のりこの山と本の記録

アクセスカウンタ

zoom RSS 西駒へ その2

<<   作成日時 : 2015/09/20 07:22   >>

ナイス ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 8

その1を書いてから随分日にちが経過してしまいました。
世の中では国会が荒れたり、豪雨水害が起きたりしましたが、私個人的には会山行があり、その後に何故だか?ストレスからか?時々胃痛に悩ませられました。

退社後は出来るだけ安静にして、せっかくパソコンを階下に下したのに、触らない日々でした。

が、ここらで心機一転!

まず、西駒山荘の受付を済ますと、トイレ使用の説明です。
玄関の三和土にはトイレ(?)があります。
実は、トイレではなく、便袋をセットできる様式便座のようなもので、下はネットになっています。
便袋を広げ、被せて、使用後は空気を抜き、上部が一部切れるようになっているので、縛って、トイレ内部の専用の部屋にある大きな入れ物にポイと捨てます。

私はネットで「便袋」の事は知っていましたので、取り敢えず3個下さいと申しますと、今は管理が面倒なのでトイレ中に便袋はあるので、各自がトイレ前の基金箱にお金を入れて下さいとのことでした。
(或る方のブログでは1個100円で購入とあったので)
夜中にトイレで撮った写真です。
画像


トイレの説明を受けた後には暫し夕食までのリラックスタイムです。
石室部屋を覗くと、大勢が酒盛り(?)しています。
最初自炊部屋かと思ったのですが、会社の仲間16名のグループでした。どうぞ、どうぞとの声に甘えて、缶ビールを買い仲間入りです。
私が新潟県から来たと言いますと、端から出身地を言って行き、若者ばかりかと思ったのですが、我が同世代の男性もいました。
中に新潟市出身の若者が居ました。

その内にヘリがやって来るので、見たい人は早めに外に出ているようにと言われ、皆さん出て行きました。
私はヘリはまぁ、良いかと思い、食堂で女性2名が手招きするので、缶ビール片手で、食堂で女性2名に一緒しました。
東京の某大きな山岳会に所属する女性2人は、私と同世代。
ロープウェイで来たとのことですが、バスが混んで遅くなったとのことです。
私より若干遅くの到着でした。
其処で、何と!!
お刺身がテーブルに乗っていました。
どうぞ!どうぞとのお薦めに美味しい真鯛の刺身を頂きました。
何で、山小屋に刺身を持ってくるのでしょう!?

画像画像












カマンベールチーズもあります。
缶ビールは呑み終わったので、刺身とくれば日本酒でしょ!
画像画像












当山荘の管理人が杜氏を務めています
そうなのです。
管理人 宮下 拓也さんは2枚の名刺をお持ちで、2枚頂きました。
「西駒こまくさ会 事務局」
「信濃錦醸造元 杜氏」
本業はあくまで「西駒山荘 管理人」とご本人は仰います。
私の娘世代で、若いのに、管理人暦は永いのです。
私世代のお父さんが居まして、こちらが管理人かと思ったのですが、「私は息子の下僕です」と答えました。
説明をしているのが自称下僕のお父さんです。
画像


お父さんは、事情があって新潟の親戚の家に住んでいたことがあるそうで、その親戚は私と同じ西区の隣の町でした。
新潟に縁があると言うことで嬉しくなりましたね。

お刺身持参のIさんは、もっと驚くことには、小屋管理人さんに、山へ来る時には必ず、山では食べられないような(例えばお刺身のような)食べ物を差し入れに持参するのだそうです。
明るくて、ザックバランで、そして、もうお一人の方に言わせると「大富豪」だそうで、「金銭力・担ぎ上げる体力」共に充分備わっているのですね。
中央アルプスの私の好きな山小屋の話などなど・・・しながら信濃錦の辛口お酒はこってり深みがある飲み口で、刺身、チーズ、辛味噌に生キューリと「西駒居酒屋」でした。

さて、夕食は大好きなカレーです。
カレー以外、サラダや漬物、キンピラなどは大皿に盛られていますので、好きなだけ(有るだけです!)
画像


夕食後は一昨年着工開始、昨年8月に新装なった工事のビデオを写して頂き、鑑賞しました。
実は、出かける前に検索で、西駒山荘が新築なるので、壊されるとのことで、昔の信州大学の仲間と同窓会を小屋で行った時のブログに出会いました。

西駒山荘は、「聖職の碑」で有名な遭難事故を教訓に建てた山小屋で、歴史は100年にも及びます。
かつては伊那市所有の小屋を信州大学農学部学生が麓にある寮生で賄っていたそうです。
そのブログの方はかつて信州大学学生時代に友人が小屋に入っているからと、手伝いに行った経験があるとのことです。

で、旧い小屋の内部の様子が伺えます。

ビデオでは旧い映像、工事の様子等々貴重な映像が観られました。
管理人 宮下さん、大工の棟梁、伊那市長さん等々写っています。
幸い、最前列に座っていたので、許可を得てカメラに収めました。
画像画像













画像画像













画像画像













画像画像













画像画像














出来れば、旧い小屋にも一度は泊まってみたかった!
私にとっては、時には、其処に山があるから行くばかりではなくて、其処に小屋があるから行くが「主目的」の場合も多いのです。
先日行った「青年小屋」もそうであると言えます。
西駒山荘に泊まる場合でも、ロープウェイ利用で、濃ケ池経由で小屋に泊まり、馬の背経由で駒ケ岳へ登りロープウェイで下山と言う方法もあります。
16名の会社グループの方々は、軟弱者揃いで、酒を担いで来るので、楽々コースで来ています、とのことでした。

ビデオ鑑賞後は外で、眼下の伊那市で上げている花火を見たり、天体望遠鏡で土星や月を見せて頂いたりしました。

さて一夜明けて、朝食です。
ご飯、味噌汁以外のおかずは大皿に持ってあり、好きなだけ頂きます。
画像


まずは将棋頭山へ。昨晩ご馳走になったお2人と一緒に。
山頂の標識の文字が薄れてしまっています。
画像

お2人は桂木場へ下りるので、ザックは小屋前にデポして、私は馬の背経由で行くので、ザックは持って行きます。
これから向かう木曽駒ケ岳方面
画像


画像

分かり難い案内です。
西駒山荘と将棋頭山は分かるのですが、書かれていない真っ直ぐな道が木曽駒ケ岳へ向かう道なのです。
足元に小さくある案内で、実は帰路に、聖職の碑の処で、小さなピークがあり、若い女性2人が此処が将棋頭山ですか?と訪ねたのですが、小屋へ向かっている私は小屋に近い処に分岐があるので、一緒に行きましょうと言い、この分岐まで来ますと、小屋にザックをデポしてきた2人はこの道導を見落として来たと言いました。

ハイマツに覆われた道を辿ると広い場所に出ます。
遭難記念碑です。
画像


八合目で濃ケ池と宝剣岳へ向かう道と馬の背経由で木曽駒ケ岳へ向かう道の分岐に出ます。
昨晩、女性2人と、明日は濃ケ池経由で行きたいと思うけどと話しますと、濃ケ池の花はほぼ終わっていたし(今年は花の開花が早い!)其処から宝剣岳への登りを経て木曽駒ケ岳へ向かうのはキツイと思うよ、と言われ、今回は馬の背ピストンにしました。

3度目の木曽駒ケ岳です。
画像


西駒山荘からは人も少なかったのですが、木曽駒ケ岳周辺は人、人でいっぱい!
のんびりと休憩している人が多い中、私は梨を半分だけ食べて出発です。
晴れてはいるのですが、展望はこんな感じでした・・・
画像


来た道を山荘まで戻ると脇には「コマクサ再生の地」としてコマクサが咲いていました。
画像画像












昨日歩いた道を忠実にゆっくりとゆっくりと戻ります。
ウンザリするくらいに長く感じました。
休憩を入れて、≒10時間は歩きました。
今度は楽々コースで西駒山荘を訪ねます。
お気に入りの山小屋が一つ増えて嬉しい限りです。
「みなみらんぼうさんを囲む夕べ」や「聖職の碑完全トレース」や「信濃錦を飲む」とか色々と楽しいイベントがあるようで、今度は早めにイベント参加出来るように予定を立てたいな!

9月6日NHK「小さな旅」の放送「百年の頂」で、木曽駒ケ岳が紹介されました。
宮下さんが屋根にお布団を干している様子が映されていました。

PS:帰路、大樽避難小屋に寄り、簡易トイレがあったので利用しました。
ここでも、トイレ前に便袋があり、お金入れは小屋内部にありました。
使用済みはトイレ前のタンクに入れられるようになっていました。
小屋内部も綺麗に整頓されていて、若者なら泊まれるでしょう。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
西駒山荘の歴史がよくわかりました。杜氏さんのお酒も試して見たいし、来年出かけてみたくなりました。
しゃくなげいろ
2015/09/21 04:52
西駒山荘や3度目の木曽駒ケ岳! noritanさんらしい素晴らしい山歩き、羨ましく拝見致しました。
歴史ある西駒山荘の心のこもったお刺身やお酒、美味しさも格別だったことでしょう。 (*^_^*)
FUKU
2015/09/21 08:32
隔世の感を覚えますね。
私が旧西駒山荘に泊ったときはもちろん大部屋での雑魚寝でした。
食事も自炊です。
もっとも11月中旬のオフシーズンのせいだったかもしれません。
それにしてもカレーライスが見るからに旨そうです。
今どきの山小屋はそれなりの気合を入れたものを提供してくれますが、私は変に○○もどきの食事より、上手に作ってくれたカレーの方が食が進みます。
そして朝はタマゴかけご飯に限る、と思い込んでいいます。
風花爺さん
2015/09/21 17:09
しゃくなげいろ様
訪問、コメント感謝です。
山ありて小屋在り、小屋在りて歴史ありですね、
是非、来年どうぞ!!
noritan
2015/09/24 05:06
FUKU様
訪問、コメント感謝です。
初めての山へ行くのもワクワクしますが、同じ山域を何度も季節を替え、コースを替えて行くのも楽しいものですね。
noritan
2015/09/24 05:08
風花爺さん様
訪問、コメント感謝です。
「○○もどきの食事」も私は好きですが(笑)
カレーは文句無しにOKですね。
カレーだけ!って小屋もありますが、サラダや煮物、漬物等あったので嬉しかったです。私も一度、旧い小屋に泊まっておけば良かったと「後の祭り」です。
noritan
2015/09/24 05:12
 大正初めのことだから、今よりも道も悪かっただろうし装備も悪し。あるはずの小屋が無くなっていた不幸、登山史に残る遭難ですね。
 山もさることながら小屋の様子がよく解ります。流石は小屋フェチ(笑い)、丁寧な記事をありがとう。
山いろいろ
2015/10/19 17:01
山いろいろ様
本当に「小屋フェチ」ですね。
自分で言っているのですが・・・
難儀な思いをして小屋に辿り着いた安心感は何者にも代えがたい、至福の喜びです。
是非、山いろいろ様も行ってみて下さい!
noritan
2015/10/20 11:14

コメントする help

ニックネーム
本 文
西駒へ その2 のりこの山と本の記録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる