のりこの山と本の記録

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zoom RSS 【蓮華升麻に逢いに 鼻曲山へ】

<<   作成日時 : 2017/08/29 12:15   >>

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8月27日(日) 晴れ 単独
鼻曲山 1655m 群馬県高崎市・長野県軽井沢町の県境
鼻曲山は今でこそ(今でこそと言うのはあくまで私にとっては)レンゲショウマの群生地としての
山ですが、まだ「山」と縁の無かった頃に、近くまで訪れていました。
30代始め女3人で小説「人間の証明」の舞台となった霧積温泉 湯元 金湯館に泊まり
橋に置かれている帽子を眺めました。
当時は「人間の証明」は小説、映画となり「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?」と言う
科白が流行していました。
ぼくの帽子  西条八十
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。


そんな旧き懐かしい思い出は今や「レンゲショウマに逢いたい!」
唐松山からの帰路に母の施設から高熱が出て、食事も進まないと電話が入りました。
翌日には解熱剤と抗生物質とで、一旦熱は下がったとの連絡が入りましたが、
年齢が年齢なので余談は許しません。
天気予報を見て、その後に確認すると落ち着いているとのことで日曜日「麦わら帽子」ではなく
「レンゲショウマ」に逢いに行きました。
NAVI TIMEでの検索では月夜野ICからはR406から主要地方道長野原倉淵線で二度上峠へ
行く道が出てきました。
道の駅 八ッ場ふるさと館一寸寄ってみたい気持ちがあり往きはR145、R146から
北軽井沢経由で二度上峠へ入りました。
「道の駅 八ッ場ふるさと館」に着いた時にお昼でも食べようと思ったのですが、
駐車スペース1台を探すのも大変で関東近辺の大きな道の駅は混雑!!混雑でした。
軽井沢高原GSでナビを入れて、無事二度上峠に到着。
二度上峠は帰った人も居たのでしょう。1台駐車スペースはありました。
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撮った写真の7割はピンボケでした!嘆かわしいですが、屈みこんでカメラを向けられない!
そしてもう終りに近く、俯いて咲いているのは「老女」とも言うべき「レンゲショウマ」でした。
老女が眺める花としては老花も仕方ないでしょうね(ーー;)
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俯いているのを下から撮ると、その花の老いがヒシヒシと伝わってきて、撮ることも躊躇されます。
レンゲショウマは、少しずつ老いて散るのですね。盛りからポッと散るのではなく・・・
途中で下山の人に数人すれ違いました。
花はどうでしょうか?と尋ねると「まだ咲いてますよ。でももう終りですね!」と。
私は彼女(レンゲショウマ)に逢えて感謝!よくぞ枯れずに頑張っていたね!と。
笹に覆われている道は困るほどのことはありませんでしたが、何と、山頂近くの分岐で
「国境平」分岐で反対側へ進んだのですが、山頂は???
で、そのまま戻り下山。
どっちにしてもガスに覆われていたし・・・
二度上峠に戻り、高崎市方面へ下ります。此処から歩いて浅間隠山へ登りますと言っている人が
いましたが、歩くと結構ありそうです!車で移動した方が良いみたい!
この道は主要地方道で旧い道路地図を見ると、二度上峠からはまゆう山荘間は
「見通しのよくない急カーブが続く」と書かれていますが、そんなことはありません!
充分広いし、ミラーもあるし。

越後川口SAで朝食のおにぎり1個食べたきり、道の駅 八ッ場ふるさと館でも山中でも
お昼を食べられそうな場所が無く、ポカリ的な水のみで下山時16時まで固形物は何も口に
していません。車内でカップラーメンもなんだし・・・空腹のまま、とにかく早く帰ることを
念頭に車を走らせ、ついに我慢出来ない時に、信号右折してそのまま駐車場へ
「うまい焼肉 あおぞら 原町店」
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カルビ焼肉定食にノンアルコールビール
遅い昼食と早め夕食でお腹は満たされました。
帰路はモーツァルト名曲集を流しながら運転に快適環境でした。

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コメント(2件)

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単独で益々ご活躍ですね。「みな老いて錆びゐて淋し花升麻」枯れ始めた蓮華升麻がいい味出してますね。旅は人を詩人にするのですね。
しゃくなげいろ
2017/08/29 19:16
しゃくなげいろ様
コメント感謝です。
何か臨終に間に合った感じです(笑)
素敵な句を頂きました。
頂いた返信に
「うつむきて 何をかたるや 花升麻」駄句でした!
のりこ
2017/08/29 20:33

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