のりこの日暮し日記

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zoom RSS 笠新道から笠ケ岳

<<   作成日時 : 2007/07/28 23:00   >>

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日本百名山「笠ケ岳」は何故か一生懸命百名山を登っている頃には登る機会が無い山でした。
私が登ることが出来る「百名山」の中で、体力、経済、時間とこの3要素が満たされないので北海道(登ったのは2座)、宮之浦岳はどうしても残ってしまいます。
お盆休暇を利用して3泊以上の山行で南アルプス、北アルプスは登ることが出来ました。

で、昨年会山行で2泊で笠ケ岳に登る機会を得ました。
ところが、紅葉の中を登った鏡平山荘では一夜明けてみると積雪20cm以上の銀世界。
此処より上は冬山装備でないと危険とのことで、そのような装備が準備出来ていないし、私のような素人も居ましたので、止む無く鏡平から下山しました。
又も登り損ねてしまいました〜〜

で、今回梅雨のほぼ明けたと思われる7月最後の週末に行ってきました。
久しぶりの単独行です。

前夜は夕食作り、入浴したりで、結局出発は21:30になりました。
何もせずに出発すればよかった!と後日反省!
さて、深夜走り通す元気も失せたので12:05有磯海SAで就寝です。
翌朝ももっと早く出ればよいもをグズグズして目覚め、5:00出発。5:18富山ICを下りました。

新穂高温泉までの道は一本道、何度も通っていますので迷うことはありません。
駐車場も満車状態でした。
が、”軽”の良いところは僅かな空きを見つけ、他の車に習って路肩に縦列駐車です。

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この看板のゲートを通ったのが7:42

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林道を歩き、笠新道への登りの水場です。
朝食を食べて、8:53出発です。

此処の標高が1,360m⇒笠ケ岳山荘2,810mまで標高差1,450mを登らなくてはなりません。
「杓子平」まではとにかくガンバロウ!!
ジグザグの道は次第に石と石を跨ぐような道に変わっていきます。
最初で足が攣ったり、歩く気力は失せないようにとにかく、自分のペースで長い休憩は取らずに水を補給する程度に留めて歩きます。

11:07
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ホントに中間かいな?
あと1時間30分で杓子平に着く訳はないと思いながらも少しホッとする。
でもポツンと雨が落ちてきました。
とりあえず雨具の上だけ着て、笠を差します。
オット間違えました。傘を差しました。
カサを差しながらカサを目指す〜〜〜〜

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ようやく「杓子平」到着です。
実はこの標識の右を少し歩いた場所に本当の?平な広い広場があるのです。
中学生くらいの少年と両親が休んでいました。
少年は両手を広げて、ガスっていて見えない笠ケ岳への稜線の方に向かって精一杯立ち向っているような感じでした。
これから登りですか?との問いに、いえもう下りますと応えました。
少年はニコニコして、知的障害があるように見受けられましたが、山に包まれて本当に体全身で喜んでいる様が、疲れた私には気持ちよく感じられます。
遅い時間に下山して行く人と擦れ違った時には、何処の小屋からですか?
などと頓珍漢な質問を最初しました。
すると、何と(と驚くのは私だけ?)日帰りピストンされる方もいるのでした。
この家族は山頂までもう行かれたのでしょうか?
でも此処で長い時間休憩されていたような様子なので、此処までで帰られるのでしょうか?
それは聞きませんでした。
私もここで遅めの昼食を軽く取ります。

此処で、小屋に電話を入れます。
事前に登山道の様子を尋ねた時には1人なら予約は要らないと仰っていたし、当日の急な出来事や天候で行けなくなるかもしれませんでしたので、予約はしていませんでした。
でも、此処で既にこんな時間。まだまだ先は長いので、とにかく小屋には行きますので夕食の準備だけはお願いしますと。
電話の向こうでも、まだまだ時間は掛かりますから気をつけて来て下さいとのことでした。

ガイドブックでは、此処までがきつくて、後は「笠ケ岳」を望みながら歩ける。
と書いてありましたが・・・
雨は大降りにはならないで、時々止み、そんな時には花の写真も撮ることが出来ました。(単独の気楽さ!)
そうかと思うと又降ってきます。
ズボンの替えを持たないので雨具の下も穿きました。
杓子平からはドンドン下ります。雨は止んでもガスっていて周辺は何も見えません。
下り、又登り返して・・・
次ぎの分岐=抜戸岳への分岐まで中々出ません。

ようやく出ました。
ところが雨でカメラもザックにしまい、記録を付けていないので時間は分からないのです。

雨は上がりました。
でもガスが掛かり、周辺は何も見えません。
危険な箇所はなく、岩、石の上の歩きで登下降を何度も、何度も繰り返しながら・・・
中々小屋が見えない〜〜〜〜
これがもし、晴れていたなら(翌日にはっきりと分かりましたが)遠くに笠ケ岳のピークが見えるのですが。
テントの色が見えたので小屋も近し!
と喜んだのですが、そのテントは相当小屋から離れた場所に設営されていたのでした。

昭文社の「山と高原地図」でのコースタイムでは「杓子平⇒抜戸岳分岐 1:20」
とありますが、これが2時間は掛かっているようでした。
分岐から小屋までは1:10 でもこれも2時間は掛かってしまっています。

ようやくテン場が見え、色とりどりのテントは見えました。
ガスって居る中でのテント群の色は、天国に見えました。
でも小屋は???
歩いていた女性が居ましたので、小屋を訪ねました。
するともう少し、登り、雪渓を少し横切ると在りますと。
テン場にトイレはないので、トイレが大変ですと。

今回のルート上初めての僅かな雪渓を横切って、ようやく小屋に到着!
18:00でした。

小屋は超満員!
本日最後の宿泊者でしょう。
他の部屋は布団1枚に枕二つ状態らしいですが、私の部屋は私の列のみ、4人、枕一つで寝ることが出来ました。
超疲れた体にはそれだけはありがたかったでした。
疲れ切って到着した私にご主人が、最後の夕食タイムはすぐだけど、チョット休んでから19時くらいにしましょうか?と仰って下さいました。

ハンバーグやサラダの洋食系お皿、かぼちゃやインゲン、高野豆腐の煮物系のお皿。
デザートのお皿。とおかずも豊富です。
でも、摂食障害になったようで、食べ物が喉を通りません。
ビールですら美味しくないのです。
ホンの少しつついただけで食べらないことを詫びます。

部屋では元気なグループの方達がお喋りに興じていますが、とにかくバタンキューで就寝です。

杓子平手前はお花畑です!
ヒメサユリ!??でもこれはササユリなのでしょうね。
ササユリも、北アルプスでは珍しくこの笠ケ岳だけらしいと聞きました。

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杓子平の直下斜面にはコバイケイソウとシナノキンバイが混じったお花畑でした。

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コメント(8件)

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おうおう、やっと行ったか。難儀だったろう。でも
笠の小屋は良かったろう。おいらが行った時は天気が
良かったぜ。下りに槍見温泉に下ったけど、誰にも
逢わずいがったあ。山頂からの眺望に感激して下山した。
赤鬼
2007/08/05 20:04
赤鬼様
そうです。ついにバテバテの体で行ってきました。
小屋は良かったでした。
乾燥室も綺麗だし、料理も良かったし・・・
槍見温泉への道はガクンと下がって見えました。
noritan
2007/08/05 23:33
笠ケ岳でしたか…良かったですね。
ひとりで行く勇気に羨ましさですね。
私は連れていって貰うしかできないので…
100まであとすぐですね、頑張ってください。

いめか
2007/08/06 21:55
いめか様
「ひとりで行く勇気」なんて何のことはありません。
ただ単に、他の人との日程に合わないことと、付いて歩けないからです。でも無理は禁物ですね!
後の未踏の山は北海道と屋久島なのでもう当分は無理です。
100名山に拘らずに、それらの中でも又何度でも行きたい山を選んで2度、3度と行きたいですね。
noritan
2007/08/06 23:09
>カサを差しながらカサを目指す〜〜〜〜
オバン誰じゃ! 訂正 駄洒落?
頑張って歩いたのは解るけど、食べれないほど疲労があるとチト巧くない。単独行は注意が肝要。
輝ジィ〜ジ
2007/08/07 14:47
輝ジィ〜ジ様
小川温泉から朝日小屋目指した時も辛かったですが・・・
下界へ下りると食欲旺盛なのですが、山では余り食べられないのです。これは良くない!食べられるように「食べるチカラ」を残しておかないとね!
色々反省多しでした・・・
noritan
2007/08/08 00:06
ブログを拝見していて、少し気持ちが暗くなりました。
杓子平で中学生位の障害(知的)の子と両親が休んでいた
とありましたが、それが何なんです!!
ここまで頑張って登ったとか、感想をコメントするなら納得出きるが、ただ「障害者がいた」では
障害を持った人に対する差別ではないですか!!
中学生位の子と両親が休んでいたで良いのでは?
私の知り合いに障害を持った子との、毎日大変な生活をしているのを見て、健常者ももっともっと障害者に対して
理解をしなければと改めて思っています。
貴女のブログを不特定多数の方が見ています、
気を付けてください。
山好き
2007/08/08 22:51
山好き様
ご指摘ありがとうございます。
確かに、言い足りない分が多くあり、誤解を与える結果になってしまいました。端折って、一つの文章だけでは結局何が言いたかったのは通じえませんでした。
実は、その子供がとても好意的に、疲れきった私に話し掛けてき、両親も声かけて下さったので、一緒に休憩したのです。
体中で山中に居る楽しさを現しているのでした。
その素直な様がとても感動的でした。
文章を書くという行為の責任、与えることの責任を改めて肝に銘じていきます。
今後共見放さずにご指摘お願いします。
ブログ本分には追記致します。
noritan
2007/08/09 07:18

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