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歴史上の名だたる人物の物語でもない、市井の職人の話を読むのは初めてでした。 そういう意味では「映画化」⇒「内野聖陽」というキッカケに感謝です。 山本一力さんの著書も初めてでした。 「あかね空」 この小説でまず感心させられるのは実在の人物でもないのに、あたかもその時代に江戸の深川に実在していたかのような年代の正確な記述です。 まず永吉が京都の豆腐やでの修行に見切りをつけて、江戸で成功したいと野心を持って出てきたのが宝暦12年、1762年です。 こと細かに此処では値段、時間、寸法、量等々に数値が正確に出てきます。 年数を追うごとに、実際の事件も織り交ぜて、社会の変化も影響して描かれています。 有名な「浅間山大噴火」もこの時代に出てきます。 江戸と京都との豆腐の味の違い、商売の販路拡大の営業等の知恵は今の時代の商売にも生かされるのではないかと思われるほどです。 同じ長屋で最初に出会い、お世話になるおふみとその両親。 永吉とおふみは25歳と18歳で宝暦12年に所帯を持ちます。 長男が生まれ、次男が生まれ、おふみの父が亡くなり、長女が生まれ、おふみの母が亡くなり・・・ 商売の拡大と比例して色々と家族の軋轢も書かれていきます。 永吉が亡くなり、次男は嫁を貰い、第2部では3人の兄弟妹の葛藤が書かれています。 物語は寛政3年、1791年で終わります。 物語は終わりますが栄太郎、悟郎、おきみと悟郎の嫁すみ等の生活はまだ終わっていません。両親を亡くし、兄弟妹のわだかまりと誤解も永年のしこりが取れます。 読者である我々はまだまだこの4人の行く末を見守りたい願望に後ろ髪を引かれながら本を閉じることになります。 さて、映画が愉しみですこと! 越冬野菜で年末に買った里芋が本日で消化。 椎茸、こんにゃく、牛蒡を加えて煮しめに。 母が買ってきたニシンの佃煮。 あかね空
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今日図書館に行くので、あかね空 探してみよう。 |
赤鬼 2007/03/06 06:44 |
赤鬼様 |
noritan 2007/03/06 12:44 |
2001年126回の直木賞受賞作品ですね。山本一力さんの一力は、彼の次男の名前ですよね。直木賞の賞金を借金返済にあてると喜んでいた一家、当時は4人家族でした(今は家族が増えたかどうかわかりません)。家族4人で、自転車に乗ってTV出演していたことを思い出しました。タクシーには乗らず、かなりの距離を一家で自転車で移動。何処に行くんでも自転車。微笑ましい・元気なご一家! |
春蘭 2007/03/11 01:13 |
春蘭様 |
noritan 2007/03/11 01:28 |
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