のりこの日暮し日記

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zoom RSS 【ツナグ 辻村深月著】

<<   作成日時 : 2017/04/18 10:40   >>

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辻村深月は初めて手にした作家でした。
明日の読書会の課題図書なので読んだのです。

映画化にもなっていたので、DVDを借りてきた観てみました。
原作と映画を比べてしまうと、やはり、本の方が深い感動と示唆に富むものを感じました。

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一生に一度だけ死者との面会が許される、その仲立ちをしてくれるのが「使者(ツナグ)」です。

生者から見ての死者、死者からみての生者双方が一度だけの面会を了解した上で、使者がホテルの
一室で面会を段取りします。料金は無料。逢いたい理由を述べ、逢った後には感想を使者に伝えます。

勿論、そんなことは有り得ない事です。

ですが、読んでいくと、生き残ってしまっている或る人にとっては死んでいった「或る人」に聞きたい、
謝りたい、言いたいことがあります。それは生き残っている自分のこれからも生き続けていく為の
指針を得たいからです。

アイドルの心得
依頼人、平瀬愛美の視点で語られる。
愛美は、子どもの頃から家族に疎まれてきたせいで自信がなく、会社でも人間関係に悩んで、4年前には
うつ病を発症してしまう。そんなときに、無理矢理誘われた飲み会で気分が悪くなり、同僚に路上に
放置されてしまう。そして、過呼吸を起こしていたところに、人気アイドルの水城サヲリが通りかかり、
介抱してくれる。それ以来、愛美はサヲリのファンになる。そのサヲリが3か月前に心不全で亡くなった。
愛美は、死者と再会させてくれるという使者(ツナグ)の存在を知り、サヲリとの再会を依頼する。
         
長男の心得
依頼人、畠田靖彦の視点で語られる。
2年前、靖彦の母ツルが癌で亡くなる前、ツルが使者に依頼して、靖彦が高校3年生の時に亡くなった父に
会ったと言う。そして、自分が死んだ後に家のことで困ったことが生じたら、使者に連絡して自
分を呼び出すよう靖彦に言い残す。

親友の心得
依頼人、嵐美佐の視点で語られる。
嵐美砂と御園奈津は親友同士だった。同じ演劇部に所属し、美佐は1年生の頃から役をもらって演じてきた。
自転車の登校路上に坂道があり、その途中に、犬を洗うための水道が外に付いている家があって、
美佐たちは部活帰りに時々そこで水を飲ませてもらっている。そして、奈津があこがれる「アユミくん」とも
時々遭遇する。
待ち人の心得
依頼人、土谷功一の視点で語られる。
9年前の春、功一は飲み会の帰り、強風にあおられた少女が看板にぶつかり、額を怪我したのに出くわして、
救急車で病院に同行する。日向キラリと名乗った少女は、後日電話をかけてきて、お礼に食事を
ごちそうしてくれたが、お金が足りないことが分かって結局功一が貸すことになる。知らないことを
知らないと素直に認め、功一の言葉に心から感動し、貸した金も律儀に返すキラリに、功一は
次第に好意を抱くようになり、やがて二人は功一の部屋で同棲を始める。しかし、出会って2年後、
功一のプロポーズを受け入れたキラリは、バイトの友だちと旅行に行くと言って出かけたまま、
帰ってこなかった。一緒に行ったはずの友だちは、旅行に行くことは聞いていないと言う。また、
彼女が語った実家の住所はでたらめだったことが分かる。そして、その後もキラリの手がかりは
全くつかめない。同僚の大橋も警察もキラリにだまされていたのだと指摘するが、プロポーズの
指輪を受け取った時の「うれしい」と 言った表情が、嘘や演技だとは功一にはどうしても思えない。
そこで、彼はずっとキラリと暮らした家に住み、彼女の帰りを待ち続けている。

使者の心得
これまでの4話とその前後のエピソードが、歩美の視点で語られる。
歩美が高校2年生の11月から3月までの期間の話。
歩美の祖母アイ子は、心臓病で入院したのを機に使者の仕事を歩美に継いでもらいたいと言い出し、
歩美はそれを了承する。その際、アイ子は歩美に会いたい人はいるかと尋ねる。歩美は、両親のことを
思い浮かべるが、しばらく考えさせて欲しいと答える。歩美の両親は、彼が小学1年生の時に謎の死を遂げ、
浮気を疑われた父が母を絞め殺し、舌を噛んで自殺したのだろうということになっていた。
                                               【Wikipediaより】

死者と逢えるという設定を除けば、どの人も、生前、その人が突然他界して自分の眼の前から去ることなど
想像すらつかなかった。失って、初めて知る、その人と自分の関係に、今更に恐れ戦く。
個人的には、高校生の親友同士の「親友の心得」が一番ジ〜〜ンときました。

次いでにもう1冊読もうと思っています。

昨日、パソコンの左脇に立てかけてある書類縦の中から書類を取り出す時に、パソコンの左脇に有る
ボタンに触れ(そうだと思うのですが・・・)いきなり画面が真っ黒になりました。
再起動をしますが、証明書がどうとか、セキュリティがどうとかの注意喚起が表示されて
インターネットのログインしている画面が表示されなくなりました。
本日でも専門家に来てもらわなければならない!と、知り合いに連絡して貰いました。
が、ふと気付くと右下に表示されている年月日、時間は2010年になっているので、これを現在時刻に
直しますと、一応ログインすればそのサイトは表示されるようになりました。
根源的に直ったのかどうかは半信半疑なのですがひとまず安心です。

近所の公園へ行って見ました。
すると、私世代の男女が10数人、大きな桜の木の下でお花見宴会をしていました。
そ〜と脇を通り過ぎると「○○さん!」と私の旧姓を呼ばれました。
ずっと昔同じ職場に居た方でした。

桜は葉桜になり始めている木もありました。
チューリップは黄色が満開で赤が少し、これから白が咲きそうです。
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樹林の先は日本海です
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【ギター弾く 男の背なに 飛花落花】
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【囀りに 聴き耳立てる 主知らず】

もう買うことは無くなった著名な山の雑誌を図書館で閲覧していたら、
1月に投稿した俳句が掲載されていました。
記録を見たら1月24日に投稿した俳句でした。3句投稿した内の1句でした。
初めての投句で、すっかり忘れていたのですが、嬉しかった!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
投句入選おめでとうございました。また山の感動を句にしたためて下さい。
しゃくなげいろ
2017/04/19 13:06
しゃくなげいろ様
ありがとうございます。
端っこに載っただけなのに、恥ずかしい限りです。
山へ行って、山の句を作り、投句する、しばらくは
それに打ち込みたいと思っています。
のりこ
2017/04/19 18:11

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