のりこの日暮し日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 【1Q84】

<<   作成日時 : 2009/08/12 05:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

ようやく、という感じで読み終えました。
購入したのは第1版が売り切れる前だったのに、買ったと言う安心感からか、投げておいて、他の本を次々に消化せねばなりませんでした。
図書館に予約した本が次々に借りることが出来、それらに追われたりしていました。

で、ようやく、世間の書評もチラホラと出揃った頃でした。

画像

画像


この小説のブームは異常とも思える勢いで世間を席捲しています。
初めて、村上作品を手にした人が多いのもその所為のようです。
かつてからの春樹ファンにしてみれば、他の村上作品を読まないで、この一作品だけで判断しないで欲しい!
とも思うのですが、村上春樹氏が従来の日本の「文壇」という社会に馴染めずに一線を引いて、外国で住んでしまったりしているものですから、氏ほど、賛否、嫌悪、両極端に分かれる作家も珍しいと思います。

私は、村上春樹は同時代を生きてきた「同士」として、観続けたいと言う、大前提があります。
同世代なのに、その作品は、かつての日本文学を踏襲するものではなく、大きく外れた文章、その世界感には、衝撃と共に、日常的な事柄を書いていながら「自分の日常」とはかけ離れた世界感に惹かれました。

彼ほど、作品、彼本人に関しての分析、批評のテキストが多く出版されている作家も珍しいと思えるほどです。

「1Q84」のあらすじは、今更、私が此処で述べる必要がないほどに、既に周知のことです。

7月14日 NHK「クローズアップ現代」で【"物語"の力と題して、放映されました。
録画もして再度観てみると、バックに流れている曲が、作品、冒頭から登場するヤナーチェクシンフォニエッタ」でした。

ネットで試聴も出来ました。

1Q84を読み解く鍵として重要なこの「シンフォニエッタ」はCDも売れているとか・・・

私は、青豆も天吾も好きな人物です。
何故?青豆なのか?
天吾が何故川奈君ではなく、天吾なのか?
やはり、青豆に可愛い名前を与えると、彼女のキャラクターには似つかわしくないからなのか?
何度も、何度も繰り返し出てくる、青豆と天吾が小学生の同級生だった頃、両親の熱心な宗教の所為で苛められていた青豆をかばってあげた天吾、その天吾の手をしっかり強く、ジッと見据えて握り締めたシーン。
作品には、何度も直截的なセックスの描写が出てきますが、そんな物体的な描写よりも、手を握り締めただけの場面にジーンときます。

今、手元には2冊の本はありません。
村上春樹の作品など読んだことがない弟が借りていきました。
返してもらったら、再読がしたい。

まぁ、ブームに乗っかっているといえば、言えなくないですが、旧来の村上春樹信奉者としては、より深く、彼を見据え、より深く旧い作品の再読をする良いチャンス到来です。

この作品を読み終えた後には、限られた時間の中では、読むに足り得ない作品に時間を費やすことはない。
一人の作家の作品の坑道を掘り進むことが大切なのではないか!
としばし思いました。

まぁ、そうは言っても他の作品も、勿論読みますが・・・





ヤナーチェク:シンフォニエッタ&ルストラフスキー:オーケストラのための協奏曲
EMIミュージックジャパン
小澤征爾

ユーザレビュー:
1Q84人気で再プレ ...
予想外の名演!シカゴ ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
何百万部も売れているとか?勿論俺は読んでいないけど…しかし購読者の皆さんのどれだけが内容を理解できるのだろう?
それにしても随分長い間、本を読んでいないなぁ〜
輝ジィ〜ジ
2009/08/25 21:50
輝様
作者の言わんとしたい意図は、何処までも深い井戸のごとく、宇宙までも果てしない高さかもしれないけれど、自分の手の届く深さで、井戸に石を落としてみれば、チヤポンと音するし、高みを見上げれば、眼の届く範囲で空が見える。自分なりの理解で読み進めば、こんなに面白い、グングン惹きつけられるストーリーはない。
我が、ブログのタイトルは村上春樹氏のデビュー作を頂きました。衝撃的なデビューでした。かつての、同世代の作家の描く世界と言葉が「チョット違うぞ!!」って感じで。
すみません、お返事になっていませんでした。
noritan
2009/08/26 00:19

コメントする help

ニックネーム
本 文
【1Q84】 のりこの日暮し日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる