のりこの日暮し日記

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zoom RSS 「ゼロになるからだ」

<<   作成日時 : 2009/01/13 03:16   >>

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シネ・ウィンドで上映された「ヤー・チャイカ」は谷川俊太郎さん覚和歌子さんを招いてのトーク会もあり、是非行きたかったのですが・・・
出勤の土曜日でした。

せめて、映画だけでも見たかったのですが・・・
僅か1週間くらいの上映期間と時間と所要優先で、映画も見損なってしまいました。

写真映画という初めての試み、詩人と作詞家&詩人とのコラボレーションで作られた映画は、本当に観てみたかった〜〜〜

私の本棚、何冊も過去には売り払ったり、処分をしたりしてきても捨てきれずに残っている詩人の5本の指の中の筆頭が「谷川俊太郎」と言える程、彼の平易な言葉で綴られる詩は淀んだ身体の清浄剤のような感じです。

が、覚 和歌子さん?
そうだ!「千と千尋の神隠し」の作詞をした人だ。くらいの知識しかなかったのでした。
で、もう少し年配の方かとも思ったほどでした。

その覚 和歌子さんの映画「ヤーチャイカ」の素となった「ゼロになるからだ」を読みました。
ほぼ日刊イトイ新聞でも紹介

画像


「ゼロになるからだ」という言葉は「千と千尋の神隠し」の中の歌「いつも何度でも」の中に出てくるのです。

木村 弓さんのCDを買いましたが、覚さんの朗読と歌のCDもあるのですね。

この本は「詩物語」というか「詩エッセイ」というか全く「覚ワールド」ですね。
摩訶不思議な世界への誘いのような言葉と文章がギュっと詰まっています。
「ヤーチャイカ」とは映画のタイトルにもなっていますが、1963年に女性で宇宙に降り立ったテレシコワさんが「こちらボストーク6号(かもめと言う愛称)」と語った「ヤーチャイカ」という言葉なのです。

引用

ヤーチャイカ
わたしはかもめ

地上訓練のシミレーションどおり
加速度は 4G
わたしのヴォストークが 吸い込まれていく空の色は
最初は 青
時間が経つにつれて 青から群青色に
さっきまで 空と呼んでいた空間が
「宇宙」と呼び名を変えていきます

中略

つい4時間前の私の食事は
ライ麦パンに マトンのチョップ
少しの果物とコーヒー
それはまだ 月並みな日常の端くれでした
そこにいたわたしが
今 この場所で至るまで
ほんの4時間の手間でしかありませんでした
ここが
手の届かぬほど遥か彼方にあるといって憧れた
「天空」でしょうか
ありったけの想像力で描いても描ききれなかった
ここが眩しい「あの国」のことでしょうか
だとしたら
どんなに重いはがねの扉をこじあけることもなく
どんなに厳しい審判を受けることもなしに
4時間前の私のままで
ゆっくり呼吸をしています
   後略

説明はいらないですね。
宇宙に降り立った「わたし」の気持ちをこんなにも優しく語っています。

今「青天白日」を借りて読み始めています。
画像

覚 和歌子さんが谷川俊太郎氏と出会うくだりなどが書かれています。
詩人とは、ふと首を右に傾げた瞬間にも、その空間に誰もが何も見えない、そこに自分だけの「妖精」或いは「神」が見え、話が出来る人のことなのではないだろうか?
私のような世俗に塗れた人間には永遠の憧れです。

「サイバラ」と言い「カク ワカコ」と言い、潔く、それでいて繊細で、逞しくもあり、心にたくさんの感情の袋とも襞とも言えるものを持っている人であることか!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ヤーチャイカ  わたしはかもめ 
テレシコワ等は無論 覚えているけど
覚和歌子と言う名前は、全く知らない。忙しいのによく勉強していると感心するyo。


輝ジィ〜ジ
2009/01/16 19:25
輝様
自分のブログを開くことにも疎くなってしまっていあmした。
お返事が遅くなりました。
覚 和歌子さんは「千と千尋の神隠し」の主題歌の作詞者としてまずは名前は知れ渡った人ですね。
「勉強」など、とんでもない、単にアンテナが趣味の分だけ拡がっているだけで〜〜す。
noritan
2009/01/19 12:54

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