリアル”だそうです。新潟とヂュークエリントンは因縁深くて、今年の7月には新潟の街中に「A列車で行こう」が流れることでしょう。
是非、チャンスがありましたら来港して下さい。