のりこの山と本の記録

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zoom RSS 「ワンちゃん」

<<   作成日時 : 2008/08/22 23:00   >>

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いい加減、話題になった本や、受賞された本を追随して読むという悪しき習慣から脱却したいと思いつつ、やはり、何故か気になるのか?話題性のエリアの片隅にでも居たいと思うのか?

今回、芥川賞を二度目のノミネートで受賞された楊 逸(ヤン・イー)の最初にノミネートされた作品「ワンちゃん」をまずは読んでみました。
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中国人で始めて日本語で書いた小説。それがまずは話題性の一番です。が、もし、この作品が日本人が中国人女性の生き方を書いた小説だったとしたら、どうだろうか?話題にも登らず、賞にもノミネートされないでしょう。
テレサ・テンが日本語で日本の演歌を歌ったような感じです。
文字を連ねて書かれたものを「小説」とは称するでしょうが。それは「文学」という粋にまでは達していないのではないか?素人の「小説作法」の習作を読む思いでした。

「王愛勤」という中国人女性は名前からして「勤労」の勤が入っているので、他の姉妹とは違って、勉強にもお金にも縁がなく、もっぱら体を駆使して働く一方だと言っています。
王から「ワンちゃん」と呼ばれています。

結婚には失敗続きで、日本人とも結婚しますが、夫との生活は幸せとは言いがたい。
そんな彼女は日本の中年に入りかけた男性達と貧しい中国人女性とを引き合わす「お見合いツァー」を企画します。

文章、内容共に「現実」を書いたもの、それだけという感じ。人間の哀しみの根源を言い表すのに「悲しい」という言葉は使わずに、もっと別の言い方で表現されるべきだと言うと言う「日本」の「文学」への理解が欠如している感は否めない。

当作品の後に書かれた「時の滲む朝」では悲願(?)の芥川賞を射止めましたが、「天安門事件」について読むならば、中国人が中国語で書かれた(日本語に翻訳された)作品を読みたいと思いますが・・・

話題性で一作だけは読むけれど、という作家に堕してほしくないですね。
昨今の芥川賞、直木賞にはそうした「一過性」作家の輩出が多すぎるような・・・

21日
メギス焼き・ レンジでチンの蒸し茄子 
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22日
ソーセージ&ゴーヤ=チャンプル風
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