のりこの山と本の記録

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zoom RSS 【奥秩父 その2 「笠取小屋から雁峠〜雁坂小屋〜雁坂嶺】

<<   作成日時 : 2016/05/05 23:00   >>

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夜半は何度も眼が覚めました。
薪を継ぎ足しに来ると玄関の戸が開き、その音で眼が覚めてしまいました。

若者男性は遅くまでストーブを囲んで、小さい声で話しているのですが・・・
お隣の女性とは夕食前に、持参された「赤霧島」を頂きました。
黒霧島は飲んだことはありますが、私は焼酎は詳しくはないのですが、赤霧島は
まろやかで、甘みも感じます。
帰宅後調べましたら、「ムラサキマサリ」と言う紫芋が原料で年2回しか販売されない為
プレミア価格になっているとのことです。
ご馳走様でした。

夜半から降り出した雨は朝になっても降り続き、仕度をする気分にはなりません。
同室女性Oさんは、三条の湯まで行くとのことで、雨具を着込み出発されました。

テント泊の8歳の女の子とお父さんが小屋に入ってきて、テントを乾かしたり
食事を作ったりしました。
お父さんと二人、北海道や色々と歩いているタフな未来の山女ですね。

その子が蛙と卵があるよと言うので、一緒に行きます。
実はこの園地に上がった時に驚いたことには、何と車があったのです。

小屋前には林道へ繋がる狭いけど、軽自動車なら通れる道がありました。

その側溝に蛙と卵
女の子が蛙が2匹いると言うのですが・・・
もう何処かへ飛んでいったでしょう、と言うと「ずっといるよ」とのこと??

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動かない訳が納得です!
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でも8歳の女の子には何も言いません。

笠取小屋の方には、ずっと雨が止まなかったら、このまま小屋に居ても良いですか?
と言いますと「好きな様に!いつまでも」とのことです。
女の子のお父さんもあのコースは雨だったら行く意味ないよ!と。

暫し、まったりして時間を過ごす内に、雨は上がりました。

笠取小屋(8:40)…雁峠分岐(8:50)…雁峠(がんとうげ)(9:00)…燕山(つばくらやま)(9:45)…古礼山(11:00-11:30)
水晶山…雁坂小屋(12:45-14:17)…雁坂峠(14:40)…雁坂嶺(15:30)…雁坂小屋(16:20)
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雁峠分岐から雁峠へ行く途中に「雁峠小屋」がありましたが、避難小屋そのもので中を覗かずに
行きましたが、帰宅して後、気になって調べると、加藤司郎氏が「雁峠だよりーはみ出し役人の山小屋再建記」
と言う著書をかつて出版されていました。
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ここからは急斜面となっていて、雨、風の時には通りたくないなと思いながらジグザグに登り燕山に着きました。
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振り返って笠取山
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此処から雁坂峠までは開けた場所、樹林帯と交互に繰り返して行くのですが、どちらかと言えば、私の
進んでいる方向は登りが多く、帰りの雁坂小屋からの方が下りが多いので楽ですね。

小さなピークを一つ、二つ、三つと登り、下る繰り返し、その合間には樹林帯が切れる。
遠く白い峰々は南アルプス、甲斐駒ケ岳?北岳?ではなくて塩見方面とのこと。
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ワォ!富士山です!
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こちらのコースはずっと登山道脇にはバイカオーレン(梅花黄蓮)が咲いていました。
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富士の左の尖がりは大菩薩嶺
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古礼山に着きました。
雁峠と雁坂峠の中間地点です。
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広い笹原の園地でベンチもあります。
富士を添付したメール、LINEなど山仲間へ送り、羊羹など食べて、富士を眺め暫し休憩します。

水晶山です。本日最後のピークです。
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此処もベンチがありますが休憩無しで進みます。
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全部を歩いた訳でも無いのですが奥秩父主脈縦走路の中では、笠取山から雁坂嶺の間は
比較的アップダウンが緩やかな区間のような気がします。

下って行くと程なく雁坂小屋が見えてきました。
雁坂小屋は道の駅みとみから、或いは甲武信岳からの縦走者が多いかもしれません。
此処でも笠取小屋でも小屋に泊まる人よりはテント泊の人が多いですね。
笠取小屋、雁坂小屋と二泊で歩くのは、贅沢な、或いはのんびり山行でしょうね。
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宿泊棟前にはオリジナル手ぬぐいの見本が並んでいます。
すみません、買いません。
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welcome drinkはポカリとバームクーヘン
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ほらほらご覧!
と言われて見れば、もう一つの歓迎のハートマーク
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私が撮ればこんな感じですが
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展望可能が全て網羅された写真が掲示されていました。
此処から見ると和名倉山、唐松尾山、雲取山がこうした位置に見えるのですね。
笠取山からいつかは、行きたいコースです。
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登山道案内を見ていると歩いていない区間へ眼が留まり、何処を拠点にして歩こうかなと想像が広がります。
今年の大型連休は雪が少なくて幸いでした。
最後まで雪が残っているのは国師のタル辺りだけではないかとのことです。
笠取小屋は甲州市塩山
雁坂小屋は秩父市大滝で、もっと進むと、甲武信小屋まで埼玉県で甲武信岳へ上がれば
三県に跨っているのですから、埼玉県のエリアは狭いようで奥深い県であると実感します。

お昼を食べ、ザックを置いて雁坂峠〜雁坂嶺へ行きます。
雁坂嶺に雁坂峠が無ければ、雁坂小屋に雁坂峠が無ければ、奥秩父主脈縦走路にこれほどの想いを馳せたか?
峠に対する何と説明したら良いか?憧憬に突き動かされるものがあります。
四辻の交通の要所が伺える雁坂峠です。
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山々の連なりの果てに谷が連なり、その下には人々が住み、又、谷、山と連なり、その連なりの果てに
富士が堂々と雄大な象徴を示している光景で、言葉には俳句も短歌も詩も出て来ませんが暫し見惚れます。

雁坂嶺は峠から見上げる以上に登り甲斐があり、偽ピークが二つも越えます。
誰も居ない山頂!と思ったら、此処に居るよ!と鹿のキーン・キーンと鳴く声が響いています。
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木々の間に横たわる富士に別れを告げて雁坂嶺を後にします。
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受付をした時には小屋に泊まるのは、私一人でした。
が、朝の天気が晴れたのを確認してから出かけて来た人が居て、遅くなってから数人小屋泊まり、
テント泊と人が増えました。

薪ストーブが燃えている食事処で一人の夕食。
侘しいけれど、結構一人が好きなので、これも又、楽しいかな
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写真に撮るほどではないですが、自己の備忘録の為に。
一パックの白ご飯は多く、残ったのは翌朝にスープと一緒に雑炊にしました。

早めの夕食を終えてから、管理棟へ宜しかったら飲みに来ませんか?
とお誘いを受けていたので、お邪魔しました。
スタッフは小屋オーナー GOROさん、お手伝いのISIWATAさん、TANAKAさん、
紅一点の素敵なNORIKOさん(同じ名前)、そしてゲスト(お客)の若い男性2人。
既に盛り上がっています。
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何処か(八ヶ岳です!)で見た赤提灯が此処にもありました。
「會津」を頂きました。
会津酒造のこのお酒は初めてで、、辛口ではないですが、まったりとした深みのある甘口の味わいでした。
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「ヤマレコ」ユーザーの何と言うのでしょうか?名刺でしょうか?
壁面に張られていて、コチラでヤマレコユーザーの集いを各自がそれぞれ、
酒、食材等担ぎ上げて集結されたそうです。
私も一応ヤマレコユーザーには登録してあるのですが、記事をアップしたことは無く、もっぱら閲覧のみです。

天気回復を見届けて出発して来た男性は8時過ぎに着いたのですが、この居酒屋にどうぞ、どうぞと
向かい入れてくれ、小さな小屋ならではの歓迎ですね。
北アルプス等の小屋ではこんな歓迎など考えられませんが。

さて一夜明けて、いよいよ名残惜しい下山日です。
5日も晴天で来た道をそのまま踏襲して作場平へ戻ります。

翌朝出発前にお世話になったオーナーとスタッフと。
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お世話になりました雁坂小屋

本当は、私は入らないで撮りたかったのですが・・・

雁坂小屋(6:10)…雁峠(8:50)…笠取小屋(9:23-9:40)…作場平P(10:55)=「のめこい湯」入浴=自宅

笠取小屋に着くと、お帰り!と又も美味しい珈琲を頂きました。

お天気には恵まれ、小屋の方々、同室の方にも恵まれ、楽しい3日間でした。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
赤霧島とはいい酒飲まれましたね。山梨は飯田蛇笏の故郷ですね。オイラも雁坂峠へ登りたくなりました。(笑)
しゃくなげいろ
2016/05/14 17:19
5月の良い山旅ができましたね。
雁坂峠のあの明るく伸びやかな雰囲気は私も好きです。
那須と会津の間に大峠という似たような峠がありますが、雁坂にはなんと言っても富士山がありますから・・・。
雁坂小屋には「便所国道」という有名なトイレがありますね。
トイレの中を国道が通過している、ということですが考察した方の説によるとホントではないようですね。
『雁峠だより』の加藤さんは続編を2冊出されていますが、先年亡くなりました。
赤霧島は出たてのころ某コンビニにつてがあって月2回の発売日にゲットしていました。
もともと酒飲みではないので今は入手していません・
風花爺さん
2016/05/14 21:04
しゃくなげいろ様
赤霧島をご存知でしたか!
山々の連なりの間の横たわる峠を越えて行く歩きは、独立峰の登山と違う楽しみがありますね。そういう意味では奥秩父縦走路は難易度は低い割りには、楽しみがたくさんありますので、是非行かれて下さい。
のりこ
2016/05/15 09:01
風花爺さん様
仰せのように、私が惹かれるのは、山もそうですが、やはり新潟からでは味わえない「富士」眺望が得られることが多きいと思います。
それは毎度毎度と言う訳ではないですが。
「便所国道」は初耳でした!
加藤司郎さんの著書「雁峠だより」はネットの中古本で手に入れました。
中古本と言っても新品同様の本が届きました。
他にも白山書房から二冊出されていますね。
雁峠小屋は今では往時の面影はありませんが、雁峠を知らない多くの人には雲取山と甲武信岳の縦走路の中間にある峠だと説明しますと。
冒頭に書かれていました。
ゆっくりとボチボチと読んでみたいです。
加藤氏は亡くなられたのですか!
存命なら77歳なので、残念ですね。
昨年の手塚宗求氏にしても加藤司郎氏にしても、自分が知りえた時にか故人になっていると言うのは残念です!
本を読んで、山に行きたくなる場合と行ってみて本を読みたくなる場合と両方ありますが、順番はどちらでも、深い思い入れを抱いている方の本を手にするのはワクワクしますね。
私はお酒に関しては、好きですが、どうしても手に入れて飲みたい程の拘りは持っていません。頂ければ、喜んで飲むという程度です。
のりこ
2016/05/15 09:15

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