のりこの日暮し日記

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zoom RSS 【リトルターン&ロストターン】

<<   作成日時 : 2017/10/09 13:27   >>

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「孤独のすすめ」の中で五木氏は自身が訳していた「リトルターン」「ロフトターン」を引用していました。
「リトルターン」は以前に読んだことはありますが、2冊を再読しました。
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リトルターンとはリトルのターン、つまりコアジサシ(小鯵刺)です。
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このリトルターンは、小さな痩せた鳥で、アクロバット的な飛行技術において特にすぐれており、
その生涯の大半を空中ですごす。彼らは海や、内陸の川や湖の上空を、舞いあがり、
ダイビングし、矢のように飛び、翼をはばたかせて空中に停止する。

ここで語られるのは、このような小さなリトルターンの一羽が直面した一風変わった
内面の戦いについての物語だ。

これは大人向けの「童話」と思われますが、童話ではなくて、読者をリトルターンが陥った
内面へ引きずり込む話だと思うのです。
彼(コアジサシ)は、なにか不思議な理由から、飛ぶという能力を失ってしまったからだ。
私(たち)には立てば、自然に足が前に出て歩くという行動は自然に出来ますが、
或る日を境に「足」が歩くという行為を行うという認識を全て失ったようなものです。
飛べなくなった彼は海べりや川べりで歩いて過ごしますが或る時、友だちが欲しくなります。
その時、水際にゴースト・クラブ(ゆうれいガニ)が現れます。
ゴースト・クラブと友だちになり、いろいろな話をします。
形而上学的な会話(私がそう思えたのですが)からリトルターンは今まで気付かなかった自分の影を
見つけます。飛んでいる時にはなかった自分の影に気付きます。
やがて、ゴースト・クラブが見守る中、空中高く飛び立つことが出来ました。
簡単にかいつまみましたが、リトルターンの失ったもの、そして普段は見過ごしていた決して
今までは友だちでもなかった様々な生き物によって、自己を再生することが出来ました。
「ロストターン」
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リトルターンの続編です。
ロフトターンはやはりコアジサシ(小鯵刺)の物語です。嵐の中心部に飛び込んで閉じ込められ、
嵐の移動と共に、遠い処へ運ばれてしまい、元居た処を見失ってしまったのです。
右往左往している時に、やはり漂流してしまい、投げやりになっていた老漁夫と出会います。
老人とターンはいろいろと話しを交わします。老人とターンの心が次第に打ち解けて、
それにつれて、お互いに元の居場所を探し当てて、分かれます。
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老人の足先にとまっているターン。
連日、テレビをつければ○○党がどうだ、△△党がどうだ・・・という日々でテレビを消して
ターンの物語に、ありふれた言葉で言えば、癒されます。

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